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【2024年4月~5月】OCI新機能のまとめ

 【2024年4月~5月】OCI新機能のまとめ

本資料は、オラクル社より発表された2024年4月~5月度の期間におけるOracleCloudInfrastructure(以下「OCI」)の新機能について、弊社の解釈による解説を付記して紹介するものです。
※OCIの各サービスにおける最新情報については、オラクル社による公式情報をご確認ください。

Database Technology Inc.

July 05, 2024
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  1. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 2 はじめに

    本書は、オラクル社より発表された 2024年4月~5月度の期間における Oracle Cloud Infrastructure(以下「OCI」)の新機能について、 弊社の解釈による解説を付記して紹介するものです。 OCIの各サービスにおける最新情報については、オラクル社による公式情報を ご確認ください。
  2. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 3 Index

    1. コンピュート関連(大注目、日本商用リージョン以外が対象) 2. ストレージ関連 3. ネットワーキング関連(注目) 4. データベース関連(大注目) 5. アナリティクスとAI 関連(大注目) 6. 開発者サービス関連(日本商用リージョン以外が対象) 7. アイデンティティとセキュリティ関連(大注目) 8. 監視および管理関連(注目、日本商用リージョン以外が対象) 9. 移行とディザスタリカバリ関連(注目) 10. 請求とコスト管理関連 11. ガバナンスと管理関連(大注目、日本商用リージョン以外が対象) 12. マーケットプレイス関連 13. その他(日本商用リージョン以外が対象) 大注目、注目の機能は 本書にて詳しく説明。 また、リリース内容によっては 日本商用リージョンには関係ない ものもある。
  3. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 5 1-1-1:コンピュート①

    ⚫ 自律型Linuxが利用可能【2024/04/23】 ⚫ OS管理ハブと統合された、新たなサービス ⚫ 自律型Linux用のインターフェース ⚫ 自律型Linuxインスタンスのジョブやイベント収集を一括管理 ⚫ 管理エージェントの新機能のリリース【2024/04/30】 ⚫ 管理エージェントがExadataシステムで利用可能 ⚫ Windows 11 をサポート ⚫ Kubernetesクラスタで管理エージェントをデーモンセットとして実行 ⚫ Kubernetes Helmチャートを通じて管理エージェントの構成プロパティを設定 OCI Compute 大注目!!!
  4. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 6 1-1-2:コンピュートの画面①

    Autonomous LinuxがOS管理ハブと統合され、 イベントやジョブなどを一括管理できるインターフェースの提供。
  5. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 7 1-1-3:コンピュートの画面②

    自律型LinuxにデフォルトでインストールされているKsplice によって、ダウンタイムなしで毎日の自動更新が実行される。 (コンピュートインスタンスを再起動せずにセキュリティパッチ適用)
  6. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 8 Tips:DISA

    Impact Level 5認証とは? ⚫ Oracle US Defense Cloudは、DISA Impact Level 5 認証に準拠 ⚫ Oracle US Government Cloudは、DISA Impact Level 4 認証に準拠 ⚫ クラウドコンピューティングセキュリティ要件ガイド(SRG)は以下のリンク ⚫ https://public.cyber.mil/dccs/dccs-documents/ Oracle US Defense Cloudには、 Oracle US Government Cloudよりも厳しい認証が求められる。
  7. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 9 1-1-4:コンピュート②

    ⚫ Oracle Ksplice は、DISA Impact Level 5認証を受けたアメリカ連邦政府ク ラウドで利用可能【2024/05/03】 ⚫ Oracle Kspliceを利用すると、再起動せずに全てのクリティカルなセキュリティパッチ を適用(Kspliceは自律型Linuxにはデフォルトでインストールされている。また、手動 でインストール、設定する事も可能) OCI Compute Oracle US Defense Cloud への機能追加。 日本商用リージョンでは、以前から利用可能。 日本商用リージョン 以外が対象
  8. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 10 1-1-5:コンピュート③

