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あなたの AWS 学習を加速させる、コミュニティとの付き合い方
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Uechi Shingo
June 25, 2025
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あなたの AWS 学習を加速させる、コミュニティとの付き合い方
Uechi Shingo
June 25, 2025
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Transcript
あなたの AWS 学習を加速させる、 コミュニティとの付き合い方 JAWS-UG 沖縄 上地 申吾 2025/6/25
いちゃりばちょーでー
ハイサイ! グスーヨー チュー ウガナビラ。 ワンネー 上地申吾 ヤイビーン。 ワンネー 那覇カラ チャービタン
ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。 皆さん、こんにちは! 私は上地申吾と申します。 私は那覇から来ました。 よろしくお願いいたします。
自己紹介 上地 申吾(うえち しんご) • 渋谷の SIer • ソリューションアーキテクト •
2005/4 – 2022/2 メインフレーム運用監視 / 運用保守 • 2022/3 – 2023/5 テクニカルサポート職 • 2023/6 – 現在 クラウドソリューションアーキテクト • 2023 -2025 Japan All AWS Certifications Engineers • 2025 AWS Community Builders (AI Engineering) • JAWS-UG 初心者支部 / 沖縄支部 • @uechi405
アウトプットしないのは、 知的な便秘
さあ、最初のアウトプットを始めましょう! などで、今の気持ちをポストしましょう! 「コミュニティステージで LT してるよ」 「うえちが話すってよ」 「ワイワイ」 私が先ほどポストしたメッセージのリプライだけでもOK! ハッシュタグの例: #AWSSummit
• 1. 私の「過去」 〜閉塞感と、孤独な挑戦〜 • 2. 私の「現在」 〜仲間が、全てを変えた〜 • 3.
あなたの「未来」へ 〜次は、あなたの番です〜 アジェンダ
これまでの私 •運用監視(メインフレーム、10年以上) •運用保守(メインフレーム、3年) •運用保守(オープン系、1年) •テクニカルサポート(クラウド、1年) •ソリューションアーキテクト(クラウド、2年) 42歳 43歳 38歳 41歳
プラクティショナー 取得
• 「このままでいいのか?」 毎日が同じ繰り返し、このまま10年後も変わらない自分でいいのか • 「変化への不安」 新しい環境に飛び込む不安と、変わりたい気持ちの狭間で揺れ動く • 「同僚との差別化」 運用監視という業務の性質上、差別化し評価を上げにくい •
「同僚の無理解」 「資格とって何になるの?」と問われる度、説明する気力が減っていく 5 年ほど前の私
• 運用保守部門から唯一の挑戦者: 社内の IoT コンテストに唯一エントリー。 「やるだけやってみよう」という思いだけが原動力だった • 開発経験ゼロからの挑戦: プログラミングの基礎すらない状態。調べては試し、エラーの嵐の中で少しずつ前進 •
コードの切り貼り: ネットで見つけたコードの意味もあまり分からず・・・ 動いた時の喜びは最高!! • 背水の陣で臨んだ発表: 「このままじゃいけない」という思いが、自分を前に押し出した 現状を打破したかった、孤独な挑戦
何を作ったのか 1/3 • Raspberry Pi に 各種センサーと 小型のモニターを接続 temp :
26.61 C humi : 51.43 % press : 1016.78 hpa co2 : 554.00 ppm
何を作ったのか 2/3 1. センサーデータをAWSに送信 2. AWS内のデータベースに保管 3. 可視化ソフトでグラフを作成 4. PCやスマホからグラフを確認
5. LINEにも通知
何を作ったのか 3/3 • 11/20~11/21の グラフ(当時) • 二酸化炭素濃度、 気圧と不快指数、 気温と湿度
心の壁 • 40 歳を過ぎたスキルなしおじさんが、 高スキルばかりなエンジニアコミュニティに参加いいのか?
