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ソフトの仕事は、 これからどう変わる?

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July 01, 2026
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ソフトの仕事は、 これからどう変わる?

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Yuzo Takagi

July 01, 2026

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  1. ソ フ ト ウ ェ ア の 仕 事 こ

    れ か ら の 話 ソフトの仕事は、 これからどう変わる? 150年前、 「服をぬう機械=ミシン」が服づくりを丸ごと変えた。同じことが今、ソフトづ くりで起きている。 1 PART 1 · 服の歴史 服の産業で起きたこと(事実) 2 PART 2 · ソフトの未来 ソフトの仕事はどう変わるか(予想) PART 1 服の歴史 → PART 2 ソフトの未来 · 全27枚
  2. 未来を読む見方 歴史から未来を読む「7つの見方」 服の産業で順番に起きた7つのこと。ソフトの未来も、この7つで見える。 ① お金のかかる 場所が移る 一番大変な作業がラクになると、次 に大変な所へお金と手間が移る。 ② 「うまい人」が

    いらなくなる 難しかった仕事が誰でもできるよう に。価値は別の所へ移る。 ③ 元は少数・ 末は多数 材料を作る側は一握りの大企業に集 中、仕上げる側は小さな会社が乱 立。 ④ 「そろえる決まり」 ができる サイズ表のような共通ルールが、作 る側と使う側をつなぐ。 ⑤ 買い方の 工夫 分割払いのように「払い方」を変え て、買える人を増やす。 ⑥ 売り場が 広がる お店や通販が、これまで買えなかっ た人にも届ける。 ⑦ ルールと 国の産業に 事故が起きて規制ができ、やがて国 ごとの産業になる。 同じ7つが 150年の時を超えて、もう一度起き る。
  3. 1 PART 1 · 服の産業の歴史 ミシンが変えた、服の産業 服の産業を、まるごと作り変えた変化 ①布はもう機械で作れた ②手ぬいの時代 ③ミシンの発明

    ④大変な所が移る ⑤誰でもぬえる ⑥小さな会社が乱立 ⑦サイズをそろえる ⑧買い方の工夫 ⑨売り場が広がる ⑩使い捨てと労働ルール ⑪日本・行き着いた先
  4. ①② PART 1 · 服の産業 ミシンが出る前 — 布は機械で作れたのに、服は手ぬいだった まず前提 布はもう機械で安く作れた

    布を作る 機械化ずみ = 安い → 服に仕立てる まだ手ぬい = 高い・遅い 布は安いのに、ぬう手間が高い。このアンバランスを解決するのがミシ ン。 昔の服づくり 14時間超 シャツ1枚をぬうのに 30–40針/分 うまい人でもこの速さが限界 服は全部手ぬい。だからほとんどの人は数着しか持てない。 作るのは「家で自分の分」か「お金持ち向けのオーダーメイド」だけ。 売ってる服は船員・軍隊向けの粗末な物だけ。サイズの決まりもなく、いち いち採寸=大量に作れない。
  5. ③ PART 1 · 服の産業 ミシンの発明 — 反対もあったが、使える機械が出た瞬間に広まった 1790 セント(英)

    最初の設計。でも実際にはう まく動かず。 1830 ティモニエ(仏) 初めて使える機械。でも1831 年、 「仕事を奪われる」と怒っ た職人に工房を壊された。 1833 ハント(米) 良い仕組みを思いつくが「み んなの仕事が消える」と心配 し特許を取らず。 1846 ハウ(米) 針先に穴をあける方式で特 許。これが基本の形。 1851 シンガー(米) 足踏み式で本当に使いやすく して大ヒット。 1856 特許をまとめる バラバラの特許を1つにまとめ 争いを解決。大量生産が加 速。
  6. ④ PART 1 · 服の産業 お金と手間のかかる場所が、次々にずれていく 値段の中身が変わる 14h超→ 1h強 ミシンでぬうのが速く・安くなった。もう値段の中心

