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SIerで生成AI導入してみたら 色々気づきがあった件
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Yuka Kakiuchi
January 05, 2024
Technology
1
240
SIerで生成AI導入してみたら 色々気づきがあった件
会社で生成AIを使ってもらうには「社内サクセス」が不可欠であるという内容をお話しさせて頂きました。
Yuka Kakiuchi
January 05, 2024
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Transcript
SIerで生成AI導入してみたら 色々気づきがあった件 2023.12.14 ChatGPT Night vol.2@ANCHOR KOBE
自己紹介 • 兵庫県在住 • 社会人大学生 • SIerにてAI関係のお仕事を担当 • 虎党&甘党
実はわたくし...
今日一番言いたいこと 会社で生成AIを使ってもらうには 「社内サクセス」が不可欠
弊社での利用状況 • 好奇心旺盛or若手メンバーは当たり前に使っている • 現場に即した生成AIのツールが使われている • お客様次第では使えないメンバーもいる ※弊社は社員の7割がエンジニア
現場に即した生成AIのツールとは? SE 営業・PM • プログラムやテストコードの生成 • 設計や実装の相談 • 情報収集(ツールの使い方・コマンド・関数) •
文章の作成・添削(メールや提案資料) • 情報収集(時事ネタ、業界情報、顧客情報)
こんなことありませんか? 便利そうだけど、情報漏洩とか裁判沙汰が怖い。 気になるけど、まずは使っている人に聞いてみたい。 凄そうだけど何ができるか分からない。 会社内で相談先の存在が求められている。
相談先を「置いただけ」になっていませんか? 自発的に相談が来ることは稀である • 業務的な都合で相談が後回しになる • 心理的にハードルが高くて相談できない • 「生成AIを使うこと」は直接利益を生まない上に評価されない 相談は「来る」のではなく「引き出す」必要がある。
相談を引き出すヒント「カスタマーサクセス」 推進チームが主体となって社内サクセスをする。 会社は社内サクセスの推進支援や現場に理解を求める働きかけをする。 導入フェーズ Onboarding 活用フェーズ Adoption 拡大フェーズ Expansion ・活用例、社内事例の紹介
・プロンプトアドバイス ・困りごとのヒアリング ・AI活用講座 ・ハンズオン ・フォロー体制の構築 ・情報交換 ・PoCの振り返り ・プロンプト共有会 定期的なヒアリングと情報のInput カスタマーサクセスの例
実際にやったこと 社内で生成AI活用講座をやったり、ライブでGPTs作ってみたり。
やってみて変わったこと 「AIやChatGPTと言えばDIチーム」といったように チームや人が代名詞化し始めた。 PCが壊れた。 PCのことといえば情シスだ! ChatGPT関連で裁判があったそうだ。 うちの会社は大丈夫?◦◦さんに相談だ! もちろん大変だが「誰かに相談できる安心感」はAIには代替できない。
ご清聴ありがとうございました!