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なんちゃってアジャイルコーチがコーチングを受けて気づいたことを共有します

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June 29, 2022

 なんちゃってアジャイルコーチがコーチングを受けて気づいたことを共有します

2021 スクラムフェス大阪

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o-shige

June 29, 2022
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Transcript

  1. 発表のながれ ・ことの発端 ・コーチとの出会 い はじまり 気づき 変化と 成果 おわりに ・コーチングは姿

    勢 ・囚われている ・やり方を変える ・チームの成長 ・まとめてみて
  2. コーチのスタイルを変える 今のまま、自分が知っているアジャイルの知見を伝え続けるようなスタイルだと 現場が自律的に考えるキッカケを奪ってしまうかもしれない。 そもそもが、教え続けるスタイルって、 コーチングとは違うし、それってスキルトレーニングだよな でも、初期は型にはまって学んでもらって、 ある程度、成長してから、自分の考えで課題に取り組んでもらったほうが効率的か も 反面、彼ら自身が変わるキッカケを奪い去ってしまうかもしれない そして、アジャイル開発を好きになってくれないかもしれない。

    悪い出会いになってしまうかも。 でも、解決策ではなくて、課題整理から初めても、その後がうまくいくとは限らな い だいたい、お金をもらって、期限を決めて、 アジャイルなチームを立ち上げますと言っているのに、 状況によるので、ベストプラクティスを持っていませんって 一歩間違うと、コーチとして無能と思われるんじゃない?? そもそもが、提案書に書いたことが何っていう話になるのでは?? それに、いまさらながら、いきなりフラットに考えましょう、 スタイル変えます、などど言って良いものか、 色んな人をまきこんで、もはや自分だけの問題では無いし、 というか組織としても、信用なくなるのでは。。 とかとかとかとか。。。 でも、仕事に目を向けると、 まだ、ガチガチに囚われていた。 が、今、このタイミングで、見ない ふりをすると、ずっと見えないこと にしないとだめなことになる、と思 った。 結果、できない自分を含めて、身の 丈を晒して、今起きている課題に向 き合わないと!!と覚悟を決めまし た。
  3. 変えたこと 解決策の提案を一旦やめた 毎朝1時間をチームとの コミュニケーションに費やした 月次で各メンバの 状況を教えてもらった(1on1) とにかく、現場をウロウロし て話を聞きました。仕事の話 以外でも、体調の話から、趣 味の話、ペットの話、話して

    もらえる話は全て聞いて、相 談できるパートナーになろう と努めた。 自分が今、見ている状況一切 を、一旦疑って、メンバの視 点で見直してみることにしま した。 でも、これって仕事している の?という葛藤は常にあった。
  4. 覚悟のよりどころ アジャイルコーチってどんな 人ですか?? いまなら、アジャイルを真摯 に実践しながら、伝える人。 と答えます 結果的に、コーチがメンバに スクラム3原則の底力を教えて もらいました。そして、僕が 一番スクラムを実践した自信

    があります 今になって、思い返すと、 拠り所は、スクラムでした 現状を可視化する、 検査する、 適用する、 それで、 なりたい姿を探索する。 小さく、 愚直に繰り返す、 徐々に精度を上げる
  5. まとめてみると ・コーチは相性があ るので見極め大切 ・困ったらコミュニ ティメンバが助けて くれる!! はじまり 気づき 変化と 成果

    おわりに ・コーチングは技術 ではなく姿勢 ・囚われずに、自分 を受け入れれば、可 能性は無限!! ・NCRW、在りたい 姿は相手が知ってい る ・アジャイルコーチ はアジャイルを真摯 に実践しながら、伝 ・現場が変わるのは 、 現場の人が努力して いるから