    は「ぬう作業」じゃない。 一番の「詰まり」がずれていく ぬう 速くなった → 布を切る まとめて一気に切る → 設計・型紙 サイズ展開の仕事に → 売る 作りすぎて売る方が 大変 速くなった作業の「次に遅い所」が、順番に一番の問題になっていった。
  7. ⑤ PART 1 · 服の産業 「うまい職人」がいらなくなる。でも“布を切る人”だけは別 なんでもできる職人(長い修業・高い給料) ⟶ 流れ作業(一人が一工程だけ。 「えり付けだけ」等)

    布を切る人 = 生き残った専門職 切り間違えると布が大量にムダになる。だから腕がいる。男性・高い給 料・団結して力を持つ「業界の勝ち組」 。 ぬう人 = 誰でもできる仕事に 一工程だけなら短期間で覚えられる。給料は下がり、移民や女性の安い働 き手が担うように。 職人技の値打ちが消えた 安い働き手が大量に必要に のちの「流れ作業(フォード)」の原型に
  8. ⑥ PART 1 · 服の産業 服づくりは「小さな会社が山ほど」の形になった (A) 自社工場で全部やる 全工程を自前で。お金はかかるが管理はしやすい。 (B)

    外に丸投げ(下請け) 「布を切る」だけ自社に残し、ぬうのは外の小さな工場へ。さらに孫請け・内 職へ。設備も在庫リスクも外に押し付けられる。 (B)が広まった結果 ↓ ↓ 始めやすい ミシン1台は工場よりずっと安い。誰でも数台で下請 けに参入できる。 ⇄ ずっとバラバラ 布を作る側は大企業に集中。ぬう側は小さな会社が無 数に、値下げ競争で薄利。 ⌂ 内職の復活 ミシンは家に置ける。家でぬう内職が残り、低賃金の 温床に。 少数の大手ブランドが、無数の小さな縫製工場を値段で従わせる。今の服の産業の形は、ここから始まった。
  9. ⑦ PART 1 · 服の産業 「サイズをそろえる決まり」が、作る側と店をつないだ 工場 (作る) S・M・L のサイズの決まり

    店 (売る) オーダーメイドは一人ずつ測ればいい。でも既製服は「顔も知らない客に合う服」を作る。だからサイズの決まりが必須。 1861–65 南北戦争で軍服を大量に作った 何十万人分の体の寸法データがたまり、サイズ表の土台になった。 先 男性服が先に決まった — 体型が似ていて軍服が引っぱった。 後 女性服は1950年代とずっと遅れ、女性の既製服の発展も遅れた。
  10. ⑧ PART 1 · 服の産業 「買い方の工夫」で、買える人を一気に増やした 頭金 $1 / 週

    $1 シンガーが分割払いを発明。お金持ちしか買えなかった機械が、普通の家でも買えるように。 ¥ 分割払い 少しずつ払えばいい仕組み。 ⌗ 販売店の網 各地に直営・代理店を広げた。 ▶ 実演販売 使い方を見せて欲しくさせる。 ⇄ 下取り 古い機械を引き取り買い替えを促 す。 ◎ 広告と海外工場 広告を打ち、スコットランドに巨 大工場を持つ多国籍企業に。
  11. ⑨ PART 1 · 服の産業 売り場が広がって、はじめて大量生産が成り立った ▤ デパート(百貨店) ボン・マルシェ(1852頃)、メイシーズ など

    値札をつけて並べ、返品もOK。既製服を「見て選んで買う」形を作っ た。 ✉ 通販カタログ モンゴメリー・ワード(1872)、シアーズ(1893) 田舎にも服を届け、お客の範囲が街の外へ大きく広がった。 「たくさん作れる」×「広く売れる」の両方がそろって、やっと大量生産は儲かる。
  12. ⑩ PART 1 · 服の産業 服が「買い替える物」に。そして働き手を守るルールも 流行が庶民に広がる 代々受け継ぐ物 → 買い替える物