    ⚫ 仮想マシンインスタンスで、インスタンスの終了・再作成することなく ブートボリュームの置き換えが可能【2024/05/06】 ⚫ 既存のインスタンスを簡単にリストア・アップグレード ⚫ アタッチされたブートボリュームのデータを保持しながら、問題の修正 ⚫ オペレーティングシステムを大規模にアップグレードする際の負担軽減 ⚫ アプリケーションチーム間でのインスタンス転送 ⚫ 新規インスタンスの再起動に要する長いリサイクル時間を短縮 ⚫ 複数UHPボリュームのアタッチメント【2024/05/30】 ⚫ 最大32のUHPボリュームのアタッチメントが可能 ⚫ 最大130万 I/O 操作(IOPS)と、最大 12 GB/秒のスループットが実現可能 OCI Compute 大注目!!!
  9. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 11 1-1-6:コンピュートの画面

    インスタンスを終了・再作成することなく ブートボリュームを置き換え可能。 (ブートボリュームのデタッチ・アタッチ中は インスタンスは停止) ※2024/06/14現在、Windows のイメージは サポートしていない。
  10. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 12 1-2:セキュアデスクトップ

    ⚫ イギリス西部(ニューポート)リージョンでも利用可能に【2024/05/14】 ⚫ 日本商用リージョンでは、以前から利用可能 ⚫ 新機能のリリース【2024/05/23】 ⚫ OCI Secure Desktops Resource Manager Stackは、Oracle Cloud Marketplaceから 入手可能 ⚫ 各デスクトップのカスタムホスト名接頭辞が指定可能 ⚫ カスタムホスト名指定用のデスクトッププールのタグがサポート ⚫ デスクトップおよびデスクトッププールのシステムタグのサポート ⚫ エラーレポートやロギングでの問題発生時の診断性が向上
  11. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 14 2-1:ファイルストレージ

    ⚫ 暗号化キーに関するポリシーの更新【2024/05/29】 ⚫ ファイルストレージサービス自体に、カスタム暗号化キーを利用する権限を付与可能 ⚫ 従来IAMポリシー:Allow service <file_storage_service_user> to use keys ⚫ 新規動的ポリシー:ALL { resource.type='filesystem', resource.compartment.id = '<file_system_compartment_OCID>’ } ⚫ 新規IAMポリシー:allow dynamic-group <dynamic_group_name> to use keys File Storage
  12. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 16 3-1:ネットワークセキュリティグループ

    ⚫ OCIキャッシュ(以前の名称はOCI Cache with Redis)クラスタへの、 ネットワークアクセス制御可能【2024/04/18】 ⚫ Oracle Databaseとリカバリサービス間の受信・送信トラフィック制御を サポート【2024/05/01】 NSG
  13. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 17 Availability

    Domain 1 3-2:クラスタ配置グループ ⚫ 低レイテンシのネットワークリソース作成【2024/05/13】 ⚫ クラスタ配置グループを利用することで、リソース同士を可用性ドメイン内の 物理的に近い位置に配置可能 ⚫ 2024/06/14現在、コンピュートインスタンスとブロックストレージをサポート ⚫ 容量予約はサポートされていない OCI Compute Block Storage 物理的に近い位置に 配置可能。 注目!
  14. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 18 3-3:IP

    アドレスインサイト ⚫ テナンシ内のIPアドレス検出【2024/05/14】 ⚫ 複数コンパートメントにまたがるネットワークリソースを検出可能 ⚫ IPアドレスの利用率やIP競合などを簡単に把握
  15. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 20 4-1:Base

    Database ⚫ バックアップからのリストアで、複数リージョンにまたがるDB作成 【2024/04/03】 ⚫ クロスリージョンリストアのために、予めVCNピアリングが必要 ⚫ Oracle Database 23ai が利用可能【2024/05/02】 ⚫ Autonomous Recovery Serviceを利用して、Data Guard のスタンバイ データベースからのバックアップ・リストアが可能【2024/05/08】 Oracle Base Database 大注目!!!
  16. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 21 Tips:Oracle

    Database 23ai の変更点(一部抜粋) ⚫ 廃止項目 ⚫ エクスポート(exp)ユーティリティ(expdpを推奨) ⚫ 従来監査(統合監査を推奨) ⚫ オラクルデータベースクライアント 32bit版 ⚫ DBUA(Database Upgrade Assistant)と手動アップグレード(AutoUpgradeを推奨) ⚫ 非推奨項目 ⚫ ACFS(Oracle Advanced Cluster File System)の圧縮機能とスナップショット再マスタリング ⚫ Oracle XML DB リポジトリ ⚫ 接続文字列の MY_WALLET_DIRECTORY パラメータ ⚫ ENCRYPT_NEW_TABLESPACES 初期化パラメータ(TABLESPACE_ENCRYPTION を推奨)
  17. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 22 4-2:Compute

