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MDR(Modeling-Driven Retrospective)のススメ

うきぐも ひろ
July 20, 2024
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MDR(Modeling-Driven Retrospective)のススメ

モデリングによってふりかえる対象物や抽象度といった「視点」を合わせながらレトロスペクティブ(ふりかえり会)を行う方法論「MDR; Modeling-Driven Retrospective」について整理しています。
また、MDRで活用できる記法「ReD(レッド; Retrospective Diagram)」についても説明しています。

うきぐも ひろ

July 20, 2024
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Transcript

  1. 「視点」を合わせれば解決できそう • 「まずこの部分についてふりかえってみよう!」と スコープを絞れば思いつきやすくなるかもしれない ▪ 対象物について視点を合わせる ▪ 「晩御飯何⾷べたい?」だと「なんでもいい」としか⾔えないが 「鶏モモ余ってる」とスコープが絞られると「ほな親⼦丼」とか⾔える •

    Keep, Problemについて 原因と結果を分けて考えるようにすれば話がかみ合うかもしれない ▪ 抽象度について視点を合わせる • KeepとProblemそれぞれの数がぱっと⾒で分かれば バランスを取りたくなってKeepが多めに挙がるかもしれない ▪ ある種の性善説のような気もするが…… 3
  2. で、コレが産まれたってわけ • モデルを作りながらふりかえれば「視点」を合わせやすそう ▪ MDR(Modeling-Driven Retrospective)と呼んでみよう • ということで ふりかえり会⽤のモデリング記法を作ってみました ▪

    ReD(レッド; Retrospective Diagram)と命名 4 イベントの 成功 イベント 司会 スライド スライドは 建付けから 作るようにする 会場参加者への 問いかけがよかった 内容が取っ散らかって よくわからない所が あった 間を埋めるために アドリブでやったら 意外とウケた スライドの 建付け作りを やらなかった 参加者の ノリも よかった 時間が なかった 次からは台本に 参加者への 問いかけも 含めてみる 例: 会社主催のオフラインパーティイベントのReD
  3. Knowledge or Try Good Point Booster 結果 良い結果の場合はWinと呼んで達成感を共感したい 要素AがBを⽣む確率を加速させるような制御しにくい要因 Reason

    Resultを⽣んだ成果物とその構成要素 (無形‧有形を問わない) Masterpiece Result (Win) Masterpieceの良い点/悪い点 Good/Bad Pointが⽣まれた要因‧理由 Reasonから得られる学びや改善点 Bad Point 5