    安く大量に作れる → 流行がすぐ庶民にも届く。普通の人が「流行の服を何 着も持つ」ように。今のファッションの回転の始まり。 安さの裏で働き手は過酷 146人死亡 — 工場火災(トライアングル・1911) 労働組合ができた(ILGWU・1900)。 会社と働き手のルールも(1910)。 火災をきっかけに、工場の安全ルールと労働法が本格化。
  13. ⑪ PART 1 · 服の産業 日本での広がりと、行き着いた先 日本での広がり 1854 ペリーが将軍家へ献上。篤姫が最初に使ったと伝わる。 明治

    洋服・軍服で広まる。手ぬいの和裁と洋裁が共存。 1900 シンガーが本格参入。 戦後 ブラザー・ジャノメ・JUKI が世界的メーカーに。日本はミシン の輸出大国へ。 行き着いた先 始めやすい × 人手頼み × 小さな会社だらけ × 薄利 東アジア → 東南アジア → 南アジア 給料の安い国へ、生産がどんどん移っていく。 → 今のファストファッションへ。ミシンが作った形は150年たっても続いて いる。
  14. 2 PART 2 · ソフトの 未 来 では、ソフトの仕事はどう変わる? 服の歴史の1コ1コに、ソフトの未来を重ねる 昔の「安い布」にあたるのが、今の“安い計算力”。ネットのサービスも、できあいの部品(プログラム)も、安く借りら

    れる。でも「やりたいことを、ちゃんと動くソフトに仕立てる=プログラムを書く作業」だけは人の手で、高いまま。 文章やコードを書けるAIが、この最後の手作業をラクにする ── 服のときのミシンとそっくり。しかも、もっと速い。
  15. ⇄ 服 ⇄ ソフト 服の産業と、ソフトの仕事はそっくり並ぶ 服の産業(事実) ソフトの仕事(予想) 0 布はもう機械で安く作れた(仕立ては手作業) 計算は安く借りられる(プログラムは手作業)

    1 服は手ぬい=腕のいい人頼み プログラムは手書き=腕のいい人頼み 2 ミシンの発明(反対→大ヒット) コードを書けるAIの登場 3 ぬう手間が激減→切る・設計・売るへ 書く手間が激減→確認・指示書・つなぎこみへ 4 誰でもぬえる/切る人だけ生き残る 誰でも書ける/確認・指示書が生き残る 5 自社工場 か 下請け/内職 自社開発 か 外注/誰でも自分で作る 6 サイズの決まりが橋渡し 「合格の基準・指示書・つなぎ方」が橋渡し 7 分割払い・販売店・実演 使った分だけ払う・成果に払う・デモで広める 8 デパート・通販カタログ まとめて売る店・話しかけて作れる画面 9 服が使い捨てに ソフトも使い捨てに 10 労働ルール・工場火災 出どころ・責任・安全のルール 11 日本の国産化・輸出大国 自国のAI・自国語対応 12 生産が安い国へ・ファストファッション 上下に二極化・元は少数/末は無数
  16. ③ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服④ 大変な所が移る 書く手間が激減 →

    次は「確認」が大変になる 値段の中身が変わる 「書く・直す」がラクで安く 服の「14時間→1時間」と同じ組み替え。もう値段の 中心は「書くこと」じゃない。 一番の「詰まり」がずれていく 書く AIで速い → 確認 ちゃんと動く? → 指示書 何を作るか → つなぎこみ 本物と接続 → 使える量 消化しきれるか ここが違う: 服のぬい目のミスは見えるし限りがある。でもソフトのバグは目に見えず、どこまで広がるか わからない。だから「確認」は、服の「布を切る」よりもっと大事で、もっと大変。
  17. ④ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑤ 誰でもぬえる 「誰でも書ける」時代へ。価値は上と下に分かれる 指示書・確認

