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新卒エンジニアのプルリクエスト with AI駆動
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Yuta Fukunaga
December 03, 2025
Programming
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新卒エンジニアのプルリクエスト with AI駆動
~ 新人エンジニアが心理的安全性を確保するためのアプローチ ~
Yuta Fukunaga
December 03, 2025
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Transcript
Copyright © 2025 CREATIONLINE, INC. All Rights Reserved. 新卒エンジニアのプルリクエスト with
AI駆動 1 クリエーションライン株式会社 福永悠太 ~ 新⼈エンジニアが⼼理的安全性を 確保するためのアプローチ ~
品質への不安 「これ、本当にレビューに出して いいレベル?」 命名は適切か?テストは⾜りて いるか? 粒度の判断 「正解の温度感が分からない」 どの程度まで整えればいいの か。⼿戻りを恐れてしまう。 レビュアーへの配慮
「忙しいベテランの時間を奪って しまう」 初歩的なミスを指摘されること への恥ずかしさと申し訳なさ。 新⼈から⾒たプルリクエスト ⾃信がなく、常に「申し訳なさ」と隣り合わせの状態。
視点の転換 「エンジニアの代わりにコードを書くAI」ではなく、 「プルリクの場を⽀えてくれるAI」へ。
戦略1:AIファーストでのレビュー GitHub Copilotを「最初のレビュアー」として活 ⽤。 ⼈間が⾒る前にコード品質の最低ラインを担保し、 ⼼理的なハードルを下げる。 戦略2:レビュアーのサポート VS CodeとGitHub CLIを連携させ、AIに深い⽂脈を
提供。 差分やPRの詳細情報を読み込ませることで、より的 確で中⽴的なレビューを実現。 GitHub Copilotで⾏った2つの戦略
ワークフロー レビュアーの方に依頼する前に、まず GitHub Copilot をアサイ ンし、AIによるレビューで「最低ライン」を確保します。 Instructionsの活用 2025年のパブリックプレビュー導入により、 copilot-instructions.mdを読み込むようになりました。 これにより、プロジェクト独自のルールに基づいた、より精度の高
いレビューが可能になっています。 戦略1:AIを最初のレビュアーに
⼼理的安全性 「最低限の品質は満たしている」 という安⼼感が⽣まれ、レビュー 依頼時の不安が軽減。 負荷の軽減 ベテランは些末な指摘ではなく、 アーキテクチャなど価値ある フィードバックに集中可能。 反復的な修正 AI相⼿なら、何度でも納得いくま
で修正と再レビューが可能。 AI事前レビューの効果
VS CodeのCopilot Chat内で GitHub CLI を活⽤し、PRの情 報をAIに提供します。 AIが差分やPR詳細の⽂脈を深く理解し、より的確なレビュー を実現します。 $
gh pr view # PRの概要を表示 $ gh pr diff # 差分をチェック Terminal 戦略2:レビュアーのサポート ソース:https://github.com/cli/cli
バイアスの軽減 AIはベテラン‧新⼈関係なく、コードのロジックを客観的に分析します。 死⾓の発⾒ ⼈間が疲労などで⾒逃しがちなエッジケースやケアレスミスを発⾒します。 データ連携 CLIコマンドを使⽤することで、コード内だけではない広範な情報を獲得できます。 中⽴的な視点の価値
AIを最初のレビュアーとして使う まずはAIに⾒せて、不安を解消しましょう。 透明性の確保 AIの提案をコメントとして使⽤する場合は、その旨を明記します。 コード品質の基準を確保 「最低ライン」を超えているという⾃信を持って、PRを出しましょう。 まとめ:新⼈エンジニアの⽅へ コードレビューのスタートもぜひAI駆動で!
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