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新卒入社から1500人規模のCTOに: エンジニアが圧倒的に成長する3つのコツ / 技育祭2023春

新卒入社から1500人規模のCTOに: エンジニアが圧倒的に成長する3つのコツ / 技育祭2023春

2023年3月18日(土)、19日(日)サポーターズ主催「技育祭2023【春】」に開催されたCARTA HOLDINGSセッションの発表資料です。

・セッション概要
2012年にVOYAGE GROUP(当時)へ新卒で入社して以来、ソフトウェアエンジニアとして事業づくりに携わってきました。事業の将来を切り拓くプロダクトをつくるなかで何に挑戦し、何を学んできたのかについて、3つのコツにまとめてお話します。

・登壇者
株式会社CARTA HOLDINGS
執行役員CTO
鈴木健太(@suzu_v)

CARTA Engineering

March 20, 2023
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Transcript

  1. CARTA HOLDINGS, Inc. 自己紹介 データエンジニアリングや ウェブ技術が好きです。 本も書きました(いずれも共著) 鈴木健太 すずけん 経歴

    2011年 スタートアップでCTO 2012年 VOYAGE GROUP新卒入社 2019年 fluct(子会社) 取締役CTO 2022年 CARTA HD 執行役員CTO ポッドキャスト「 https://ajito.fm 」 Twitter: @suzu_v
  2. CARTA HOLDINGS, Inc. CARTA HOLDINGSについて ネット広告領域を中心にデジタルマーケティング支援、 広告プラットフォーム運営など幅広く事業を展開しています。 10.4% 東京を拠点 従業員1,526人

    •国内:東京、名古屋、 大 阪、福岡 •海外:上海 1999年 設立 売上総利益 231億円 オペレーティングマージン 営業利益 24.1億円 売上総利益CAGR 8.2% 2018年から5年間の 年平均成長率 取扱高 1208億円 日本のインターネット広告費の 約4.5%のシェア※1 当社グループで直接雇用関係 にある役職員の人数 (2022年12月末時点) 2022年度 2022年度 2022年度 2022年度 ※1 2021年の日本のインターネット広告費と 2022年の取扱高を用いてシェア率を算定 3
  3. CARTA HOLDINGS, Inc. 縦へ、深く掘ってみる Twitter / ブログで知る 公式ドキュメントを読む 実際につかってみる GitHubでソースコードを読む

    issue、パッチ一覧を読んでみる issueを書いてみる Pull Requestを書いてみる どこまでやってますか? あるライブラリがあったら
  4. CARTA HOLDINGS, Inc. 好奇心をとどめない: 私のケース 2011: まずはスタートアップやってみるか、とウェブメディア立ち上げやる(大学時代) 2012: でかいデータをつかってみたいな、と思い広告技術の世界にはいる(新卒入社) 2014:

    クラウドをつかってたくさんデータを回すのができたので、解析チームをマネジメントしてみる 2015: やっぱりもっと大きな開発チームで挑戦してみたいなと思い、やってみる 2016: もっとプロダクトにコミットしてみたいな、と思いマネジメントをまたやる 2019: 会社経営ももうちょっとやってみたいな、と思ってfluct CTOをやる 2022: このエンジニア組織や文化をもっと広めて良くしたいな、と思ってCARTA CTOをやる いろいろやっていると、ラベルとか、自分が何屋だとかがあまり気にならなくなってくる。 心はいつもエンジニア、でも経営・人事・プロダクト・マネジメント、なんでもやる。 やってみると、楽しい。やってみないと、わからない!
  5. CARTA HOLDINGS, Inc. 「ソフトウェアエンジニアリング」と「プログラミング」の違い プログラミングとソフトウェアエンジニアリングの決定的な違いは3 つある。 時間、スケール、そして作用しているトレードオフだ。ソフトウェ アエンジニアリングのプロジェクトにおいてエンジニアは、時間の 経過と、結果的に出てくる変更の必要性に、より配慮しなければな らない。ソフトウェアエンジニアリング組織内では、生産するソフ

    トウェアと、ソフトウェアを生産する組織、それら両方のスケール と効率に関してより配慮しなければならない。最後に、ソフトウェ アエンジニアとして我々は、時間と発展に対する不正確な見積もり に多くの場合基づき、比較的大きな利害の関係する結果を伴う、よ り複雑な決定の実行を求められる。 “
  6. CARTA HOLDINGS, Inc. 経験から: 信頼から広がる可能性 • もともと「全部自分でやればいいじゃん」と思いがちだった • fluctでマネジメントをするなかで、人がどんどんふえていった(3倍) •

    取引先も増え、機能も増えていきいき、わからないことも増える(複雑性の増加) • 「こういうときどうすればいいと思う?」とどんどんまわりに聴いて、しらべて、まかせて いった • 自分なりに素朴に「これからfluctはどういう方向に向かっていくといいと思う?」の問いを 立てていき、あらゆる職種からアイデアを取り込んだ その結果、海外展開、マルチメディアでの開発、コンサルティング領域の拡充など、自分だけでは 想像もしなかった未来を実現できた。