    = 新しい花形 まちがった指示や見落としは、AIが速く大量に作るほど被害が広がる。だから価値 はここへ集まる。服の「布を切る人」と同じ。 書くだけ = 誰でもできる仕事に 定型のプログラム、つなぎのコード、テスト、移植。1行ずつ書く技術の値打ちは下 がる。 ここが服と違う ①:受け皿が機械 指示・確認 真ん中・新人 AI/現場知識 服では「安いぬい子」という人の仕事が大量に生まれた。ソフトでは新人の下働きを機 械が吸う。上と機械だけ残り、真ん中と入門が消える。将来のベテランを育てる道が細 るのが心配。 ここが服と違う ②:確認が天井になる 服のぬい目のミスは見えるし限りがある。ソフトのバグは目に見えず限りがな い。だから「確認」がどこまで機械にできるかが、 「誰でもできる化」がどこま で進むかの上限を決める。
  18. ⑤ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑥ 小さな会社が乱立 「自社・外注・自分で」の3つ。そして超・一極集中 ≒

    自社工場 自社でAIの土台を持つ AIを動かす仕組みや確認の基盤を自前で持つ大手(=布を 切る所を自社に残す)。 ≒ 下請け 外に投げる新しい外注 AIに作らせて納品する業者。始めるのが超かんたんで、 値下げ競争・薄利。 ≒ 家でぬう内職 誰でも自分で作る エンジニアでない人も自分の席でソフトを作る = 家庭 用ミシンの再来。 ここが服より激しい:コピーがタダ 勝者が総取り ソフトはコピーがタダ。だから人気が人気を呼び、勝った1社がほぼ独占。小さな作り手は爆発的に増えるのに、AIの土台と 売り場はごく少数に極端に集中する。服よりもっと激しい二極化。
  19. ⑥ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑦ サイズをそろえる 「ちゃんと動くかの基準」が、新しい“サイズ表”になる 作ったソフト

    (作る) 合格の基準・つなぎ方 使う・つなぐ (使う) サイズ表 ≒ 合格の基準 「これで合格」を機械が判定できる形に。部品どうしの つなぎ方(共通ルール)も決まる。 軍服 ≒ 大手の大量利用 大きな会社の大量利用が、事実上の「標準テスト」を作 る。この基準を握る者が“サイズ表”を握る。 男性服が先 ≒ 簡単な所が先 よくある定番の作業から先に機械化。あいまい・命に関 わる分野は遅い。ここが機械化の境目。
  20. ⑦ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑧ 買い方の工夫 「払い方」が変わる —

    “計算力のツケ払い” 書ける人 → 言える人 AIを動かすお金(計算力)は基盤の会社が「ツケ」で貸す。大きな設備投資は会社が負担、使う人は使った分だけ後払い。だから「プ ログラムを書ける人」でなくても、やりたい事を言葉で説明できれば、誰でもソフトを“買える”。 ¥ ≒ 分割払い 使った分だけ払う 成果が出た分だけ払う形も。 ▶ ≒ 実演販売 デモで広める 現場に入り込み実演して採用を広げ る。 ⇄ ≒ 下取り 古いソフトの乗り換え 古いソフトを渡すと作り直してくれ る。 ◎ ≒ 広告 広告で稼ぐ型 タダで使わせ広告で稼ぐ。中立性の 心配も。 ◍ ≒ シンガーの海外工場 生まれつき多国籍 巨大工場にあたるのが、世界中のデ ータセンター(巨大コンピュータ)。
  21. ⑧ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑨ 売り場が広がる 新しい「デパート」と「通販」で、誰でも客になる ▤

    ≒ デパート まとめて売る店 山ほどある生成ソフトから良い物を選び、値段・信頼つきで売る。返品に あたるのは動作保証・返金・チェック。 ✉ ≒ 通販カタログ 話しかけて作れる画面 エンジニアでない人・中小企業・海外にも、その場でソフトを届ける。作 り手が「一部の技術者」から「ほぼ全員」へ広がる。 できあいの汎用ソフトの一部は「その場で生成」に食われる。選んで信頼を保証する“売り場”が価値を握る。
  22. ⑨ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑩ 使い捨て ソフトも「作っては捨てる」使い捨てになる 安いほど、みんな使いまくる

    受け継ぐ物 → 作り捨てる物 安くなるほど、みんな作りまくって総量が増える。自分だけの小さな道具をサ ッと作り、用が済めば捨てる。エリートだけの技が全員に広がる。 ここが服と違う:とにかく速い 約50年 服の変化 ≪ ケタ違いに速い ソフトの変化 AIは自分の道具や次のAIを自分で良くできる。だから、どんどん加速してい く。
  23. ⑩ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑩ 労働ルール 大事故が起きて、責任と安全のルールができる !

