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KeycloakでSSOに入門する

Hiroyuki Wada
February 09, 2022

 KeycloakでSSOに入門する

2022/02/09(水)に開催された「OSSセキュリティ技術の会 第10回勉強会」の資料です。

https://secureoss-sig.connpass.com/event/235671/

Hiroyuki Wada

February 09, 2022
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Transcript

  1. SAMLの代表的なフロー(HTTP POST Binding) • アプリケーション(SP:Service Provider) と認証サーバー(IdP:Idenitity Provider) 間は直接通信しない •

    ブラウザー経由で認証結果を直接連携する • 認証結果として「SAMLアサーション」をIdPから SPに渡す • SPではSAMLアサーションを検証しつつ、含まれて いるユーザ識別子を利用してユーザを特定して SSOを行う
  2. SAMLとOIDC • 認証リクエスト:SAMLリクエスト / OIDC認証リクエスト • 認証結果:SAMLアサーション / IDトークン •

    アプリケーション-認証サーバー間の直接通信あり・なしは、実は SAML・OIDCの双方で方式が用意されている • ただし、紹介した代表的なフローがよく使われる (OIDCだと、アクセストークンを使ったAPI認可も同時に行いたいとなる と、認可コードフローがセキュリティ上望ましい)