34 l 初期コストがかかる l デザインガイドラインの作成 l UIコンポーネントの洗い出しとコードの実装 l デザインシステム公開のためのサイト構築 l 既存のデザインと実装のプロセスを変える必要がある l 継続的な運⽤(更新)が必要 l デザイナーとエンジニアで構成された専任のチームが必要 l デザインシステムの管理チームと個別プロジェクト間の配布とフィードバックのプロセス 定義が必要 デザインシステムの活⽤における課題 デザインシステムをスクラッチから作るのは難しい 前回の資料から抜粋
47 l コールセンターシステムのデザインシステム 作成 l 業務の特徴を考慮した複雑なUIコンポーネン トをデザインシステム制作チームから作成・ 提供 l 汎⽤的なUIコンポーネントと画⾯テンプレー トの提供と再利⽤ l メリット︓ l デザインシステム作成によるフロント実装 の品質向上及び⼯数低減 l 再利⽤可能なUI部品が管理できる資産とし て残る オリックス⽣命保険(完了)
48 l B2Bサービスプロバイダ l 既存サービスのデザイン改善に伴い、デザインシステムを作 成して運⽤ l サービスの改修・機能追加の際に、デザインシステムのUIコ ンポーネントを再利⽤して⼯数低減及びデザインの⼀貫性維 持 l 新しいUI部品が必要な場合は、デザインシステムに追加後、 プロダクトに適⽤するプロセスを構築 l パッケージソフトベンダー l 複数の外注開発会社によって製作された複数のソフトのUIを 改善・統⼀する際にデザインシステムを作成 l フロント実装技術もUIコンポーネントを作成しながら標準化 l 1つのソフトに適⽤し、それをテーマとして変更・展開して 複数のソフトに適⽤ l メリット︓ l 複数のソフト、⻑期に渡るデザインの⼀貫性を⼿に⼊れる B2Bサービスプロバイダ及びパッケージソフトベンダー(完了)
51 l 5年前からデザインシステムに興味を持って、デザイン案件で活⽤ l 4年前から、UXHubを製作開始 l 顧客にデザインシステムの価値を説明すると少しの費⽤追加でデザインシステムの作 成まで頼まれる l それに全てのデザイン案件をデザインシステムの案件に変えて⾏く l 現在9割の案件がデザインシステムの納品となっている l 2020年中旬からデザインシステムをキーワードにした顧客からの問い合わせが増え た l デジタル庁からの追い⾵︓どんな効果があるのか︖ l 10⽉にUXHubの正式リリース予定︓4年間のベターをやっと外す︕ l 今ここ Fixelの現状
今⽇の内容のサマリー l デザインシステムはもう、当たり前の時代に︕ l スクラッチからデザイン・コーディングするのは、もうやめよう︕ l 今は、プロダクトの成⻑速度が早い l デザインチームが⼤きくなる l デザイナーとエンジニアの協業が⼤事になる l これらに対応するためのツールがデザインシステム l コードだけではなく、デザインも再利⽤しよう︕ l デザインシステムは、デザインのGithub l デザインシステムは、デザインを管理できる資産にする
今⽇の内容のサマリー l デザインシステムを意識したプロセスを作り、適⽤しよう︕ l エンジニアにデザインを教えようと頑張ることは⾮効率 l エンジニアの仕事が捗るツールであれば、エンジニアは喜んで使ってくれる l そのツールにデザインが適切に適⽤されていれば問題は解決(7割︕) l 残りの3割はデザインガイドラインとデザイナーの⽀援で対応(これが現実的) l これをプロセスとして定義して適⽤する l SIerや情シスのデザインに対する課題への解決策がデザインシステム︕ l デザインに対するシステム的アプローチがデザインシステム l ぜひ、興味を持ってください︕