    服の工場火災にあたるのが: 人がちゃんと見ていないAI製のコードが引き起こす大事故。これが起きた時に、ルールづくりが本格化する。 ◈ 出どころと責任のルール AIが学んだデータはどこから? 作った物の権利・出どこ ろの証明、安全の規制。 ⚖ 命に関わる分野は資格制へ 服で「布を切る人」が守られたように、安全に関わる確 認は免許・責任つき(資格制)に。 ≠ ここは服と違う:組合は弱め ソフトの仕事は給料が高く個人プレー。服のぬい子とは 逆で、労働組合の動きは弱いと見るのが自然。
  24. ⑪ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服⑪ 日本の国産化 「自分の国のAI」を持とうとする争い 自国のAIとデータセンター

    国ごとに、自前のAIと、それを動かす巨大コンピュータ(データセンター)を持とうとす る。海外まかせか、国産か。 ≒ 和裁と洋裁の共存 自国語・自国ルール対応 世界共通の大きなAIと、自国語・自文化・法律に合わせたAIが並び立つ。 ≒ 日本のミシン輸出大国化 後発でも逆転できる 最先端AIを自分で作れなくても、その応用・道具・確認の部分で強くなり輸出する国・ 会社が出てくる。 何で勝負が決まるか 計算力・データ・人材・電気。この4つの取り合いが、どの国が強くなるかを決める。
  25. ⑫ PART 2 · ソフトの未来 ⇔ 服 行き着いた先 行き着く先 —

    9つのこと 01 上と下に分かれる 指示・確認・現場知識と機械が残り、真ん中と入門が消え る。 02 元は少数・末は無数 もうけは、土台・売り場・確認へ集まる。書くだけは薄利 に。 03 「合格の基準」が産業に 基準・つなぎ方づくり自体が一大ビジネスになる。 04 払い方が変わる 使った分・成果に払う。“計算力のツケ払い”。 05 誰でも客になる 技術者でない人・中小・海外にも広がる。 06 新しいデパート/通販 まとめ役が「選んで信頼を保証」して価値を握る。 07 ソフトは使い捨て 作っては捨てる。しかも回転が速い。 08 責任・安全のルールと資格 大事故を機に規制。命に関わる分野は資格制へ。 09 自国のAIを持つ争い 計算力・データ・人材・電気の取り合いに。 しかも、服のときよりずっと速く・激しく起きる。
  26. ★ いちばん大事な結論 どこで稼ぐか 結局どんな商売が伸びる? — もうけは「書くこと」から、この5つへ 1 AIの土台を 持つ AIと、それを動かす巨大コンピ

    ュータ(データセンター)を持つ。 コピーはタダだから勝った所が 総取り。電力会社みたいな存 在。 ≒ 布の工場・世界展開 2 「ちゃんと動くか」 を確かめる 作った物が正しいか確認・保証 する。みんなが欲しがる新しい 花形。 ≒ 布を切る人 3 選んで売り 信頼を保証 山ほどの生成ソフトから良い物 を選び、保証つきで売る店。新 しいデパート。 ≒ デパート・通販 4 業界に深く 入り込むAI その業界の知識と現場・本物の データに密着し信頼を得る。深 さで勝つ。 ≒ 現場に合わせた仕立て 5 自国語・自国 ルールのAI 国・言葉・法律に合わせる。後 発でも応用で勝てる。 ≒ 日本のミシン国産化 逆に安売り競争に沈む → ただプログラムを書くだけの受託、機能の薄いありもの汎用ソフト。ここは「その場で生成」に食われる。