Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
新卒1年目からAI駆動開発:期待と現実、そして気づいたこと
Search
Cloud Ace
October 06, 2026
Technology
11
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
新卒1年目からAI駆動開発:期待と現実、そして気づいたこと
Cloud Ace
October 06, 2026
More Decks by Cloud Ace
See All by Cloud Ace
GCSの署名付きURL、 URLを返せば終わりじゃなかった話
cloudace
0
8
いくつ知ってる? GoogleのAIたち
cloudace
0
6
Developer Knowledge MCP でサポート業務を改善する
cloudace
0
6
クラウドエース流AI駆動開発の実践
cloudace
0
13
ソフトウェアDNAとクラウドエージェントのススメ
cloudace
0
150
今年の最難関と思われるProfessional Security Operations Engineer の概要
cloudace
0
32
Gemini CLI x Google Cloud Document MCP で作る Google Cloud クイズボット
cloudace
0
36
魅力的な LT を作りたい
cloudace
0
31
AIエージェントはqじゃなくてwqしよう
cloudace
0
35
Other Decks in Technology
See All in Technology
分析の民主化を支えるメタデータ整備の実践
kakehashi
PRO
2
940
脆弱性診断って、何をしているの? 〜弱点を見つけて、会社の改善につなげるまで〜
keeg
0
550
子育てエンジニアの可処分時間が減っても成長を諦めない戦い方
sudoakiy
4
3.7k
UniFi(ユニファイ)AIカメラの現場活用
ludicmind
1
190
初対面のメンバーがチームを組み、Claude Codeでゼロからサービスをリリース
mkdev10
0
110
freeeらしさをAIとともに作る / Creating the freee Experience with AI
ymrl
0
210
継続的なAIコスト最適化
bgpat
1
220
スキルを作る、その前に!複数人で使われるスキルを 作るためのプロセス
junkifurukawa
2
350
自主式軟體工廠
philipz
0
240
予測不能な実行エージェントを安全にサクッと試せるサンドボックス環境の話
sansantech
PRO
0
130
AIに攻撃される前に、AIに攻撃させる
tsuchikazu
0
160
ハードウェアコンペでもAI駆動開発が進んでいる話
iotengineer22
0
380
Featured
See All Featured
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2.4k
Digital Ethics as a Driver of Design Innovation
axbom
PRO
1
450
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
10
1.4k
Odyssey Design
rkendrick25
PRO
2
860
Building AI with AI
inesmontani
PRO
1
1.3k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
35
2.6k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.9k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.8k
Practical Orchestrator
shlominoach
192
12k
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
760
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
1.5k
Designing for Timeless Needs
cassininazir
1
520
Transcript
新卒1年目からAI駆動開発:期待 と現実、そして気づいたこと クラウドエース株式会社 Tanmay Bagwe (C) Cloud Ace, Inc.
スピーカー Bagwe Tanmay クラウドエース株式会社‧技術本部 主に Google Cloud Infra に関するサポート提供‧Frontend‧サポート作業など
[email protected]
LinkedIn:Tanmay Bagwe 出⾝:インド 教育:ドイツで(東アジア学‧Quantitative Sociology) github(個⼈): https://github.com/happygoluckycodeeditor
