Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
VibeCoding時代のエンジニアリング
Search
どすこい
May 11, 2025
Programming
0
370
VibeCoding時代のエンジニアリング
https://hack-1.com/
のキックオフでの講義の資料です!
どすこい
May 11, 2025
Tweet
Share
More Decks by どすこい
See All by どすこい
2024年のAIやっていき 2025年のAIやっていき
daisuketakeda
0
30
データサイエンスをするつもりが、KPI数値算出がなーんできてないぜ!新卒1年目が配属1ヶ月で挑んだサブスクサービスのKPI数値算出タスク
daisuketakeda
0
460
Go Modulesの仕組み Bundler(Ruby)との比較を添えて
daisuketakeda
0
2.5k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Prism.parseで 300本以上あるエンドポイントに 接続できる権限の一覧表を作ってみた
hatsu38
1
100
20250528 AWS Startupイベント登壇資料:AIコーディングの取り組み
procrustes5
0
150
複数アプリケーションを育てていくための共通化戦略
irof
9
3.5k
Blueskyのプラグインを作ってみた
hakkadaikon
1
410
Interface vs Types ~型推論が過多推論~
hirokiomote
1
240
PT AI без купюр
v0lka
0
210
#QiitaBash TDDでAIに設計イメージを伝える
ryosukedtomita
2
1.7k
インターフェース設計のコツとツボ
togishima
2
670
統一感のある Go コードを生成 AI の力で手にいれる
otakakot
0
1.7k
XSLTで作るBrainfuck処理系
makki_d
0
110
Javaのルールをねじ曲げろ!禁断の操作とその代償から学ぶメタプログラミング入門 / A Guide to Metaprogramming: Lessons from Forbidden Techniques and Their Price
nrslib
2
1.9k
つよそうにふるまい、つよい成果を出すのなら、つよいのかもしれない
irof
0
220
Featured
See All Featured
The Invisible Side of Design
smashingmag
299
50k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
138
7k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.3k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
42
2.4k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
52
2.8k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
49
8.3k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
329
24k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
47
2.8k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
Transcript
1 Vibe Coding時代の エンジニアリング どすこい Hack-1グランプリ 6限⽬ 2025.05.11
2 こんにちは! ご参加ありがとうございます!
3 GMOペパボ Webエンジニア どすこい Daisuke Takeda 2024新卒⼊社のどすこいです! 普段はWeb開発したり、社内のAI活⽤を推進した り、アウトプットしたり。 好きな漫画: 葬送のフリーレン
X: @doskoi64 #Hack1グランプリでわいわいしてください!
4 私たちは「⼈類のアウトプットを増やす」ことをミッションとし、 インターネットやテクノロジーの⼒で情報発信のハードルを下げる⽀援をしています。
5 今⽇のテーマは...
6
• Vibe Codingができるようになって起きた変化 • 変化によってプロダクト開発はどうなっていくのか • そのなかで僕らはどうすればいいんだろうか 今⽇話す事 7
• Vibe Codingとは • Vive Codingによる根本的な変化 • Vive Codingとプロダクト開発 •
Vive Codingとエンジニアリング Outlines 8
• Vibe Codingとは • Vive Codingによる根本的な変化 • Vive Codingとプロダクト開発 •
Vive Codingとエンジニアリング Outlines 9
10 完全に雰囲気に⾝を任せて、コードの 詳細に気を払わず、⾃然⾔語だけで指 ⽰をしてコーディングする Andrej Karpathy (X:@karpathy) 2025-02 Vibe Codingとは
Vibe Codingとは
11 Vibe Codingとは Vibe Codingとは
12 Vibe Codingとは Vibe Codingとは
13 Vibe Codingとは Vibe Codingとは
14 これが Vibe Codingとは
15
16 (余談) 実はショップがあります! https://suzuri.jp/vibecoding Vibe Codingとは
• Vibe Codingとは • Vive Codingによる根本的な変化 • Vive Codingとプロダクト開発 •
Vive Codingとエンジニアリング Outlines 17
Vibe Codingによる根本的な変化 18
Vibe Codingによる根本的な変化 19 ~ 2021
Vibe Codingによる根本的な変化 20 2022 ~ 2023
Vibe Codingによる根本的な変化 21 2024 ~ 今
Vibe Codingによる根本的な変化 22 2024 ~ 今
23 ⼈間とAIのドライバー交代
24 https://staff.persol-xtech.co.jp/hatalabo/mono_engineer/568.html Vibe Codingによる根本的な変化
25 ⼈間とAIのドライバー交代 Vibe Codingによる根本的な変化
26 ⼈間とAIのドライバー交代 Vibe Codingによる根本的な変化
27 https://speakerdeck.com/watany/the-end-of-the-special-time-granted-to-engineers?slide=36 Vibe Codingによる根本的な変化
28 ⼈間が数⼗、数百⾏コードを1⽇で書くところ... ⼈間とAIのドライバー交代 Vibe Codingによる根本的な変化
29 ⼈間が数⼗、数百⾏コードを1⽇で書くところ... AIを使えば1万⾏書くことができる 圧倒的な量を誰でも書くことができる ⼈間とAIのドライバー交代 Vibe Codingによる根本的な変化
30 Vibe Codingによる根本的な変化 圧倒的な量をAIが⽣成している図
• Vibe Codingとは • Vive Codingによる根本的な変化 • Vive Codingとプロダクト開発 •
Vive Codingとエンジニアリング Outlines 31
32 Vibe Codingとプロダクト開発
33 圧倒的な量を誰でも 書くことができる Vibe Codingとプロダクト開発
34 じゃあ、 AIに爆発的にコードを書かせて ⼤量リリースさせれば それでええやん Vibe Codingとプロダクト開発
35 ...ほんと? Vibe Codingとプロダクト開発
36 破綻します! Vibe Codingとプロダクト開発
37 破綻します! これを検証してみましょう! Vibe Codingとプロダクト開発
Vibe Codingとプロダクト開発 38 1万⾏のコードが かけました!
