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【青森県南部町】シャッフルキャンプ2022夏 実施報告レポート

【青森県南部町】シャッフルキャンプ2022夏 実施報告レポート

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Transcript

  1. ©2022terakoya for tomorrow.inc 目次 01 02 03 04 シャッフルキャンプとは 開催に込めた想い

    開催概要 当日の様子 05 実施結果 06 企画運営会社について
  2. ©2022terakoya for tomorrow.inc ©2022terakoya for tomorrow.inc 年齢や背景などの異なる 多様な人々、その暮らしとの 関わり(シャッフル)を体験 4

    01 シャッフルキャンプとは 株式会社あしたの寺子屋が考案する宿泊型のオリジナルサマーキャンプです。 居住地・年齢・考え方などの異なる多様な他者との交わり(=シャッフル)を通じて、 「物事への好奇心や他者に対する関心」「自分に対する理解」を日常に持ち帰る体験を届けます。 越境による 様々なシャッフル ただ楽しむのではなく、 「誰か」に思いを馳せる アウトプットを制作 「誰か」のことを 考えたアウトプット 地域で教育事業を営み、 地域の魅力を知り尽くす 現地コーディネーターが運営 教育に携わる 現地コーディネーター
  3. ©2022terakoya for tomorrow.inc 6 03 開催概要 *本プログラムは、内閣府「令和4年度関係人口創出・拡大のための中間支援組織の 提案型モデル事業」の採択を受けて実施しました。 コンセプト 日程

    主催 運営 対象 内容 人生を楽しくサバイブするためのきっかけを 掴むサマーキャンプ 2022年7月30日(土)~8月2日(火) 全国各地の小学5年生~中学3年生 株式会社あしたの寺子屋 合同会社南部どき チームでの農業体験を通して食の大切さを学び、 晩さん会を設えることで「ご馳走」の意味を考える
  4. ©2022terakoya for tomorrow.inc ©2022terakoya for tomorrow.inc 8 04 当日の様子 農業体験

    様々な農家さんのもとで 農作業を手伝いました。 農家の方々に教えてもらい ながら、じゃがいも・ミニ トマト・桃などの野菜や果物 を収穫しました。 ⚫ 農家さんが、優しく接してくれた ⚫ 畑が広くてびっくりした ⚫ ジャガイモ掘りの時のジャガイモ の量が印象的だった など 感想
  5. ©2022terakoya for tomorrow.inc ©2022terakoya for tomorrow.inc 9 04 当日の様子 晩さん会

    「皆がハッピーになれる晩さん会を開催する」というミッションのもと、農業体験を通じて獲得した食材を用いて、お世話に なった方々に対しておもてなしをする晩さん会を3日目に行いました。日常から離れたサバイバル体験を通じて課題を解決する力、 人や食を大切にする心を育むことを目的にしました。 食の大切さ、ご馳走の意味を知る 相手に思いを馳せる コンビニやネットショッピングによって欲しい物が 簡単に手に入る時代の中で、晩さん会を設えることを 通じて「ご馳走」の意味を考える。そこで知った食の 大切さは日常生活に帰っても残り続ける。 「どうしたら皆がハッピーになれるか?」をとことん 考え、妥協せず話し合って晩さん会をつくり上げる。 「大変だったけど、農家さんに楽しんでもらえて嬉し かった」と、相手を思いやる気持ちを養った。 「それってうちらは楽しいけど大人の人たちはハッピーかな?」「お金がないん だから絵を描いたり木の実を飾り付けしたらいいじゃん」と皆がハッピーになれる 晩さん会を真剣に考え、おもてなしをする様子
  6. ©2022terakoya for tomorrow.inc ©2022terakoya for tomorrow.inc 10 04 当日の様子 新聞記事制作

    3泊4日を振り返り、デーリー東北に掲載するための記事制作を4日目(最終日)に行いました。 9月3日と9月10日の2回にわたって特集記事が掲載され、実際の紙面は各家庭にお届けしました。 新聞記事制作の様子
  7. ©2022terakoya for tomorrow.inc ©2022terakoya for tomorrow.inc 11 05 実施結果 居住地・年齢・考え方などの異なる多様な他者との交わり(=シャッフル)を通じて、