    Cloud@Customer ⚫ 新機能のリリース【2024/04/22】 ⚫ Kubernetes向けコンテナエンジン ⚫ インスタンスプリンシパル ⚫ 新しいプラットフォームイメージ ⚫ ネットワーク強化 Oracle Compute Cloud@Customer
  18. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 23 4-3:Exadata

    Cloud@Customer ⚫ データベース管理の有効化が可能【2024/04/30】 ⚫ Oracle Database 23ai が利用可能【2024/05/02】 ⚫ カスタムソフトウェアイメージが利用可能【2024/05/06】 ⚫ ゲストVMのローカルファイルシステムサイズ拡張が可能【2024/05/09】 Exadata Cloud@Customer
  19. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 24 4-4:Exadata

    Dedicated Infrastructure ⚫ Oracle Database 23ai が利用可能【2024/05/02】 ⚫ シリアルコンソールアクセスが利用可能【2024/05/07】 ⚫ SSH接続を利用してVMゲストOSの問題診断・解決が可能 ⚫ カスタムソフトウェアイメージが利用可能【2024/05/08】 ⚫ ゲストVMのローカルファイルシステムサイズ拡張が可能【2024/05/09】 ⚫ 特定のリージョンで作成したカスタムソフトウェアイメージを、別リー ジョンで利用可能【2024/05/09】 Oracle Exadata Database Service
  20. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 25 4-5-1:データセーフ

    ⚫ 監査証跡のステータス変更時のOCIイベント追加【2024/04/17】 ⚫ SQLファイアウォール違反レポートを表示【2024/04/17】 ⚫ レポートの履歴画面にフィルタ機能を追加【2024/04/17】 ⚫ Oracle Database@Azureをサポート【2024/05/03】 ⚫ プライベートエンドポイント削除時のOCIイベント追加【2024/05/03】 ⚫ データマスキングの事前チェック機能を追加【2024/05/03】 Data Safe 大注目!!!
  21. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 26 4-5-2:データセーフの画面①

    Oracle Database@Azureをサポート。 マスキング前チェック機能の追加。
  22. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 27 4-5-3:データセーフの画面②

    監査証跡イベント。 プライベートエンドポイントイベント。 レポート履歴に フィルタ機能の追加。
  23. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 28 4-6:OCI

    GoldenGate ⚫ Oracle GoldenGate 23ai が利用可能【2024/05/02】 GoldenGate
  24. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 29 4-7:MySQL

    HeatWave ⚫ MySQL バージョン8.4.0および8.0.37をサポート【2024/04/30】 ⚫ 8.4.0:https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql/8.4/en/news-8-4-0.html ⚫ 8.0.37:https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql/8.0/en/news-8-0-37.html MySQL HeatWave
  25. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 30 4-8:OpenSearch

    ⚫ OCPUやメモリのスケールダウンをサポート【2024/05/07】 ⚫ スケールアップ、スケールアウトもサポートされている ⚫ スケールインだけはサポートされていない OpenSearch
  26. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 32 5-1:ビッグデータ

    ⚫ ビッグデータ3.0.27のリリース【2024/05/21】 ⚫ 新しいOSパッチインストール方法により、どのノードにいつパッチを適用するかを 選択可能 ⚫ OozieでKafka委任トークンをサポート ⚫ Active Directory (AD)統合は、自動スクリプトを利用して実行可能 Big Data
  27. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 33 5-2:データカタログ

    ⚫ 新機能のリリース【2024/05/10】 ⚫ OCIデータフローアプリケーションによって処理されたデータの、データ系統を表示 ⚫ API ImportLineageを利用して、カスタムアプリケーションで処理されるデータの系統 を取り込み Data Catalog
  28. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 34 5-3:データ統合

    ⚫ 新機能のリリース【2024/05/29】 ⚫ パイプラインで受信パラメータ構成時、SYS.TASK_KEYとSYS.TASK_NAMEパラメータが 利用可能 ⚫ SYS.LAST_LOAD_DATE値を『HH:mm:ss UTC』の形式指定 ⚫ SQLタスクのスキーマ名にスカラーパラメータを利用 OCI Data Integration
  29. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 35 5-4:データフロー

