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SalesforceArchitectGroupOsaka#16_Well-Architected_ALM

atomica7sei
January 18, 2024

 SalesforceArchitectGroupOsaka#16_Well-Architected_ALM

atomica7sei

January 18, 2024
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  1. 受験ガイドより 3 対象者について: SALESFORCE 認定 DEVELOPMENT LIFECYCLE AND DEPLOYMENT アーキテクト

    Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment アーキテクトの受験者は、以下の経験、 スキル、知識、能力が必要で す。 • さまざまな開発方法論の作業構造とトレードオフについて説明する • リリース管理も含めた、既存/将来の DevOps アーキテクチャを分析・設計する • DevOps の設計をさまざまな利害関係者に適切に説明する • アプリケーションライフサイクル管理のベストプラクティスに従った設計、運用、報告を行う • Salesforce のリリースのための、データとセキュリティを含めた開発環境戦略・テスト環境戦略を効果的に設計・管理する • メタデータ API、Tooling API を使用時の特性、機能、制約について説明する • 開発ライフサイクルをサポートする(AppExchange やサードパーティの)ツールの機能と制約について説明する • アプリケーションライフサイクル管理をサポートするためのソース管理、ブランチ戦略、継続的インテグレーションについて説 明する • テストの自動化や Salesforce リリースにおけるテストなど、テスト手法を理解する • ガバナンス上の展望を理解してガバナンスに参加する • 適切なバックアップと復元戦略を設計する • Salesforce リリーススケジュールに従い、スケジュールがリリースとプロジェクトに与える影響を理解する
  2. 受験ガイドより 4 試験の詳細 Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment アーキテクト試験の詳細は次のとおりです。

    • 内容: 多肢選択/複数選択方式 60 問 • 試験の所要時間 : 105 分 • 合格点: 65% • 受験料: 40,000 円(税抜) • 受験方法: テストセンターにおける監督下の試験、またはオンライン環境における監督下の試験。受験方法の詳細については、 こち らをクリックしてください。 • 参考資料: 試験中は、印刷物やオンライン資料は参照できません。 • 前提条件: なし
  3. 受験ガイドより 5 試験概要 Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment アーキテクト試験では、以下の目的に関する受験者の知識とスキルを評価しま

    す。 アプリケーションライフサイクル管理 : 8% • 与えられたプロジェクトリスクと顧客要求に従って、さまざまな開発手法の利点とリスクを評価する方法を説明し、顧客成熟度に基づ いて適切なガバナンス戦略を推奨する リリース: 13% • 与えられたシナリオに従って、管理パッケージまたは未管理パッケージを使用する場合の使用事例と考慮事項を分析して説明する • 複数プロジェクトのストリーム、トレーニング要件、ステージング、 Hotfix を考慮に入れながら、 Sandbox 戦略を特定のリリース計画に 適用して対応付ける • 与えられた顧客シナリオに従って、適切なリリース管理戦略について説明し、推奨する
  4. Well-Architectedのページ紹介 7 アプリケーションライフサイクル管理とは (Well-Architectedの日本語訳より) • アプリケーションライフサイクル管理 (ALM)は、ソフトウェアがどのように作成、 デリバリー、管理されるか (構想から終了 まで)に焦点を当てたソフトウェア開発の

    取り組みです。人、プロセス、ツールを包 括するALMは、アプリケーションの構想、 承認、構築、デリバリー、管理の全体像を 見る方法であり、より具体的な分野 (DevOps、特定のデリバリー方法論、テス ト戦略、ガバナンス、 CI・CDなど)が関与し ている可能性もあります。 アプリケーションライフサイクル管理の小項目と して下記がある • リリース管理 • 環境戦略 • テスト戦略
  5. リリース管理(Well-Architectedの日本語訳より) 8 Salesforceの効果的なリリース管理を可能にするために、以下のことを検討します。 • 組織ベースの開発をやめる • 可能な限り安定したリリースメカニズムを選択する ◦ ロック解除済みパッケージ ◦

