Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Figma デザインを自動マークアップさせた記録と肌感 / 20260425-nagaoka-...
Search
girigiribauer
April 25, 2026
Technology
87
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Figma デザインを自動マークアップさせた記録と肌感 / 20260425-nagaoka-tech-junction-1
2026/04/25 Nagaoka Tech Junction #1 で話した資料です
girigiribauer
April 25, 2026
More Decks by girigiribauer
See All by girigiribauer
続・BlueskyとXにクロスポストするツールを作った / 20260619-niigata-5min-tech
girigiribauer
0
68
2026年は Rust 置き換えが流行る! / 20260220-niigata-5min-tech
girigiribauer
0
310
移動は善 / 20260124-NGK2026S
girigiribauer
1
200
Google Antigravity を使ってみた肌感 / 20251130-ai-craft-hacks-niigata
girigiribauer
0
98
なんとなく使っていたクリップボードの不思議 / 20250926-niigata-5min-tech
girigiribauer
1
90
タスクにもストック型・フロー型があるということに Todoist を使い始めて気づいた話 / 20250725-niigata-5min-tech
girigiribauer
0
100
Bluesky のフィードを作ろう / 20250620-niigata-5min-tech
girigiribauer
0
78
『Bluesky 公式アカウント移行まとめ』のアップデートをした話 / 20241018-niigata-5min-tech
girigiribauer
0
140
コンテナクエリはコンテナ技術の話ではなく CSS の話です / 20240920-niigata-5min-tech
girigiribauer
1
120
Other Decks in Technology
See All in Technology
AIがAPIを書く時代に、私たちは何を設計すべきか
nagix
0
210
[MIRU26] Open-Vocabulary Intention-Guided Object Detection in Diverse Scenes
keio_smilab
PRO
0
140
脱Jenkins、インターン生が挑んだCIツールGitHubActions移行
mixi_engineers
PRO
1
330
LangfuseによるLLMOps基盤の構築と活用事例
zozotech
PRO
1
260
名刺メーカーDevグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
1.2k
AIは実装を速くする。では、私たちは何を今作るべきか?-立場を越えてリリースに向き合ったチーム開発の実践 / 20260801 Hiromi Nakaya and Naoki Takahashi
shift_evolve
PRO
3
360
研究開発部の紹介 / Sansan R&D Profile
sansan33
PRO
4
24k
QAと開発の両側から進める AI活用 -QAプロセスAI支援ツールキットと Inner Loop / Outer Loopの取り組み-
legalontechnologies
PRO
2
430
Eight Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
3
8.1k
AWS ネットワーク構築でハマった(ハマりかけた) 5選とそこから得た教訓
nagisa53
4
180
クラウドセキュリティ入門 ~安全なクラウド利用のための基礎知識~
lhazy
8
7.5k
[しろおび夏祭り2026] チャットするAIから、作業するAIへ - 使われ方の変化と、その裏側で起きていること
kk0n
0
1.5k
Featured
See All Featured
First, design no harm
axbom
PRO
2
1.2k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
6k
Designing for Timeless Needs
cassininazir
1
430
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
331
22k
The innovator’s Mindset - Leading Through an Era of Exponential Change - McGill University 2025
jdejongh
PRO
1
230
How GitHub (no longer) Works
holman
316
150k
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
9
2.2k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
39
3.4k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
7k
Stewardship and Sustainability of Urban and Community Forests
pwiseman
0
420
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Transcript
Figma デザインを 自動マークアップ させた記録と肌感 2026/04/25 Nagaoka Tech Junction #1 girigiribauer
自己紹介 2024年10月まで長岡にアパートを借りていた 花火はアパートから観てた勢 今は新潟市在住(元名古屋民) オンラインでは X(Twitter) から離れ、完全に Bluesky の民となった @girigiribauer.com
2
ウオロク大好き勢 3
今日言いたいこと Figma デザインを自動マークアップさせるには、以下の3つが必要 金 (Figma MCP / AI にお金が必要) Agent
Skill の育成 マークアップ脳で Figma デザインする力 4
今日言いたいこと 今日話すのは2026/03に試した時点でのお話です、ご了承ください 理解が追いついてない部分もあり不正確な部分もあります 5
本編 6
