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SREと私 / SRE and I

cohalz
July 07, 2019

SREと私 / SRE and I

Hatena Engineer Meetup #1 in Okinawa
https://hatena.connpass.com/event/135537/
の発表資料です

cohalz

July 07, 2019
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Transcript

  1. SREと私
    Hatena Engineer Meetup #1 in Okinawa
    id:cohalz

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  2. 自己紹介
    ・id:cohalz / @cohalz
    ・株式会社はてな SRE (2018年新卒)

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  3. 話すこと
    ・今までの人生の話
    ・なぜSREになろうと思ったのか

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  4. SRE (Site Reliability Engineer)
    ・サービス開発時の構築
    ・アラート対応・調査
    ・全社基盤開発
    ・安定稼働のための冗長化・キャパシティプランニング
    ・ミドルウェアやサービスの事前検証

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  5. 入社までの経歴

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  6. 2010
    ・高校生
    ・部活の先輩にJavaScriptを教えてもらった
    ・webで動く電卓を作って公開していた程度

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  7. 2013
    ・大学に入学
    ・iOS用の簡単なゲームを作っていた
    ・並行してプログラミング言語に興味が出た
     ・Scalaとの出会い

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  8. 2015
    ・Scalaを書くWebエンジニアアルバイトを始める
     ・実はRESTの意味すら知らない状態だった
    ・フレームワークも違う複数のプロジェクトに触れる
     ・ Web開発のいろはを学んだ

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  9. 2017
    ・はてなインターンの参加
     ・Scalaが書けるインターンを探していた
     ・はてなインターン出身のエンジニアを多数知っていた

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  10. はてなインターンの参加
    ・Mackerelチームで開発した
    ・リリースして喜んでもらえる体験

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  11. その後アルバイトに応募

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  12. アルバイトに応募
    ・Mackerelチームを希望していた
    ・別チームの配属でも良いですかと聞かれた
     ・しかし当時は東京にMackerelチームのエンジニアがいなかった
     ・サーバーとミドルウェアのオペレーションを行うチームへ

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  13. サーバとミドルウェア???
    ・経験もないし知ってることを探すほうが難しい
    ・サーバ: VPS1台借りて遊んでいた
    ・ミドルウェア: MySQLなら多少は...

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  14. それでも承諾した

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  15. それでも承諾した
    ・Webオペレーションエンジニア座談会を見た
     ・https://hatenacorp.jp/recruit/operation_engineer
    ・アプリケーションエンジニアからの転向が多い
    ・メンターもフロントからインフラに転向した人だった

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  16. それでも承諾した
    ・全く同じ経歴の人もいた

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  17. それでも承諾した
    ・はてなインターンでのインフラ講義が良かった

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  18. 思い返すと
    ・自分でWebアプリケーション作ってない
     ・ネタが思いつかない
    ・新しいことをやってみたかった
     ・わからないことへの興味
     ・前のアルバイトは同じようなタスクが多かった

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  19. アルバイト研修がスタート

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  20. アルバイト研修
    ・Go言語を学ぶ
    ・ISUCON 4のスコアアップ
    ・ISUCON 4の構成を三層構成+冗長化
    はてなでインフラ研修を受けました
    https://core.cohalz.co/entry/2018/04/20/101536

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  21. アルバイト
    ・ミドルウェア・ツールが面白い
     ・keepalived
     ・Chef
    社内で LVS 勉強会を開催しました - Hatena Developer Blog
    https://developer.hatenastaff.com/entry/201801-lvs-study

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  22. システムって面白い
    ・複数のサーバが動くのが面白い
    ・生き物みたい
     ・他と強調して動く
     ・不調になることもある

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  23. システムを対象にしたコードを書く
    ・楽にしたいからコードを書いてきた
    ・インフラだってそうしたい
     ・=>自動化の仕組みを考える
     ・基盤開発

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  24. 基盤開発で喜んでもらえる
    ・身近な人に喜んでもらえると嬉しい
    ・基盤を使ってもらうのはすぐ近くの開発者

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  25. AWSサービスとの出会い
    ・最初は怖くて手を出せなかった
    ・一つずつ覚えていく
     ・EC2, S3, Lambda, CloudFormation…
    ・組み合わせて使うと面白い

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  26. そして入社へ
    ・大学院を中退
    ・入社時に職種を選べたが,そのままSREを希望した

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  27. そうして今に至る

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  28. やってきたこと

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  29. インターン生のメンター
    ・コンテナ運用周りを検証した
    ・Fargateのデプロイ方法・時間,オートスケールなど

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  30. インターン生のメンター
    ・その結果,大きな反響があった
    https://developer.hatenastaff.com/entry/2018/09/26/133000

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  31. Let’s Encrypt証明書の自動更新
    ・Lambdaを使って自動でS3に保管されるように
    https://developer.hatenastaff.com/entry/2018/12/11/133000

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  32. Let’s Encrypt証明書の自動更新
    ・OSSにしたところPRも貰った

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  33. Mackerelの監視ルール自動管理
    ・元々は定期バックアップを作ろうとしていた
    ・webhookを駆使することで即バックアップが可能に
    https://developer.hatenastaff.com/entry/2019/04/16/130000

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  34. Mackerelの監視ルール自動管理
    ・社内でかなり便利に使われるようになった
    ・技術的にもSaaS同士が繋がるという面白さがあった

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  35. コンテナ化の推進
    ・インターンの成果を元に,更に発展させる
     ・アプリケーションをコンテナ化
     ・デプロイ・ログ・監視なども調査・整備

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  36. コンテナ化の推進
    ・得られた知見をどんどん社内に共有
    ・知見だけではなくコードに落とし込む
    ・=> 新規サービスはコンテナで行こうという流れにできた

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  37. インフラをコードで記述する

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  38. AWS CDKとの出会い
    ・CloudFormationをTypeScriptで書ける
    ・知見の入ったテンプレートをライブラリとして提供できる
    ・社内で試している人が何人書いた

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  39. AWS CDKとの出会い
    ・ライブラリを書きつつ本家にPR 
     ・(おそらく)日本人最多のコントリビュート数
     ・インフラの知識とコードを書く能力が役に立った

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  40. AWS CDKとの出会い
    ・縁がありイベントで登壇することに
    https://awsclouddevelopmentkitcdkmeetu.splashthat.com/

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  41. そして今
    ・新規サービスの構築に関わっている
    ・ミドルウェア検証,デプロイ改善,不具合調査
    ・アプリケーションのコードから改善することも

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  42. やってみれば意外とできる

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  43. 「手を動かしたものだけが世界を変える」
    ・本部長の言葉
    ・挑戦を応援する文化

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  44. 採用強化中です
    ・挑戦してみたいSREを募集中です
    ・https://hatenacorp.jp/recruit/career/sre

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