Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
初心者のためのRubyKaigi入門/RubyKaigi Introduction
Search
Akira Matsuda
April 25, 2024
Programming
13
4.8k
初心者のためのRubyKaigi入門/RubyKaigi Introduction
株式会社SmartHR主催のRubyKaigi 2024事前勉強会の発表スライド
https://smarthr.connpass.com/event/315394/
Akira Matsuda
April 25, 2024
Tweet
Share
More Decks by Akira Matsuda
See All by Akira Matsuda
Hanamiを支える技術 2023 / Asakusa.rb Hanami 2023
a_matsuda
2
540
Rails 7.1をn倍速くした話
a_matsuda
11
12k
RubyKaigi 2022 After Talk
a_matsuda
0
410
Coming Soon…💎 / coming soon
a_matsuda
12
7.8k
Rails Performance Issues and Solutions
a_matsuda
9
35k
Extending Rails for Real World App Development
a_matsuda
9
7.4k
A RubyKaigi Talk
a_matsuda
8
2.3k
Ginza Rails 1
a_matsuda
6
1.2k
Oedo 07
a_matsuda
8
920
Other Decks in Programming
See All in Programming
[Do iOS '24] Ship your app on a Friday...and enjoy your weekend!
polpielladev
0
220
layerx_20241129.pdf
kyoheig3
2
190
PaaSとSaaSの境目で信頼性と開発速度を両立する 〜TROCCO®︎のこれまでとこれから〜
gtnao
5
5.9k
5分ぐらいで分かる、トリミング機能の作り方
tsutsuitakumi
0
170
flutterkaigi_2024.pdf
kyoheig3
0
430
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
930
14 Years of iOS: Lessons and Key Points
seyfoyun
0
390
第5回日本眼科AI学会総会_AIコンテスト_3位解法
neilsaw
0
110
Cursorでアプリケーションの追加開発や保守をどこまでできるか試したら得るものが多かった話
drumnistnakano
0
250
cmp.Or に感動した
otakakot
3
330
デザインパターンで理解するLLMエージェントの作り方 / How to develop an LLM agent using agentic design patterns
rkaga
11
2.3k
Leverage LLMs in Java with LangChain4j and Quarkus
hollycummins
0
130
Featured
See All Featured
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
4
400
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
346
20k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
326
24k
Facilitating Awesome Meetings
lara
50
6.1k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
