Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Rubyらしさとは?
Search
Aki Nakahara
May 22, 2025
Programming
0
9
Rubyらしさとは?
Aki Nakahara
May 22, 2025
Tweet
Share
More Decks by Aki Nakahara
See All by Aki Nakahara
はじめてのWeb API体験 ー 飲食店検索アプリを作ろうー
akinko_0915
0
110
ワイガヤLT会 #2:gitの「めんどくさい」を解決
akinko_0915
0
7
Other Decks in Programming
See All in Programming
AI Agent 時代のソフトウェア開発を支える AWS Cloud Development Kit (CDK)
konokenj
5
570
なぜ「共通化」を考え、失敗を繰り返すのか
rinchoku
1
660
ruby.wasmで多人数リアルタイム通信ゲームを作ろう
lnit
3
500
20250628_非エンジニアがバイブコーディングしてみた
ponponmikankan
0
710
Node-RED を(HTTP で)つなげる MCP サーバーを作ってみた
highu
0
120
Claude Code + Container Use と Cursor で作る ローカル並列開発環境のススメ / ccc local dev
kaelaela
11
6.6k
What's new in AppKit on macOS 26
1024jp
0
130
GitHub Copilot and GitHub Codespaces Hands-on
ymd65536
2
150
The Evolution of Enterprise Java with Jakarta EE 11 and Beyond
ivargrimstad
0
150
新メンバーも今日から大活躍!SREが支えるスケールし続ける組織のオンボーディング
honmarkhunt
5
8.1k
ニーリーにおけるプロダクトエンジニア
nealle
0
890
RailsGirls IZUMO スポンサーLT
16bitidol
0
190
Featured
See All Featured
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
126
53k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.5k
Facilitating Awesome Meetings
lara
54
6.5k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
44
2.4k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
55
5.7k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
50
5.5k
Docker and Python
trallard
44
3.5k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
462
33k
Side Projects
sachag
455
42k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
740
Code Review Best Practice
trishagee
69
19k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
161
15k
Transcript
Rubyらしさとは akinko0915 (あきんこ)
自己紹介 akinko0915 (あきんこ) 中原 暁 (なかはら あき) Classi株式会社 25卒 JavaScriptと非同期処理を極めるために特訓中
Zennで学習記録投稿中!(@akinko0915) Podcast配信中 (前向くラジオ)
カレンダーアプリのプラクティスで受けた指摘 発表テーマの背景
Rubyらしいコードとは・・・?
Rubyist Magazineにも「Rubyらしさ」について語られている 多くのライブラリが別途インストールする必要なく使えるよう になり、利便性は非常に高まったのだが、いくつかのライブラ リに関しては「Ruby らしくない」 という評価を聞いた。具 体的には、メソッドの名前付けや挙動が Ruby の標準的なクラ
スのそれとずれがある、といった指摘である。 こうなると、 Ruby を使う上での直感が効きにくくなるため、 プログラミン グにも影響を及ぼす。 しかしこのような「Ruby らしさ」は 明文化されていないため、 共有がしづらい 「Rubyらしさ」について Rubyist Magazine 0003号 巻頭言 るびま編集長 高橋征義
自分なりに「Rubyらしさ」を 定義してみたい
Rubyならでは! と思った書き方3つ
❶ 繰り返し処理 Array や Hash は Enumerable モジュールを include しているため、each,
map, select, each_with_index などの 繰り返しメソッドが使える
each_with_index
メソッドをうまく活用することができれば 繰り返し分の中でより幅広い処理を 簡潔に実装できるようになる
❷ 条件分岐の書き方 否定条件の書き方 後置でunlessを使用する
❷ 条件分岐の書き方 後置if 後置でifを使用する
endがなく1行で処理を完結させることができる 後置if やunlessにすることで 英語の表現のように書くことができ 人間が読みやすいコードになっている
❸ timesを使う 3.timesとすることで 「3回繰り返す」ことが わかりやすく表現されている
直感的に意図を 読み取ることができるコード
Rubyのメソッドを使い、様々な処理を簡潔 に表現できるコード 人間が話すような言葉で書くこと まとめ:Rubyらしさとは
つまり、Rubyらしさとは 「人間が読みやすい言語」
追記 ChatGPTに、Rubyらしさがみられるコードの書き方を 聞いたところ以下のような回答がありました。
Thank you