Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
スマートファクトリーの第一歩 〜AWSマネージドサービスで 実現する予知保全と生成AI活用まで
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
wanda
September 08, 2025
Technology
2
530
スマートファクトリーの第一歩 〜AWSマネージドサービスで 実現する予知保全と生成AI活用まで
AWS IoT SiteWiseを中心に、マネージドサービスで始める予知保全の実践と、生成AIを利用した構成パターンの紹介を通して、スマートファクトリー実現の第一歩を解説します。
wanda
September 08, 2025
Tweet
Share
More Decks by wanda
See All by wanda
スマートファクトリーの第一歩 AWSマネージドサービスで実現する予知保全と生成AI活用まで
ganota
0
270
AWS IoT Greengrass V2で始める デバイスアプリケーションの継続的開発
ganota
0
1.5k
試して分かった!AWS を使った PLCのデータ収集と分析基盤の実践ノウハウ #FA設備技術勉強会#13
ganota
2
16k
AWS IoT SiteWise 導入時に検討するべき3つのポイント
ganota
0
5.9k
SORACOM LTE-M Button Plusと100均ショップの商品でIoTポストを作ってみた
ganota
0
1.7k
Dome9で始めるAWSセキュリティリスク管理.pdf
ganota
0
4.2k
Developers.IO_Nagoya_Well-Architected_Frameworkでクラウドジャーニー.pdf
ganota
0
1.1k
Other Decks in Technology
See All in Technology
The Engineer with a Three-Year Cycle - 2
e99h2121
0
160
20260120 Amazon VPC のパブリックサブネットを無くしたい!
masaruogura
2
160
2026/01/16_実体験から学ぶ 2025年の失敗と対策_Progate Bar
teba_eleven
1
210
BiDiってなんだ?
tomorrowkey
2
440
AWSと暗号技術
nrinetcom
PRO
1
110
これまでのネットワーク運用を変えるかもしれないアプデをおさらい
hatahata021
4
270
Databricks Free Editionで始めるLakeflow SDP
taka_aki
0
180
OCI技術資料 : OS管理ハブ 概要
ocise
2
4.2k
GitHub Copilot CLI 現状確認会議
torumakabe
12
3.8k
Bill One 開発エンジニア 紹介資料
sansan33
PRO
4
17k
BPaaSオペレーション・kubell社内 n8n活用による効率化検証事例紹介
kubell_hr
0
160
Data Intelligence on Lakehouse Paradigm
scotthsieh825
0
190
Featured
See All Featured
Getting science done with accelerated Python computing platforms
jacobtomlinson
1
100
The B2B funnel & how to create a winning content strategy
katarinadahlin
PRO
0
250
brightonSEO & MeasureFest 2025 - Christian Goodrich - Winning strategies for Black Friday CRO & PPC
cargoodrich
3
84
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
59
6.2k
It's Worth the Effort
3n
188
29k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
Leadership Guide Workshop - DevTernity 2021
reverentgeek
1
190
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses - posit::conf(2025)
minecr
0
120
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
122
21k
The Anti-SEO Checklist Checklist. Pubcon Cyber Week
ryanjones
0
49
Dominate Local Search Results - an insider guide to GBP, reviews, and Local SEO
greggifford
PRO
0
46
Skip the Path - Find Your Career Trail
mkilby
0
45
Transcript
スマートファクトリーの第⼀歩 〜 AWSマネージドサービスで 実現する予知保全と⽣成AI活⽤まで 市⽥ 善久 クラウド事業本部 コンサルティング部 IoT ソリューションアーキテクト
⾃⼰紹介
市⽥善久 3 • クラウド事業本部 コンサルティング部 ◦ IoT ソリューションアーキテクト ◦ モダンアプリケーション
コンサルティング チーム マネージャー(兼務) • ⼤阪オフィス所属 • AWS IoT Greengrass が好き
本セッションのアジェンダ
本セッションでお話すること 5 • ⼯場データ活⽤の課題 • AWS IoT SiteWise と新機能の紹介 •