169
14k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6.1k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
27
4.3k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
79
8.7k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
27
5.3k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
132
33k
Transcript
@a_matsuda
RubyKaigiとは何か?(何ではな いか?)
RubyKaigiとは何か?(何ではな いか?) ϙΤϜͰ͢
✋ 1st Timer?
✋ Ruby開発者?
RubyKaigiとは何か? OSSϓϩάϥϛϯάݴޠRubyʹϑΥʔΧεͨ͠ࠃࡍΧϯϑΝϨ ϯε RubyίϛϡχςΟͷ͓ࡇΓ ཱྀ
OSSプログラミング言語Rubyに フォーカスした国際カンファレンス
"OSS"
Ruby開発者には2種類いる RubyͰ։ൃ͍ͯ͠ΔϓϩάϥϚʔ RubyΛ։ൃ͍ͯ͠ΔϓϩάϥϚʔ
RubyKaigiのスピーカーの選び 方 ࣗͰίʔυΛॻ͍ͯΠϯλʔωοτʹࡽͯ͠ΔϋοΧʔ ͭ·ΓɺޙऀͷRuby։ൃऀ
OSSプログラマー ଞਓʹݴΘΕͯίʔυॻ͔͞ΕͯΔ৬ۀϓϩάϥϚʔͱϞν ϕʔγϣϯͷͰͲ͜Ζ͕ҧ͏ ͕ࣗॻ͖͍ͨͱࢥͬͨίʔυΛॻ͖͍͔ͨΒॻ͍ͯΔ ͦͯ͠Πϯλʔωοτʹެ։ͯ͠Δ ۚͪ΄͞ΕΔͨΊʹίʔυΛॻ͍ͯͳ͍
RubyKaigiは、そんな彼ら/彼女ら に最高のハレの舞台を提供したい
日頃はほとんど報われることのないOSSプログラ マーたちが、こうやって年に一度ぐらいヒーローにな る日があってもいいよね
スピーカー本人が、自分が書いたコー ドの話を持ってきて自慢しに来る ஃ্ͰͬͯΔਓ͕ੈքͰҰ൪͘Θ͍͠ Լख͢ΔͱɺऀҎ֎୭Βͳ͍ͩͬͨΓ͢Δ
みんな趣味なので本気でやってる
ビジネスカンファレンスとは異質 の、圧倒的熱量
そんな面々が、1年間練りに練ってきたハックの 成果発表を手加減ナシでぶちまけてくれる場 ͩͬͯΈΜͳͷϨϕϧ͕ߴ͗ͯ͢ɺखՃݮ͢ΔͱબߟͰམͪΔ ΜͩΜ
難度でいうなら、その分野の専門家 の学会発表のレベルのものもある
トークの内容自体は、「わかる」か「わか らない」かで言えば、ほぼ「わからない」
少なくとも、彼らの話を聴いたら自分も同じこ とができるようになる、みたいなものではない
逆に、「あいつらが話してる程度のことなら知ってた わー」っていう方、もし居たら今すぐコミッターになっ てください
RubyKaigiを楽しむコツ ʮΘ͔Βͳ͍ʯ͚Ͳʮؾʹ͠ͳ͍ʯ ͦ͏͍͏Μ
RubyKaigiは「勉強会」じゃない ษڧ͠ʹདྷͳ͍Ͱ͍͍Ͱ͢ ݸผͷτʔΫͷ༰Λཧղ͢Δ͜ͱΛతʹ͠ͳ͍΄͏͕͍͍ Ͱ͢ ͨͿΜઈ͢ΔͷͰ
なので、"takeaways"とかないで す
Rubyユーザーズカンファレンスで はない
Railsプログラマーにとって、明日からのお仕 事にすぐに役立つ話はおそらくひとつもない
じゃあなんのために参加するのか?
本物のプログラマーたちのすっごい カッコいい姿が見れる ͦ͜ʹγϏΕͨΓ͕͋͜ΕͨΓͰ͖Δ
自分が普段使ってる道具が、こういう人たちがこうい うことを考えて作ってるんだ!みたいなのがわかるよ うになる
こんなのRubyKaigiだけ
Rubyに限らずとも、言語処理系の実装者がこ れだけ集まるイベントも、おそらく他にない
"プログラミング言語Rubyに フォーカス"
parser, 型システム, 並列処理, JITコンパイラ, VM, GC, 正規表現エンジン, 文字列, プロファイラ, etc.
これらの技術の組み合わせで、言葉 が作られてるんですよ
数人〜数十人の生身の人間が言葉を 作ってるってすごくない?
自分が毎日喋ってる言葉を作ってる人たち の話が生で聴けるってすごくないですか?