Vibe Codingとプロダクト開発 39 1万⾏のコードが かけました! お、あざす!
Vibe Codingとプロダクト開発 40 レビュー お願いします ...ん?
41 ソフトウェア開発のレビューとは、他⼈のコードや設計を ⾒て、品質の維持や向上のための確認や提案をすること。 ⽬的は、品質向上‧バグ防⽌‧知識共有です。 やることは、コードや設計に⽬を通してコメントや修正案 の提案をすることです。 レビューとは Vibe Codingとプロダクト開発
Vibe Codingとプロダクト開発 42 レビュー お願いします
43 ソフトウェア開発のレビューとは、他⼈のコードや設計を ⾒て、品質の維持や向上のための確認や提案をすること。 ⽬的は、品質向上‧バグ防⽌‧知識共有です。 やることは、コードや設計に⽬を通してコメントや修正案 の提案をすることです。 レビューとは Vibe Codingとプロダクト開発 これを1万⾏のコードで...
44 1万⾏のコードレビュー Vibe Codingとプロダクト開発
45 1万⾏のコードレビュー Vibe Codingとプロダクト開発
46 1万⾏のコードをお祈りリリース Vibe Codingとプロダクト開発 よく⾒てないけど、ええやろ バグ起きないでくれ〜 リリースします
47 Vibe Codingとプロダクト開発 障害が発⽣しないって⾔えますか?
48 Vibe Codingとプロダクト開発 後戻りできない変更はないですか?
49 Vibe Codingとプロダクト開発 数字がズレてたらどう調査しますか?
50 Vibe Codingとプロダクト開発 ユーザーが⾒たらどう思いますか?
51 1万⾏のコードをお祈りリリース Vibe Codingとプロダクト開発
52 コードを検証できない コードを更新できない コードを保証できない 祈ることしかできない 1万⾏コードを簡単にリリースできない Vibe Codingとプロダクト開発
• Vibe Codingとは • Vive Codingによる根本的な変化 • Vive Codingとプロダクト開発 •
Vive Codingとエンジニアリング Outlines 53
54 Vibe Codingとエンジニアリング
55 だめじゃん...? Vibe Codingとエンジニアリング
56 けど、なんとかしたい! Vibe Codingとエンジニアリング
57 AIによる桁違いのコードの物量をなんとかしたい! そこで どうやって⼤量リリースするのか Vibe Codingとエンジニアリング
58 AIによる桁違いのコードの物量をなんとかしたい! そこで エンジニアリング どうやって⼤量リリースするのか Vibe Codingとエンジニアリング
59 いくつかの例を紹介します! Vibe Codingとエンジニアリング
60 どうやって⼤量に検証するのか Vibe Codingとエンジニアリング ⾃動テストを徹底する ⾃動テストとは、プログラムが正しく動くかを⾃動で確認 する仕組み。それまで動いていたプログラムの動作が正常 であることが⾃動的に確認できる。
61 どうやって⼤量に更新するのか Vibe Codingとエンジニアリング 適したアーキテクチャを選択する アーキテクチャとは、ソフトウェア全体の設計の⾻組みの こと。適切なアーキテクチャを選択しておくことで、⼩さ な変更で全体が壊れることを防いだり、拡張‧修正がしや すくなったりする。
62 どうやって⼤量に保証するのか Vibe Codingとエンジニアリング 品質維持のための静的解析 静的解析とは、プログラムを実⾏せずにコードを分析する こと。その時点でわかるバグやセキュリティリスク、コー ド品質の問題を⾒つける。
63 どれもAIに関係なく既に実践されている技術です! 特別な技術が必要なのではなく、まずは、これまで培って きた技術が、より⼀層真価を発揮することになります。 また、企画やプロモーション、カスタマーサポートなど、 組織全体で対応していく必要があります。 Vibe Coding時代のエンジニアリング Vibe Codingとエンジニアリング
64 これがVibe Coding時代のエンジニアリングで重要なマインドセットです。この 時代をチャンスと捉えて、職域や専⾨領域を超えて、アウトプットしましょう! AIによる圧倒的な量を どうやって価値へ繋げるのか
65 くわしくはこちらで! https://tech.pepabo.com/2025/04/04/declaration-vibe-coding-training/
66 https://tech.pepabo.com/2025/05/07/competitive-vibe-coding-competitive-vibe-coding/
67 Let’s Vibe