自動マークアップの夢 昔からマークアップ(HTML作成)は自動化されると思っていた もうちょっと先の未来だと思っていた マークアップをガッツリやらなくなって久しいが、自動化してみた くなった 7
今回の題材 某まとめサイト、話が長くなるので今回は割愛(時間あるなら軽く) 5ページ前後の PC/SP レイアウトのあるレスポンシブサイト 題材としてちょうどよさそうでは? 8
前提となる材料を用意する 自動マークアップの「材料」は Figma のデザインデータ そのうちデザインデータすら自動で作れる日がすぐ来そうだが、今 回は自分で用意 Claude Design も試してみたけど、時間の問題かも? 9
対象のデザイン (1/4) 10
対象のデザイン (2/4) 11
対象のデザイン (3/4) 12
対象のデザイン (4/4) 13
必要なもの1: 金 14
必要なもの1: 金 自動で書くのはAIなので当然お金が要る 加えて Figma MCP を使えるようにする必要がある 15
MCP とは AI と外部ツールをつなぐ共通規格のこと AI が自分で判断して使える ツール(機能) が提供される GitHub MCP
リポジトリへのアクセス、PR作成 Slack MCP 過去のやり取りの取得 SQLite / DB MCP データベースへのクエリ実行 人間がコマンドを叩かなくても AIが空気(文脈)を読んで勝手に使 ってくれる のが最大の特徴 16
Figma MCP とは 公式の Figma MCP と コミュニティ版の Figma MCP
がある 公式版は Figma 側がサーバーを用意してくれている(細かい仕組み は知らなくても良い) コミュニティ版は自分で MCP サーバーを動かし、そこから Figma API を叩く → 実態は普通にAPIを使っているだけなので、Figma APIの利 用制限 がそのまま適用される 17
試してみた スターター(無料)プラン だと、 API でも MCP でも 月6回まで 無理 環境構築の接続確認だけで
終了 18
Figma プロプランの契約が必要 ノード(オブジェクト)単位のアクセスには Figma の有料プランが 必要 元々必要性は感じていたのでプロプラン・フルシートを契約 AIからは 何度も繰り返し呼ぶ ことになる
API で取得する Figma のノードはまあまあでかい 階層を考えずに取得すると 数MB単位の JSON になることも 19
必要なもの2: Agent Skills 20
必要なもの2: Agent Skills AIに「Figma を見ていい感じに組んで」と丸投げしても、一発では 絶対に理想通りにならない AIが確実にタスクを遂行するための 作業手順書 が必要 21
Agent Skills とは Markdown 形式で特定の場所に配置することで、AIに定型的な手順 として認識させるための仕組み 「〇〇して」と頼んだとき、どういう手順で動くかをあらかじめ定 義しておく 条件分岐や繰り返し処理も書けるので、プログラミングコードのよ うに手順を組む
こともできる 手順書の品質がそのまま出力品質になる 22
人間がやるように分解する 人間がマークアップするとき、最初から細部を書きはじめたりしな い まず全体構造を把握する 共通パーツ(ヘッダー・カラム等)を先に作る ページ固有の差分を後から埋めていく この 手順の言語化 がスキルの核心 言語化されていないと
AI は毎回違う順序で動く → 品質がバラつく 23
自作 figma-impl スキル スキル自体よく分からない状態から、AIに相談しつつ作り始める スキル自体もテキストファイルなので、AIに修正させる Anthropic が用意してるベストプラクティスを参照させたりも した 細かい装飾は雑になりやすいので、厚めにフォローする スキルは
使いながら育てていく 必要がありそう 24
自作 figma-impl スキル (1/3) 25
自作 figma-impl スキル (2/3) 26
自作 figma-impl スキル (3/3) 27
失敗と改善の繰り返し AI に走らせてみて、失敗した穴を手順書で塞ぐ ことの連続だった 情報収集だけを行う Sub Agent に処理を分割する手順を追加し たりやめてみたり MCP
でノードを画像として取得し、視覚的に確認させる手順 を 追加したり スキルは改善途中だけど、10数回でページ完成まで辿り着けた 28
3つ目に必要なもの: マークアップ 脳で Figma デザインする力 29
3つ目に必要なもの: マークアップ 脳で Figma デザインする力 肝心の レスポンシブの意図が伝わり切っていない Figma の作りを考えずに自動マークアップさせると、たまに position:
absolute でレイアウトされたりする 人間やAIから品質の高いドキュメントは、検索エンジンやAIから見 ても セマンティック である必要がある 30
Figma デザイン上で意図を伝える そのノードが何なのか?を Figma のレイヤー上で命名する Figma の Auto Layout 機能
を使い、要素間の間隔を定義する Figma のデータ構造が、そのまま HTML/CSS の構造になる 31
改善してみた section という名前をつ ける 子要素は上下方向に 30px で並べる 32
33
34
Figma 上でマークアップしてる? 入力が Figma デザイン、出力が HTML/CSS の1対1の関係 究極的には Figma 上でマークアップしながらデザインする
という 頭の動かし方が必要になってくる もしかして自動マークアップには デザインとマークアップの両方が できる人間 が求められるのでは? 35
これからの『作る人』はどうなる のか? ただマークアップするだけの作業は消滅する マークアップが正しいかどうか理解・判断する力は求められそう? それも Agent Skills で言語化されたら消えそう 求められる能力が前工程にどんどんシフトしそう 作業としてのデザインも言語化されたら消えそう
36
まとめ 37
まとめ Figma で自動マークアップするには、マークアップを理解しながら デザインすることが求められる Agent Skills を作るには プロセスを言語化する力 が求められる 人間は、言語化できないことをどんどんやっていこう
38
参考URL https://www.figma.com/ja-jp/pricing/ https://developers.figma.com/docs/rest-api/rate-limits/ https://developers.figma.com/docs/figma-mcp-server/plans- access-and-permissions/ https://developers.figma.com/docs/figma-mcp-server/remote- server-installation/ https://github.com/glips/figma-context-mcp 39