AIを利⽤した予知保全のパターン事例 話さないこと • Amazon Bedrockのこと ◦ ⽣成AIの花形サービスですが今回は話しません。
⼯場データ活⽤への技術的な課題
⼯場データ活⽤の技術的な課題 7 • 各⼯程にある設備機器はそれぞれ異なるプロトコルをサポート • クラウドへのデータの送り⽅が分からない • 収集したデータをどう活⽤すればいいか分からない 現場環境が物理的にインターネット へのアウトバウンド経路を持たない
ケースもある
AWS IoT SiteWise 産業機器からデータを収集‧整理‧分析
AWS IoT SiteWise の特徴 9 • 産業⽤通信プロトコルで PLC などからデータ収集‧AWS連携が可能 ◦
ゲートウェイアプリによるデータ収集とクラウド転送 • フルマネージドなリアルタイム可視化機能 ◦ SiteWise Monitor 機能による直感的なグラフ描画 ◦ 可視化のインフラ管理が不要 • セキュリティ設定 ◦ OPCサーバ接続時の「パスワード認証」や 「証明書による相互認証」 • エラー時のデータバッファリング ◦ クラウドとの通信断の際、最⼤30⽇間の ローカルバッファリング
産業⽤通信プロトコルでデータをAWSに送信 10 • SiteWiseゲートウェイがデータ収集‧AWSへ転送を担当 • ユーザー側で MQTTS や HTTPS にプロトコル変換する必要がない
AWS IoT SiteWise の活⽤ 11
AWS IoT SiteWise による異常検知 (多変量異常検出)
AWS IoT SiteWiseの異常検知とは? 13 SiteWise に収集したデータを使って設備機器などの異常検出が可能 • 2025 年 7
⽉ 28 ⽇リリースの新機能 • コーディング不要‧機械学習の専⾨的な知識不要 • Grafana など他のアプリと連携しやすい • トレーニングデータの期間は最低14⽇間
3つの推論スケジュール 14 ⾼頻度推論(5分〜1時間) • センサー値の変化率が⾼いプロセスに最適 ◦ コンプレッサーなど急速に変化する機器や即時対応が必要な異常検出など 低頻度推論(2時間〜1⽇) • 動きの遅いプロセスや、毎⽇の評価で⼗分なユースケース
◦ バッチ処理やシフトベースの操作に向いている フレキシブル • 特定の曜⽇と時間帯を指定 ◦ ⽣産時間、シフト、計画的なダウンタイムなどにもとづいてスケジュール可能
AWS IoT Core との連携 15 • SiteWise から AWS IoT
Core に簡単にデータ連携できる ◦ AWS IoT Core の MQTT トピックにデータを転送 ◦ IoT Rule により簡単に他のサービスに連携可能 利⽤例 • 異常の推論スコアが指定値を超えたら担当者に通知する
AI を使った異常検知‧分析の利⽤例
AWS IoT SiteWise Assistant 17 • AIアシスタント対応の SiteWise Monitor や
API から利⽤可能 • 機器の稼働状況の確認やトラブル時の対応を⽣成 AI がアシスト ◦ トラブルシュートで確認する内容や交換部材の提⽰など • Amazon Kendra のインデックスをRAGとして利⽤するので料⾦に注意 https://aws.amazon.com/jp/blogs/industries/transforming-industrial-decision-making-with-aws-iot-sitewise-assistant/ より https://dev.classmethod.jp/articles/aws-iot-sitewise-cm-re-growth-2024-osaka-regrowth_osaka/
MCPを活⽤するケース(Model Context Protocol) 18 センサーデータを 時系列データベースに保存して⽣成AIクライアントを使って⾃ 然⾔語で分析する。 • 例:Amazon Timestream
for InfluxDB の MCP Serverを利⽤する ◦ https://awslabs.github.io/mcp/servers/timestream-for-influxdb-mcp-server/ ◦ 既存の仕組みの組み合わせだけで簡単に AI 利⽤を開始できる
リアルタイム異常検知 19 • Amazon Managed Service for Apache Flink を利⽤
• ランダムカットフォレストで最新のデータトレンドを反映しながら異常判定 • パターンを⾃動で学習するので「正常か異常か」の⼆者択⼀の判断ではない ◦ Apache Flink はオープンソースの統合ストリーム処理およびバッチ処理フレームワーク
その他のサービスや実現⽅法 20 • Amazon Quicksight ML Insight ◦ QuickSight はAWSが提供する
BI サービス ◦ QuickSight 上で推論した結果を QuickSight のダッシュボードで利⽤ • Amazon SageMaker ◦ 機械学習モデルを開発し、実際に活⽤するまでの⼀連の作業(構築‧学習‧デプロイ)を総 合的にサポートするサービス ◦ できることが多い反⾯、機械学習の知識やプログラミングのスキルが求められることが多い • Amazon Bedrock ◦ ⽣成 AI アプリケーションとエージェントを構築するための包括的なサービス ◦ ナレッジベースやエージェント機能を活⽤して様々なユースケースに応じたAI活⽤を実現 ◦ 例:収集したデータをもとにエージェント経由でアクションをデバイスに指⽰
まとめ 21 • AWS IoT SiteWise は製造業におけるデータ活⽤をサポートする専⾨サービス • AWS IoT
SiteWise の 異常検出機能でノーコーディングで異常検出を開始 • ⼀部開発が必要だが⽤途に応じて他のサービスの利⽤を検討 • 既存の仕組みやサービスをうまく活⽤することで、スモールスタートで⽣成 AI を活⽤したデータ分析基盤を作成できる
ご清聴ありがとうございました