Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
私たちのプロダクトにとってのちょうどよいテストの考え方 / just right test
Search
おおひら
November 10, 2024
0
350
私たちのプロダクトにとってのちょうどよいテストの考え方 / just right test
おおひら
November 10, 2024
Tweet
Share
More Decks by おおひら
See All by おおひら
雑にコミュニティを続けてもいいと思っている/Feel free to continue the community
camel_404
0
95
あらためてバグバッシュに向き合う
camel_404
0
41
WEB系スタートアップにおけるテスターという仕事についての考察
camel_404
0
31
私たちのプロダクトにとってのよいテスト/good test for our products
camel_404
0
250
3ヶ月で パネルディスカッションの イベントを開催する方法
camel_404
0
73
スプリントレビューは楽しすぎる件について.pdf
camel_404
0
230
スクラムチームに アウトスプリントで関わる テスターの取り組み事例
camel_404
0
200
「DIY縦軸」イベントを能動的に楽しむという考え方。または、イベントは誰が作り育てるかという話。/DIYtatejiku
camel_404
1
440
テスターがスクラムチームに溶け込むためにした幾つかのこと
camel_404
0
190
Featured
See All Featured
A Tale of Four Properties
chriscoyier
158
23k
The Language of Interfaces
destraynor
156
24k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
67
4.6k
Building Applications with DynamoDB
mza
93
6.2k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
20k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
BBQ
matthewcrist
87
9.5k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
129
19k
Faster Mobile Websites
deanohume
306
31k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
55
9.2k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
9
440
Scaling GitHub
holman
459
140k
Transcript
© 2024 Loglass Inc. 2024.11.11 Yusuke Ohira 私たちのプロダクトにとっての ちょうどよいテストの 考え方
QA engineer at a Startup vol.1 おおひら編
© 2024 Loglass Inc. Profile 大平 祐介 株式会社ログラス QAエンジニア 2023年に株式会社ログラスに入社。
新卒からずっと業務システムの開発に携わってかれこれ20年近く。 スクラムチームのQAメンバーとして日々精進中。 プライベートでは、ただのテスター。 好きな本は、闘うプログラマー。 好きなスクラムイベントは、スプリントレビュー。 好きなプロトコルは、LDAP。 Yusuke Ohira
© 2024 Loglass Inc. よいテストってなんだろう?
© 2024 Loglass Inc. テストの原則 Testing is context dependent. JSTQB
FL シラバス http://jstqb.jp/syllabus.html
© 2024 Loglass Inc. テストの原則 6.テストはコンテキスト次第 テストに唯一普遍的に適用できるアプローチは存在しない。テストは、 コンテキストによって異なる方法で行われる(Kaner 2011)。 JSTQB
FL シラバス http://jstqb.jp/syllabus.html
© 2024 Loglass Inc. 私たちのコンテキスト
© 2024 Loglass Inc. 私たちのプロダクト
© 2024 Loglass Inc. 新規事業の開発チーム • スクラムチーム ◦ メインプロダクトとは別チームで開発 ◦
オーソドックスなスクラムチーム ◦ テストはみんなでやるよ • PMFを目指して奮闘中 ◦ ターゲット顧客の要望に対してシャープに機能提供を目指している 私たちのチーム
© 2024 Loglass Inc. 今のプロダクトに必要なこと ターゲット顧客の課題に対して 理解度を深めながら、 高速に価値提供していくことが大切
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストのやり方
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストに対する考え 私たちが提供したい価値(顧客の課題解決) の理解度を上げるためにテストする
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストに対する考え どれだけ不確実性を低減することができるか どれだけ早くテスト分析・設計できるか
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストに対する考え
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストに対する考え リリースノート、マニュアル作成?
© 2024 Loglass Inc. リリースノート、マニュアルを書くことで運用の具体イメージを共有する • 自分たちで書くがことで運用の具体をイメージする ◦ マニュアルを書くことで運用の事例を考える ◦
事例を考えることで、具体の仕様を想定する • CSなどのステークホルダーに共有 ◦ 運用レベルで齟齬がないか確認 ◦ 事前に作ることで運用レベルの問題の手戻りを防ぐ 私たちのテストに対する考え
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストの考え方
© 2024 Loglass Inc. 今はこのフェーズだから、このテストしている • プロダクトの状況が変われば、テストの仕方も変わる ◦ もっと、多様なデータを確認するテストが必要になるかもしれない ◦
もっと、汎用的な運用に対応できるテストが必要になるかもしれない ◦ もっと、大規模な性能テストが必要になるかもしれない 私たちのテストの考え方
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストの考え方 今、私たちのプロダクトは、 ターゲット顧客に価値を提供することが 大切
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストの考え方 必要な分だけ機能を作り 必要な分だけテストをする
© 2024 Loglass Inc. 大切なこと • プロダクトの状況を把握して、テストの戦略が考えられること ◦ テストはコンテキスト次第(2回目) •
QAエンジニアだけではなく、チーム全員で考えられること ◦ 全員が納得感をもって進める 私たちのテストの考え方
© 2024 Loglass Inc. 私たちのテストの考え方 これが、 私たちのプロダクトにとっての ちょうどよいテストの考え方
© 2024 Loglass Inc. ご清聴ありがとうございました!
© 2024 Loglass Inc.