実際のコミュニティ(JAWS-UG 沖縄, JAWS DAYS)は
• JAWS-UGとは、AWS (Amazon Web Services) が提 供するクラウドコンピューティングを利用する 人々の集まり(コミュニティ)です。 • エリア別(沖縄、札幌、東京・・・)
目的別(初心者、IoT、ネットワーク・・・) に勉強会グループがあります。 JAWS-UGとは? https://jaws-ug.jp/act/
• 出来事: JAWS UG 初心者支部での初登壇 • 心境: 「マサカリ(厳しいツッコミ)怖い」「めちゃくちゃ緊張!」 • 得たもの:
達成感、自信、発信の楽しさへの気づき コミュニティでの小さな成功体験
コミュニティでの小さな成功体験
コミュニティでの小さな成功体験
• Taker : • Giver : コミュニティの歩き方 3-Steps
• Taker : • Participant: • Giver : コミュニティの歩き方 3-Steps
• もらう人: • 参加する人: • 与える人: コミュニティの歩き方 3-Steps
• もらう人: コミュニティから学び、情報や知識を得る段階 → まずは参加して吸収しよう • 参加する人: コミュニティの活動に積極的に関わる段階 → 小さなアウトプットから始めよう
• 与える人: 自らの経験や知識を共有し、他者を助ける段階 → 誰かの一歩を助ける存在に コミュニティの歩き方 3-Steps どの段階からでも始められ、 どの段階でも価値がある
• 最初の一言が変えてくれた: 「あなたの経験は、他の人には無い特別なものだよ」その言葉が自信の源になった • 多様性の中で見つける安心感: 年齢、キャリア、技術領域…皆違うからこそ、自分の居場所がある。完璧でなくていい • 例えば: イベントで話を聞く ブログを読む
アーカイブ動画を見る STEP1 もらう人になる
STEP2 参加する人になる • 参加の壁を下げる: 「完璧なアウトプット」を目指す必要はありません。 質問や感想、小さなツイートからでも構いません。 • 例えば: SNSで感想を呟く 登壇者に質問する
アンケートに答える 懇親会で「〇〇の話、面白かったです」と声をかける • あなたの「反応」が力になる: あなたの「面白かった!」という一言が、登壇者やコミュニティの次の力になります。 あなたはすでに最初の一歩を踏み出し ています。 冒頭で行った投稿が、 あなたの最初のアウトプットでした
STEP3 与える人になる • 完璧でなくていい: 「誰かの役に立てるほど成長した」と思うのは幻想 あなたの今の経験が、次の誰かの一歩になる • 例えば: SNS で学びを書く
ブログ記事を書く コミュニティで登壇する コミュニティを主催する • 最高の学習の形: 「誰かの成長を助けた」という実感は大きな喜び
コミュニティの歩き方 3-Steps(再掲) • もらう人: コミュニティから学び、情報や知識を得る段階 → まずは参加して吸収しよう • 参加する人: コミュニティの活動に積極的に関わる段階
→ 小さなアウトプットから始めよう • 与える人: 自らの経験や知識を共有し、他者を助ける段階 → 誰かの一歩を助ける存在に 繰り返すことが大事
『仲間』が、努力のエンジンになった
『仲間』が、努力のエンジンになった
『仲間』が、努力のエンジンになった
• コミュニティ活動: 登壇(CloudNative Days Summer 2025 や、この場での LT) ブログ執筆 運営参加
• 表彰: Japan All AWS Certifications Engineers AWS Community Builders • キャリアの変化: 運用監視 → 運用保守 → テクニカルサポート → クラウドアーキテクト コミュニティがくれた成長と今の私
いわゆる全冠とは?(APN) AWS Partner Network (APN) に参加して いる会社に所属し、「AWS 認定資格を全 て保持している」 AWS
エンジニアの皆様 を対象にした表彰プログラム 正式名称は 2025 Japan All AWS Certifications Engineers https://aws.amazon.com/jp/certification/exams/ https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2025- japan-aws-all-certifications-engineers-criteria/
いわゆる全冠とは? • 2023 年は 579 名のエンジニアが受賞 • 2024 年は 1,222
名のエンジニアが受賞 • 今年 2025 年の受賞者は何名でしたか? https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2024-japan-aws-all-certifications-engineers/
AWS Community Bilderとは? • 知識の共有や技術コミュニティとの連携に熱心な AWS 技術愛好家 や新興のソートリーダーに、技術リソース、教育、ネットワーキン グの機会を提供するプログラムです。 •
ブログ投稿、ビデオ、オープンソースへの貢献、プレゼンテーショ ンなど、他の AWS に特化したビルダーを支援する技術コンテンツ の証拠と精度が重視される https://aws.amazon.com/jp/developer/community/community-builders/
仲間(コミュニティ)が、 私をこの場所に連れてきてくれた
あなたにも仲間がいる • 東京だけの話じゃない: 普段はオンプレミス環境も利用していない方々も、JAWS-UG に参加 50名を超える参加者
最後のメッセージ 始めるのに遅すぎることはない カーネル・サンダース Prompt: 白いスーツ、黒い蝶ネクタイ、白髪と白髭、黒ぶち眼鏡