2021年5月28日(金)に行われたイベント「事業成長を加速させたエンジニアリングのウラ側」の登壇資料です。
開発中のECサイトのLPページにA/Bテストを導入しました。導入と運用をしてきて気づいた A/Bテストの比較観点と、多様なA/Bテストツールの比較についてお話しします。
もう迷わない!A/Bテスト技術選定で重視すべきポイント2021 /5 / 28~ 事業成長を加速させた加速させたエンジニアリングのウラ側串崎康介 / @wisetlaloc
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Agenda- A/Bテストとは- 今運用しているA/Bテストの事例- 他のA/Bテストの方法と比較
A/Bテストとは「広義のA/Bテストはインターネットマーケティングにおける施策の良否を判断するために、2つの施策同士を比較検討する行為全般」(wikipedia 「A/Bテスト」)
今運用しているA/Bテストの事例
背景
背景 対象: 初回購入者向け商品の LPチーム:PM Coder Eng(私)
Google Optimize(LowCode)
Google Optimize(LowCode)2020/12~半年で4.5回A/Bテストで比較できた
注意点- コードが競合することもある- 動的要素の多いページには向かない- Railsが管理するasset(画像)の追加が手間Google Optimize(LowCode)
他のA/Bテストの方法と比較
Google Optimize (FrontEnd)1 Experience を作成2 Experience id から variant(0, 1など)を取得するconst variant = window.google_optimize.get("ID");3 受け取った variant の値に応じて表示を変える
Google Optimize (BackEnd)1 Experience を作成2 ランダムな variant_id を設定するvariant_id = [0, 1].sample3 Experience id と Variant id をページ読み込み時に送信するga('set', 'exp', “#{EXPERIENCE_ID}.#{variant_id}”);
Split (gem) https://github.com/splitrb/splitRedisに記録専用の管理画面 → GoogleAnalyticsを使う前提だと別途連携する必要がある出しわけ: @cv_button = ab_test(:cv_button, '注文する', '購入する')CV記録: ab_finished(:cv_button)
結論さっくり(Easy) かっちり(Simple)デザイン変更 or機能追加(FrontEnd)GoogleOptimize(LowCode)GoogleOptimize(FrontEnd)機能追加(BackEnd) GoogleOptimize(BackEnd) (or Split (gem))Google Optimize を使う
ご清聴ありがとうございました
おまけ- Google Optimize で多腕バンデットアルゴリズムは使えるか?動的なトラフィック調整はできないようですhttps://support.google.com/optimize/answer/9366791?hl=ja使いたい場合は `split` を使うのも手ですね。