異文化へのダイブ: 挑戦のスタート地点 • 🎓 バックグラウンド : 東アジア研究 ◦ 修論:日系企業の SDGs
世論調査 • どうやってエンジニアリングに興味を持ったか? ◦ 大学で文系向けの Python コースを受講 ◦ アルゴリズムを書く人が「かっこいい」と感じた ◦ Harvard の CS50 を無料受講し、エンジニアを志す 👉 その過程で、現在の会社と就活中に出会う
AIがあれば何ができる? 入社前の期待 • • • • AIに聞けばどんな答えでも綺 麗に出る コードも自動で書いてくれる 基礎知識がなくても大丈夫
すぐ戦力になれる 入社後の現実😅 • • • • 書いた文章に言いたいことの ニュアンスがない 出てきたコードの意味が分から ない 手動で書く方が早い レビューで指摘が多い
そこから、何を変えたのか 課題 気づき コードの意味が分からない・出力が 不安定 ① コンテキストを設計 する 大きなタスクを丸投げしてしまう ②
タスクを小さく分解 する 生成されたコードをそのまま使って しまう ③ レビュアーになる
気づき① コンテキストを設計すること AIは賢い。でも「何も知らない新人」として扱うべき。 プロジェクトの背景を何も伝えなけ れば、AIは想像で補完する。 その想像が、バグやズレた実装につながる。 ❌ 最初のやり方: • •
• • コードをそのまま貼り付けて「直し て」 「このアプリを作って」と丸投げ 毎回ゼロからチャットで説明する コンテキストウィンドウに何でも詰 め込む ◦ (Geminiは100万トークン あるからといって全部入れ ればいいわけではない) ✅ 今のやり方: • • • GEMINI.md をリポジトリに作成 ◦ プロジェクト概要・技術ス タック・ディレクトリ構成・制 約を記載 ◦ AIが毎回このファイルを読 んでから作業を開始する アーキテクチャを自分で理解して からAIに渡す 必要な情報だけを絞って渡す
気づき② タスクを小さく分解する AIに大きなタスクを渡すと、何が起きるか? ・途中で方向性がズレる ・トークンを大量消 費する ・どこで間違えたか追えなくなる ・修正コストが爆発する AIは「優秀だが方向感覚のない実装者」。 細かく指示して、細かく確認するのが正解。
❌ 最初のやり方 : • • • 「このページ全体を作って」 「このバグを直してついでにリファクタも して」 一つのチャットで何でも解決しようとする ✅ 今のやり方 : • • • • 機能を原子レベルのタスク に分解してから渡す ◦ 例:ルーティング設定 → コンポーネント作成 → スタイル → テスト 一つのタスクが完了したら必ず確認してから次へ 大きなマイグレーションは 1サービスずつ 対応 AIに実行前に プランを作らせてから 承認する ◦ plan.md に手順を書かせて、 OKを出してから実行
気づき③ レビュアーになる AIが生成したコードは、一見完璧に見える。 コンパイルも通る。テストも通る。 でも本番 で問題が起きる。 なぜか? AIは「動くコード」を書く。でも「正しいコード」かどうかは別の話。 ハルシネー ション・セキュリティホール・存在しない
APIの呼び出し。 これは実際に自分が経験したこ とでもある。 実際に起きたこと : • • • • 存在しないAPIメソッドを自信満々に呼び出す 「動いてるように見える」が実はセキュリティホールだった テストを書かせたら本番コードを書き換えていた😇 古いバージョンの書き方でコードを生成する
気づき③ レビュアーになる AIが生成したコードは、一見完璧に見える。 コンパイルも通る。テストも通る。 でも本番 で問題が起きる。 なぜか? AIは「動くコード」を書く。でも「正しいコード」かどうかは別の話。 ハルシネー ション・セキュリティホール・存在しない
APIの呼び出し。 これは実際に自分が経験したこ とでもある。 以前 今 コードを「書く人」 コードを「判断する人」 AIの出力をそのままコピペ 必ずロジックを読んで理解する エラーが出たら AIに丸投げ エラーの原因を自分で仮説立てる レビューは形式的に セキュリティ・ロジック・テストを確認
まとめ:3つの気づき、ひとことで 気づき 核心 🗂 ① コンテキストを設計する AIへの指示は引き継ぎ書 ✂ ② タスクを小さく分解する
地図は自分が渡す 👀 ③ スーパーバイザーになる 責任は人間が取る
Thank you.
おすすめ記事・資料 • • Five Best Practices for Using AI Coding
Assistants ◦ https://cloud.google.com/blog/topics/developers-practitioners/five-best-practices-for-usingai-coding-assistants GeminiCodeAssistを使ってみよう ◦ CLI版 ▪ https://geminicli.com/ ◦ IDE版(使いやすい) ▪ https://codeassist.google/ ※Google Cloud、Gemini は Google LLC の商標です。