    ⚫ Spark3.5.0をサポート【2024/04/19】 ⚫ 移行ガイド:https://spark.apache.org/docs/3.5.0/migration-guide.html Data Flow
  30. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 36 5-5-1:データサイエンス①

    ⚫ AIクイックアクションが利用可能【2024/04/08】 ⚫ 厳選された基盤モデルのリストを簡単に参照し、データサイエンスノートブック内で デプロイ、微調整、評価が可能 ⚫ MLモニタリングが利用可能【2024/05/16】 ⚫ 組み込みのデータリーダーを利用して、オブジェクトストレージからデータを読み取 り ⚫ ライブラリを拡張して、データリーダーを作成 ⚫ 条件付き機能を利用してデータを変換し、データに深みを追加 OCI Data Science 大注目!!!
  31. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 37 5-5-2:データサイエンスの画面

    AIクイックアクションでは、 モデルの一覧確認・デプロイメント・ 微調整・評価が簡単に可能。
  32. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 38 5-5-3:データサイエンス②

    ⚫ ディープリンクをサポート【2024/04/08】 ⚫ デフォルトの場所ではなく、ファイルパスでノートブックセッションを開く事が可能 ⚫ ユーザは、特定のノートブックセッションにルーティングするリンクをクリック可能 OCI Data Science
  33. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 39 5-6:言語

    ⚫ 言語3.0が利用可能【2024/04/05】 ⚫ ドキュメント翻訳:プレーンテキスト、HTML、JSONがサポートされている ⚫ 非同期ジョブ:バックグラウンドで実行可能 ⚫ 言語4.0が利用可能【2024/05/10】 ⚫ 新しいモデル(Healthcare NLP、Private Health Information (PHI) Identification、 Multilingual) ⚫ 新しいモデルを含むAPIの更新 OCI Language
  34. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 41 6-1:OKE

    ⚫ Kubernetesバージョン1.27.10をサポート【2024/04/17】 ⚫ リリースノート:https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/master/CHANGELOG OCI Container Engine for Kubernetes
  35. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 42 6-2:OCI

    Functions ⚫ メモリに対する利用状況のメトリックが利用可能【2024/04/18】 OCI Functions
  36. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 43 6-3:電子メール配信

    ⚫ HTTPSを利用したメール送信が可能【2024/04/02】 ⚫ カスタムリターンパスをサポート【2024/05/14】 ⚫ 大量の電子メールが送信された時に、電子メールのバウンスを監視 Email Delivery
  37. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 44 6-4:Visual

    Builder ⚫ Visual Builder は、DISA Impact Level 5認証を受けたアメリカ連邦政府ク ラウドで利用可能【2024/05/02】 ⚫ Visual Builder は、クラウドベースのアプリケーション開発プラットフォーム ⚫ Visual Builder Studio は、DISA Impact Level 5認証を受けたアメリカ連邦 政府クラウドで利用可能【2024/05/02】 ⚫ Visual Builder Studio は、プロジェクトのアジャイル開発、コラボレーション開発、 ソースコード管理、CI/CDをサポートするPaaS ⚫ Visual Builder アプリケーションの管理機能も含まれる Visual Builder Oracle US Defense Cloud への機能追加。 日本商用リージョンでは、以前から利用可能。 日本商用リージョン 以外が対象
  38. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 45 7.

    アイデンティティと セキュリティ関連
  39. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 46 7-1:セキュリティゾーン

    ⚫ クラウドシェルのパブリックネットワークアクセスを禁止するセキュリ ティゾーンポリシーが追加【2024/04/19】 ⚫ クラウドシェルは、デフォルトではパブリックネットワークアクセスが使えない ⚫ パブリックネットワークアクセスへのアクセス権を付与するIAMポリシーを作成すれば、 パブリックネットワークアクセスが可能となる IAMポリシー:allow group <GROUP-NAME> to use cloud-shell-public-network in tenancy Security Zone
  40. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 47 7-2-1:クラウドガード

