ScrumMatsuri 2025 登壇資料
私は今年の4月まで、SPI(Software Process Improvement)チームの一員として、複数プロジェクトに対して横断的にプロセス改善を支援する立場にいました。
しかし、プロダクトの現場に深く関わることの必要性を感じ、4月以降は特定のプロダクトチームにJOIN。
そこに待っていたのは、日々真面目に取り組んでいるのだけどどこか”いっぱいいっぱい”でお疲れ気味のチーム、そして終わらないタスクの数々でした。
QA業務と改善業務を5:5のバランスで取り組みながら、良き仲間たちと共に、チームの空気に触れ、言葉を交わし、タスクを巻き取り、仕組みを少しずつ整えていく中で、“中からのカイゼン”の有効性について日々感じています。
このセッションでは、週次ふりかえりの定着や観点レビューの強化、属人化解消、プロセス明文化など、現場で実際に行ってきた具体的な取り組みと、それによって生まれた変化などを共有します。
プロセス改善は目的ではなく、ユーザーに価値を届け続けるための手段──
良き仲間たちに支えられながら信頼されるメンバーを目指し、チームとともに歩んだ“中の人としてのカイゼン”のリアルをお伝えできればと思います。