なんかすっごいワクワクする
しかも日本で、半分くらいは日本語 で ʮࠃ࢈ݴޠʯRubyͳͷͰ ͜Ε͕ڗडͰ͖Δͷຊਓͷಛݖ
私が、こういう問題を発見して、こういう苦労に直面し ながら、こういう工夫をして、このように解決しまし た!っていうのを聴ける
自戦譜解説みたいな
究極の一次情報 ίʔυॻ͍ͨຊਓͰͳ͍௨Γ͕͢Γͷਓ͕ΞΫηεՔ͗Ͱॻ ͍ͯΔQ◦◦taͷهࣄͱ͔ɺͲ͔ͬͷϓϩάϥϛϯάεΫʔϧͷ ߨࢣͷૉਓ͕ॻ͍ͨ·ͱΊͱຊ࣭తʹҧ͏
だいたいコミット直後かコミット直 前ぐらいの鮮度 ञଂͰ͍ͨͩ͘ࡡΓͨͯͷੜञͷΑ͏ͳϑϨογϡ͞ ാͰ͍ͰͦͷͰᣐͰͯ৯Δࢬ౾Έ͍ͨͳੜʑ͠͞
いわゆる、「生産者の顔が見える」や つ
これを聴くと、Rubyに対して「お客 さん以上の気持ち」が芽生える ͔͠Εͳ͍
One More Step Further
スピーカー
それから、
スピーカーじゃなくても何故か会場 に大量にいるコミッター
ぜひ話しかけて! ໊ࡳγϟπͷ৭Ͱݟ͚͕ͭ͘Α͏ʹͳͬͯ·͢
こんなのでいい ʮτʔΫ͓͠Ζ͔ͬͨΑʂʯ ʮRuby࡞ͬͯ͘Εͯɺϝϯςͯ͘͠Εͯ͋Γ͕ͱ͏ʂʯ
こんなフィードバックが、OSS開 発者たちの一番の燃料になります
これができるのがリアルイベントの 最大の楽しみだよね
会話したらもう友達だよね ΈΜͳniceͳͷͰ
そうすると、不思議なことに、Ruby が自分にとって別のものになります
知ってる人が作ってる! ͳΜ͔ࢥ͍ೖΕ͕ൃੜ͢Δ
なんでもそう ༑ୡ͕ॻ͍ͨຊ ༑ୡ͕ӡӦͯ͠ΔαʔϏε ༑ୡ͕ͬͯΔ٤ళ ༑ୡ͕ͬͯΔόϯυͷϨίʔυ ༑ୡ͕ԋͬͯΔܶஂ ༑ୡ͕ग़ͯΔεϙʔπͷࢼ߹
そういうもんじゃないですか
たとえば、
Rubyの新しいバージョンのリリー スノート(てきとう)
「パーサーが新しくなりました。従来のものと互換性が あるので、既存のプログラムの動作に影響はありませ ん」
この一行を読んだときに受け取るものが、 RubyKaigi前と後で180度ぐらい変わる
Rubyのお客さん ʮ;ʔΜɺ͡Ό͋Զʹؔͳ͍ͩͳʯ
Rubyも、友達が作ってる言語なの で ৽ػೳͷ࣮ऀͷإ͕ු͔Ϳ ػೳͷͻͱͭͻͱͭʹѪண͕༙͍ͯ͘Δ
たぶん、これがRubyistになった実 感
未来のRubyに向けた種蒔き
自分もあっち側に立ちたい! ΦʔσΟΤϯεͷதͷ100ਓʹ1ਓͰͦ͏ࢥͬͯ͘ΕͨΒ
"国際カンファレンス"
運営チームとしては
Rubyという日本の最高の地域資源を背負っている以 上、これを最大限活かさなきゃいけないと思っている
Rubyコアチームの「公式」イベント だと思ってやってる
Rubyとそのエコシステムの開発を ドライブするきっかけ
これは、全世界で、同じことをやってる イベントは他にないという自負がある
ので、海外のお前らはわざわざはる ばる日本まで詣でに来る
ので、Kaigiの公用語はもちろん、みんながGH で毎日喋ってるプログラマーの公用語です
"Rubyコミュニティのお祭り" Rubyist͕ͨͪू·͕ͬͨRubyίϛϡχςΟͱݺΕΔ
Rubyistが集まってRubyの話を するとめっちゃたのしい!
日々の業務のこともいったん軽く忘 れて
都会の喧騒を離れて ւͰ ࢁͰ Ͱ
Rubyと向き合い、Rubyistたちと 触れ合う3日間
"旅"
みんなで沖縄でうまいもん食おう ぜ!
きっとこのへんで時間がなくなるの で、
最後に
LT募集中!
Enjoy RubyKaigi!
end