    ⚫ インスタンスセキュリティの追加【2024/05/15】 ⚫ EBPFベースのセキュリティソリューション ⚫ EBPFは、カーネルレベルでセキュリティイベント検出可能 ⚫ MITRE攻撃フレームワークとの連携 ⚫ MITRE攻撃フレームワークは、セキュリティオペレーションセンターの手動作業を減らして 既知の敵対的なアクティビティを発見可能 ⚫ オンデマンド問合せを実行可能 ⚫ 問合せのスケジュールを設定可能 ⚫ ディテクタレシピ(セキュリティアラート、脆弱性、オープンポートといった、コン ピュートインスタンスに関する重要なセキュリティ情報を収集および集計) Cloud Guard 大注目!!!
  41. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 48 7-2-2:クラウドガードの画面①

    ディテクタレシピの追加による コンピュートインスタンスのセキュリティ情報の収集。
  42. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 49 7-3-3:クラウドガードの画面②

    ディテクタレシピの追加による コンピュートインスタンスのセキュリティ情報の収集 SQLiteで認識されるSQL問い合わせを実行可能。
  43. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 51 8-1-1:アプリケーションパフォーマンスモニタリング①

    ⚫ スタックモニタリングで、Windows上のApache HTTP Serverをサポート 【2024/04/15】 ⚫ 新しいウィジェットとフィルタが利用可能【2024/04/19】 ⚫ トレース棒グラフ ⚫ トレース折れ線グラフ ⚫ トレースのメトリックの比較 ⚫ トレースゲージチャート ⚫ トレース円グラフ ⚫ トレースの単一の値 ⚫ APMクエリフィルタ Application Performance Monitoring
  44. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 52 8-1-2:アプリケーションパフォーマンスモニタリング②

    ⚫ スタックモニタリングで、Prometheus形式のリソースおよびメトリック監 視をサポート【2024/05/06】 ⚫ スタックモニタリングで、UIを利用したカスタムリソースのインポートを サポート【2024/05/06】 Application Performance Monitoring
  45. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 53 8-1-3:アプリケーションパフォーマンスモニタリング③

    ⚫ アプリケーションパフォーマンスモニタリングは、DISA Impact Level 5認 証を受けたアメリカ連邦政府クラウドで利用可能【2024/05/08】 Oracle US Defense Cloud への機能追加。 日本商用リージョンでは、以前から利用可能。 日本商用リージョン 以外が対象 Application Performance Monitoring
  46. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 54 8-1-4:アプリケーションパフォーマンスモニタリング④

    ⚫ Java エージェントのバージョン1.13が利用可能【2024/05/10】 ⚫ Java21、22のサポート ⚫ capture_request_payload・capture_response_payloadパラメータにより、サーブレット、 JAX-RSサーバー、OSBプロキシサービス、OSBビジネスサービスのリクエスト・レスポ ンスペイロードを取得 ⚫ MbeanサーバのMBeanメトリックを介して、カスタムメトリックを収集可能 ⚫ オプションでJDBCバインド値と元のアプリケーションSQLを取得可能 ⚫ JVM Runtime InfoとLoaded Libraries/Jarsが、デフォルトで有効 Application Performance Monitoring
  47. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 55 8-1-5:アプリケーションパフォーマンスモニタリング⑤

    ⚫ .Net エージェントのバージョン1.4.0が利用可能【2024/05/24】 ⚫ トレースあたりのスパン数が過剰になるケースを排除する、短縮トレースが実装 ⚫ DisplayNameとAppserverNameディメンションがすぐに収集される Application Performance Monitoring
  48. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 56 8-2-1:ログアナリティクス①

    ⚫ テーブル形式のデータ構造【2024/04/12】 ⚫ Link コマンドの後に createtable コマンドを利用する事で、メイングループテーブルに 加えて、リンク分析に関連する追加のテーブル作成が可能 ⚫ リンクグループテーブルのクエリ強化【2024/04/19】 ⚫ fields target = ui コマンドを利用する事で、リンクグループテーブルで表示・非表示す るフィールドの制御、フィールドの順序制御が可能 Logging Analytics
  49. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 57 8-2-2:ログアナリティクス②

    ⚫ 新機能のリリース【2024/04/26】 ⚫ Base64エンコードファンクション ⚫ 単語を大文字にするファンクション ⚫ リンクアナライザでのbucketコマンドのサポート ⚫ Fieldsコマンドでのワイルドカード(*)のサポート ⚫ クエリ内の時間を人間が判読可能な文字列に更新 ⚫ Tuxedoサーバログをサポート【2024/05/10】 Logging Analytics
  50. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 58 8-2-3:ログアナリティクス③