    「違いへの気付き」を得て、「他者・地域への関心・愛着」を育むことに繋がりました。 違いへの気付き 他者・地域への関心・愛着 住んでいる地域との生活環境や言葉の違いを体感し、 参加した子どもたちそれぞれの住んでいる地域のことを 話すことによって、様々な違いに気付く経験をしました。 そこで出会った他者(子ども・大人)や地域そのものに 対する関心や愛着が湧き、「また会いたい」「また行き たい」という思いが強く育まれ、日常に帰っても思いを 馳せる対象が増える体験になりました。 ⚫ 東京では、感じることの出来ない自然を感じ、 友達と仲良くなれた ⚫ 言葉が独特で分からないことがあった ⚫ 方言の違いや生活習慣の違いを知った ⚫ 色々な場所から来ているからこそ、楽しく 話せたし、それぞれの住んでいる地域の話をできた ⚫ また行きたいと思った、めっちゃ楽しかった!!! ⚫ 全国各地から集まった人でして、会える機会が少ないと 思うから、また会う機会が欲しい ⚫ もう何泊かしたかった ⚫ 青森で長く過ごしてみたい 感想(一部抜粋) 感想(一部抜粋)
  8. ©2022terakoya for tomorrow.inc 13 05 実施結果:参加した子どもたちの声 ⚫ みんなで料理をしたし、新しい友達ができたし、楽しいこと尽くめだった ⚫ 参加者全員面白い人たちだった。スタッフの方々も優しく声をかけてくださった

    ⚫ 初めて会う人とも、楽しく交流ができ、普段はできないことをたくさんできたのでよかった ⚫ 東京では、感じることの出来ない自然を感じ、友達と仲良くなれた ⚫ 色々な場所から来ているからこそ、楽しく話せたし、それぞれの住んでいる地域の話をできたり、 「あぁ、シャッフルキャンプに来て良かったなぁ」と何度も思った。 ⚫ この経験を活かしてこれから過ごしていけるし、この思い出を大切にして前に進める気がする ⚫ 初めて行ったけど、こんなに優しい人達がいるところなんだと安心できる場所だった。 農家さんに前お世話になったことへの感謝を伝えたい ⚫ 住んでいるところと全く違う、自然に囲まれた、心がやすまるところ *原文を誤字脱字のみ修正して掲載
  9. ©2022terakoya for tomorrow.inc 14 05 実施結果:参加した子どもたちの声 ⚫ 頑張って準備して、大変だったけど、農家さんに楽しんでもらえて嬉しかった。 他のグループのおもてなしにもビックリした ⚫

    準備は難しかったけど、成功して良かった ⚫ 農家さんやスタッフと一緒に食べたご飯が最高だった ⚫ みんなで仕事を分担して、出来るだけ効率よく、みんなが幸せになれるものを料理で作ったりした ⚫ みんなで協力して計画し、買い物に行ったり料理を作ったり、と実際に行動して晩さん会を 迎えられて嬉しかった。また、その努力が形になって農家の方々、参加者全員、スタッフが 喜んでくれて嬉しい気持ちと、自分の自信がついた。晩さん会であったことを思い出すと ついつい笑顔になるくらい、最高の思い出になった‼︎ ⚫ 「自分で何かをする」がいっぱいあった *原文を誤字脱字のみ修正して掲載
  10. ©2022terakoya for tomorrow.inc ©2022terakoya for tomorrow.inc 15 06 企画運営会社について 主催

    運営 株式会社あしたの寺子屋 合同会社南部どき 所在地 事業内容 URL 生まれた環境に左右されることなくすべての 子どもの今と未来をつなぐ 北海道札幌市中央区大通西3-6 北海道新聞本社ビル2F SAPPRO Incubation Hub DRIVE https://ashita-terakoya.com/ ①全国各地での「寺子屋」開校・運営支援 ②サマースクール「あしてらキャンプ」開催 ③「シャッフルキャンプ」企画運営 理念 所在地 事業内容 URL 理念 1年後の自分。10年後の家族。100年後の故郷の ために、ワクワク、ドキドキ創り出そう 青森県三戸郡南部町大向泉山道9-54 https://nanbudoki.com/ ①農産物の生産・加工・販売 ②カフェの運営 ③体験型の寺子屋「学びどき」の運営