    DevOps Center ◦ SalesforceCLIおよびソースコマンド(頭文字をとってSFDXとも呼ばれる)を使 用したソース駆動型の開発およびメタデータのデプロイ • リリースに名前をつける ◦ ロードマップ ◦ 文書 • リリースマニフェストの中で、依存関係をうまく管理する
  6. テスト戦略(Well-Architectedの日本語訳より) 10 Salesforceの効果的なテスト戦略を立てるために、以下のことを検討します。 • 可能な限り繰り返し、頻繁に、そして自動化された手段でテストを行う • すべての変更にすべての種類のテストが必要なわけではないことを認識する • さまざまな環境タイプでどのようなテストを実行できるかを定義する •

    異なる環境タイプでどのようなテストが実施できるかを定義する • アプリケーションの成熟度を継続的に測定するために、耐久テスト、ストレステス ト、パフォーマンステスト、およびスケールテストを使用する • テストワークロードが非機能要件の測定に役立つことを確認する
  7. DevOps Centerの紹介 14 • 2022 年 12 月 9 日に正式リリース

    • Salesforce DevOps Center は、ローコードからプロコードまでの範囲に関係なく、開発チームに DevOps のベ ストプラクティスをもたらす、変更およびリリース管理に関するエクスペリエンスを向上させます • すべての開発者は、宣言型ビルダーを使用するか、 Salesforce Extensions for VS Code でコードを記述する か、Salesforce CLI の機能と柔軟性を活用するか、またはその 3 つすべてを活用するかにかかわらず、反復 可能かつスケーラブルな方法で顧客に価値を提供するために協力できます
  8. DevOps Centerのデモ構成① 15 Salesforce組織 スクラッチ組織 Developer Sandbox Partial Partial Full

    本番 ステージ Developer Environments Developer Environments Integration UAT *バンドル Staging 本番 環境 devops-scratch devops-dev Devops-test Integration Devops-test UAT Devops-test Staging Devops-test Release GitHubブランチ (integより作成) (integより作成) integ uat staging main VSCode エイリアス ebikes-scratch ebikes-dev ebikes-integ ebikes-uat ebikes-staging -
  9. DevOps Centerのデモ構成② 16 • 事前準備 ◦ 本番環境 ▪ Dev Hubを有効化

    ▪ Developer Sandboxのソース追跡を有効化 ▪ DevOps Centerを有効化、パッケージをインストール • 接続アプリケーション設定 • ユーザに権限セットの割り当て ▪ E-Bikesサンプルアプリ をセットアップ ◦ 本番環境からDeveloper Sandbox、Partial、Fullはリフレッシュ ◦ GitHub環境 ▪ ブランチ作成 ◦ DevOps Center(アプリケーションランチャー ) ▪ Projectの作成 • GitHubとの接続(※GitHub管理者の承認が必要 ) ▪ Pipelineの作成 • 各環境との接続
  10. 触ってみた感想や注意点 19 • ソース駆動型の開発・リリースモデルを採用できる ◦ GitHubで一元管理しているものが、Salesforceの実組織にデプロイされてい るのがありがたい! ◦ 今回のデモではお見せできなかったが、開発者はVSCodeとGitHubだけで完 結できる(Salesforceの本番組織に入らなくてもよい)

    • 注)Environmentに日本語がデフォルトでセットされているが、英語に変えること ◦ 指定ログイン情報を自動作成しているみたいで、日本語だと作成されず Promoteできない ◦ EnvironmentのSwapで気軽に再認証できるのかと思いきや、別環境との入 替に使用するものなので二度と前の組織を接続できなくなる→結果Projectの 作り直し ◦ 今はまだProjectを削除できない→名称変更しておく等で放置しておく • 注)実運用にあたってのガイドラインは整備する必要ありそう ◦ どこまでの変更を管理するのか、誰がどの操作を行うのか等
  11. 参考リソース 20 • Well-Architected アプリケーションライフサイクル管理 • DevOps Center のインストールと構成 •

    DevOps Center を使用して変更を簡単かつ共同で管理およびリリースする • Salesforce DX 開発者ガイド • DevOps Center Trailblazer グループ