    ⚫ XMLパーサーのフィールド配列をマップ【2024/05/24】 ⚫ 位置認識を有効にする事で、XMLパスの下の要素の複数の値を検出可能 ⚫ ラップされたログコンテンツからのフィールド抽出【2024/05/24】 ⚫ 元のログコンテンツが追加情報でラップされている場合、元のログコンテンツを含む 基本フィールドをパーサーにマップし、その元のログレコード内のフィールドを抽出 する事が可能 Logging Analytics
  51. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 59 8-3:データベース管理

    ⚫ 新機能のリリース【2024/05/28】 ⚫ Oracle Data Guard構成のプライマリデータベースとスタンバイデータベースを監視 ⚫ メトリック拡張を利用してカスタムメトリックを作成し、外部データベースのビュー 取得 Database Management
  52. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 60 8-4:Java

    管理 ⚫ Java管理サービスは、AMC(Advanced Management Console)の全ての コア機能と追加機能を提供【2024/04/15】 ⚫ AMCからJava管理サービスへの移行を、2024年末までに行う ⚫ スクリプト対応のJavaをダウンロード可能【2024/04/15】 ⚫ Oracle Java SE のオラクルクリティカルパッチアップデート(2024/04) のリリースの内、以下のリリースをサポート【2024/04/16】 ⚫ 22.0.1:https://www.oracle.com/java/technologies/javase/22all-relnotes.html ⚫ 21.0.3:https://www.oracle.com/java/technologies/javase/21-0-3-relnotes.html ⚫ 17.0.11:https://www.oracle.com/java/technologies/javase/17-0-11-relnotes.html ⚫ 11.0.23:https://www.oracle.com/java/technologies/javase/11-0-23-relnotes.html ⚫ 8u411:https://www.oracle.com/java/technologies/javase/8u411-relnotes.html
  53. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 61 8-5-1:OS

    管理ハブ① ⚫ バグ修正のリリース【2024/04/05】 ⚫ 一部のスケジュールされたジョブが2回実行されるバグの修正 ⚫ OS管理サービスのサポート終了【2024/04/23】 ⚫ OS管理サービスは現在非推奨で、2025/04/23 にサポート終了(EOL) ⚫ 今後はOS管理ハブサービスが推奨される ⚫ OS管理ハブサービスは、ライフサイクルステージによるパッチ展開、ジョブスケ ジューリングの強化、レポート機能などがある ⚫ OS管理サービスからOS管理ハブサービスへの移行サポート 【2024/05/02】 ⚫ 移行アシスタントの提供 OS Management Hub 注目!
  54. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 62 8-5-2:OS

    管理ハブ② ⚫ 新機能のリリース【2024/04/23】 ⚫ 新しいOCIインスタンス、サードパーティインスタンスのサポート ⚫ カスタムソフトウェアソース作成時の自動依存性解決 ⚫ パッケージリストからカスタムソフトウェアソースを作成可能 ⚫ コンパートメント間でリソースを作成・移動する柔軟性の向上 ⚫ サービス提供プロファイルの追加 ⚫ デフォルトプロファイルを定義して、インスタンスの登録を自動化 ⚫ ディスク領域利用量の削減 ⚫ OCI Oracle Linuxインスタンスのリソース検出およびモニタリングとの統合 OS Management Hub
  55. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 63 8-5-3:OS

    管理ハブ③ ⚫ 新機能のリリース【2024/05/14】 ⚫ Oracle Linux 8.9とOracle Linux 9.3パッチリポジトリのソフトウェアソースを追加 ⚫ Oracle Cloud Native Environment 1.8 for Oracle Linux 8・9のソフトウェアソースを追加 ⚫ カスタムソフトウェアソースの作成や更新に失敗した時のエラーメッセージの改善 OS Management Hub
  56. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 64 9.

