Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
WAFログの推奨ルールを確認する
Search
yukitkns
March 24, 2024
Programming
0
36
WAFログの推奨ルールを確認する
yukitkns
March 24, 2024
Tweet
Share
More Decks by yukitkns
See All by yukitkns
Let's EncryptでSSL証明書を自動更新
yukitkns
1
7
OCI Stack Monitoringでリソース監視をする
yukitkns
1
37
OCI ロギングでカスタム・ログを収集する
yukitkns
1
320
多段接続について
yukitkns
0
35
「寺子屋Oracle Cloud:Win Story研究会『ハイブリッドクラウド・マルチクラウド』」に参加してみて
yukitkns
1
35
開発未経験者がはじめて DevOpsを触ってみた
yukitkns
0
110
「寺子屋Oracle Cloud:Win Story研究会『OCVSのリフト案件』」に参加してみて
yukitkns
0
53
ここがスゴいよ、OCM!!
yukitkns
1
130
Other Decks in Programming
See All in Programming
HTTP compression in PHP and Symfony apps
dunglas
2
1.7k
創造的活動から切り拓く新たなキャリア 好きから始めてみる夜勤オペレーターからSREへの転身
yjszk
1
130
Recoilを剥がしている話
kirik
5
6.7k
rails statsで大解剖 🔍 “B/43流” のRailsの育て方を歴史とともに振り返ります
shoheimitani
2
930
CSC305 Lecture 26
javiergs
PRO
0
140
php-conference-japan-2024
tasuku43
0
270
CQRS+ES の力を使って効果を感じる / Feel the effects of using the power of CQRS+ES
seike460
PRO
0
130
Haze - Real time background blurring
chrisbanes
1
510
return文におけるstd::moveについて
onihusube
1
1.1k
採用事例の少ないSvelteを選んだ理由と それを正解にするためにやっていること
oekazuma
2
1k
RWC 2024 DICOM & ISO/IEC 2022
m_seki
0
210
LLM Supervised Fine-tuningの理論と実践
datanalyticslabo
5
1.2k
Featured
See All Featured
Designing for Performance
lara
604
68k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
341
39k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
510
110k
Optimizing for Happiness
mojombo
376
70k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
229
18k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
232
17k
Navigating Team Friction
lara
183
15k
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
Transcript
WAFログの推奨ルールを確認する
最初に
Race to Certificationの結果が届き、 私はSector3を獲得
Sector3の特典の1つに受験権利が付与
書き⽅的に3回分無料になるかと 想定…🤔
実際に確認してみると…
None
None
Sector3の場合獲得の場合は、 3回分ではなく、 6回分権利が付与
皆さんもOracle Universityの Exam Walletを確認してみてください︕ (Sector2の場合は3回分付与︖)
本題に⼊ります💪
このテーマを選定したきっかけ 先々週、お客様から以下の連絡が…
このテーマを選定したきっかけ 内容としてはWAFの推奨ルールのアクションを Pre-Configured Action(チェック) ↓ Pre-Configured 403 Block Action(ブロック) にした所、サイトに不具合が発⽣した模様。
このテーマを選定したきっかけ オペレーション⾃体には問題はなく、 どこがきっかけかと⾔うと、
このテーマを選定したきっかけ 翌⽇調査を⾏った結果、私はどのログか判別できず
このテーマを選定したきっかけ しかし、お客様はどのログが原因であるかを特定
そこで︕
今回はWAFログの確認⽅法について ご紹介します︕
←実⾏されたアクション ブロック時のWAFログ
チェック時のWAFログ ← “action”が “check” ではなく ”allow” になっている点に注意
ブロック時に403エラーを返す仕組みに
WAFログのステータス・コードは どこに表⽰されるのかと⾔うと、
ブロック時のWAFログ
異常なアクセスをWAFが検知した場合、 LBでトラフィックを⽌めるので、 そもそもバックエンドのステータス・コードは表⽰されない
補⾜ WAFのどの保護機能で検知したかについて
None
←推奨ルールで設定したルール名
←保護機能に関するキー
保護機能の詳細は以下のドキュメントから確認可能 https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/WAF/Protections/protections_management.htm
今回の場合は”matchedIds”が”920370”に
調べてみると、「HTTPリクエストの引数の最⼤⻑」が 原因でブロック
ちなみに保護機能の各設定値は 変更可能
None
None
None
None
None
None
最後に ログ検索について
None
None
None
まとめ チェックの場合のアクションは”Allow”のまま ブロック時のステータス・コードはbackendStatusCodeには表⽰されない →バックエンドまでトラフィックが到達しないため 推奨機能の設定値は変更可能 ログ検索から対象ログを指定して検索もできるよ
ご清聴ありがとうございました〜👏