極度の人見知りであり、カンファレンスや勉強会に参加すること自体に高いハードルを感じていました。また、かつて受けたパワハラなどの影響もあり、他人の顔色が気になって参加しても誰かに話し掛けることもできませんでした。ですが、2025年に参加した RSGT での懇親会で「HUB おじさん」として自身のゴールドカードを使った割引の案内をすることで、会話へのハードルが一気に下がり、皆さんの記憶に残ることができました。
また、そこからいくつかの勉強会やカンファレンスに参加するうちに、自分を覚えてもらうことが会話へのハードルを下げるひとつの材料であるということを実感しました。
このトークでは、極度の人見知りの私がどのようにコミュニティで皆さんと対話できるようになってきたのか、行なってきたこと・考えてきたことをお話しします。また、その行動を通してコミュニティで仲間が増えて世界が広がった結果どうなったのか、その上で今度は私と同じ悩みを抱えている皆さんがハードルを超えるための踏み台になりたい思いとその行動をお伝えします。
話し掛けていただけるようなった理由を思い返すと、何らかの個性により覚えていただくことが有効でした。私の場合は金縁のメガネ、髭、束ねた長髪などの見た目、ハンドルネームやアイコン、そして HUB おじさんとしてのエピソードや野草を食べるという登壇内容でした。また、覚えていただけていないことを前提として、毎回必ず自己紹介を行う点も良かったと思っています。
私はこの 1 年で、コミュニティ内に仲間がたくさん増えました。そこからまた別の繋がりが生まれたり、相談をできる機会ができています。いま踏み出せていない皆さんにも、この体験をしていただきたいです。
私の思いは、参加や会話、登壇に対する高いハードルを感じている方々に、私の経験を踏み台として乗り越えていただくことです。アジャイルコミュニティではハードルを超えるために背中を押してくれる方がたくさんいらっしゃいます。私は、背中を押された皆さんがハードルを超えやすくなる踏み台になりたいと願っています。
私のトークを聞いた皆さんが「あ、そんなのでいいんだ」と踏み台にしていただき、ご自身の経験や個性をもとにした会話へのきっかけを何かひとつお持ち帰りいただければ幸いです。