    移行とディザスタリカバリ関連
  57. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 65 9-1:データ移行

    ⚫ データエクスポート機能のサポート終了【2024/04/18】 ⚫ データインポート機能は引き続き利用可能 ⚫ データをエクスポートしたい場合は、以下の方法がある ⚫ Oracle Roving Edge Infrastructureを利用して、OCIクラウドから Roving Edge device にデー タを同期 ⚫ インターネット経由(テラバイト単位のデータだと大変) ⚫ Fast Connect Data Transfer 注目!
  58. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 66 9-2:データベース移行

    ⚫ 新機能のリリース【2024/04/08】 ⚫ イベントやメトリックに基づいて、通知を取得するルール設定が可能 ⚫ ストリーミングサービスやファンクションサービスを介したカスタムメトリックに基 づいて、通知の取得や他のアクションを実行するルール設定が可能 Database Migration
  59. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 67 9-3:フルスタックディザスタリカバリ

    ⚫ 一時停止グループにより、どのタイプのDR計画でも実行一時停止を追加可 能【2024/05/07】 Full Stack Disaster Recovery
  60. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 69 10-1:請求

    ⚫ サブスクリプションの利用状況をXLSX形式で表示する月次明細書が 利用可能【2024/04/29】
  61. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 71 11-1-1:リソーススケジューラ

    ⚫ 新たにリソーススケジューラがリリース【2024/05/21】 ⚫ スケジュールを利用して、コンピュートインスタンスやデータベースといった OCIリソースを自動で停止・再開可能 ⚫ リソーススケジューラがOCIリソースを管理するためには、以下の権限が必要 Allow any-user to manage <リソースタイプ> in compartment id <コンパートメントOCID> where all {request.principal.type=‘resourceschedule’,request.principal.id=‘<リソーススケジューラOCID>'} 大注目!!!
  62. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 72 11-1-2:リソーススケジューラの画面①

    2024/06/12 時点では、Instance と Autonomous Database のみ対応。
  63. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 73 11-1-3:リソーススケジューラの画面②

    フォームインターフェースでは、 以下の間隔でスケジュールされる。 ①一回のみ ②毎日 ③毎週 ④毎月
  64. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 75 11-1-5:リソーススケジューラの画面④

    2024/06/14 現在、フォームインターフェースを利用して 間隔を毎月にすると、バグが発生する。 (毎月5日と8日の6:30 UTCに実行されるスケジュール) 日ではなく月になっている。 (毎年5月と8月に実行されてしまう)
  65. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 76 11-1-6:リソーススケジューラの画面⑤

    2024/06/14 現在、Cron式を利用するとバグが発生する。 (初回実行日が 00:00:00 UTC になってしまう)
  66. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 77 11-1-7:リソーススケジューラの画面⑥

    初回実行日が 00:00:00 UTC なので、開始日を今日にした場合は 過去の日付を開始日に設定した扱いになり、エラーが出る。 開始日を今日にした場合は、初回実行日が現在の時間で表示される。 (表示されているだけで、実際は 00:00:00 UTC 。つまり、バグ)
  67. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 78 11-2:ライセンス管理

    ⚫ ライセンス管理は、DISA Impact Level 5認証を受けたアメリカ連邦政府ク ラウドで利用可能【2024/05/08】 ⚫ ライセンス管理により、独自のライセンス(BYOL)をOCIに持ち込める License Manager Oracle US Defense Cloud への機能追加。 日本商用リージョンでは、以前から利用可能。 日本商用リージョン 以外が対象
  68. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 80 12-1:Marketplace

    ⚫ パブリッシャー(公開者)で、プライベートオファーを作成可能 【2024/05/15】 ⚫ 顧客向けにカスタマイズされたプライベートオファーを作成出来る Marketplace
  69. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 82 13-1:検索

    ⚫ IN演算子をサポート【2024/04/30】 ⚫ IN演算子は、&& や || の様に条件をグループ化するために使われ、各条件が複数の値 を受け入れる様にする場合にクエリを簡略化可能 Search
  70. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 83 13-2:フィードバック

    ⚫ Oracle US Defense Cloud テナンシで、コンソール画面からフィードバッ クを利用可能【2024/05/24】 Oracle US Defense Cloud への機能追加。 日本商用リージョンでは、以前から利用可能。 日本商用リージョン 以外が対象
  71. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 84 13-3:コントロールセンター

    ⚫ 新機能のリリース【2024/05/28】 ⚫ 容量要求の概要ページ ⚫ 容量要求の編集 ⚫ 既存データのフィルタオプション ⚫ 容量要求の通知 ⚫ 有機予測と無機予測 ⚫ 有機予測の履歴表示 ※コントロールセンターは一般に公開されているサービスではなく、 レルムの所有者または運営者のみが利用可能
  72. © 2024 Database Technology Inc. All Rights Reserved. 85 お問い合わせ

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