Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
mablを活用した自動化の複数人での取り組み
Search
hacomono Inc.
PRO
December 03, 2022
Programming
0
110
mablを活用した自動化の複数人での取り組み
22.12.3 ソフトウェアテスト自動化カンファレンス登壇資料
hacomono Inc.
PRO
December 03, 2022
Tweet
Share
More Decks by hacomono Inc.
See All by hacomono Inc.
hacomonoらしさをデザインする
hacomono
PRO
2
140
IoTの沈黙をどう検知する?Web系エンジニアが挑んだ苦難と改善記録
hacomono
PRO
1
68
AWS Step Functionsで実現するジョブ基盤 -プロダクトチームを支える基盤づくり-
hacomono
PRO
1
160
プロダクトの一番の理解者を目指してQAが取り組んでいること 〜現場・マネジメント各視点のプラクティス〜
hacomono
PRO
1
390
アウトカムを最大化させるプロダクトエンジニアの動き
hacomono
PRO
1
660
プロダクトエンジニア 360°フィードバックを実施した話
hacomono
PRO
0
630
hacomonoの品質とQA[Findy Job LT]
hacomono
PRO
0
320
社運懸かった大型機能をゼロから作り直した話
hacomono
PRO
0
260
MagicPodでモバイルアプリの”自動テスト”を最速で立ち上げよう
hacomono
PRO
1
370
Other Decks in Programming
See All in Programming
XP, Testing and ninja testing
m_seki
3
180
AIエージェントはこう育てる - GitHub Copilot Agentとチームの共進化サイクル
koboriakira
0
350
ruby.wasmで多人数リアルタイム通信ゲームを作ろう
lnit
2
250
Java on Azure で LangGraph!
kohei3110
0
170
Elixir で IoT 開発、 Nerves なら簡単にできる!?
pojiro
1
150
#kanrk08 / 公開版 PicoRubyとマイコンでの自作トレーニング計測装置を用いたワークアウトの理想と現実
bash0c7
1
330
GitHub Copilot and GitHub Codespaces Hands-on
ymd65536
1
120
XSLTで作るBrainfuck処理系
makki_d
0
210
すべてのコンテキストを、 ユーザー価値に変える
applism118
2
750
Code as Context 〜 1にコードで 2にリンタ 34がなくて 5にルール? 〜
yodakeisuke
0
100
Bytecode Manipulation 으로 생산성 높이기
bigstark
2
370
AIコーディング道場勉強会#2 君(エンジニア)たちはどう生きるか
misakiotb
1
240
Featured
See All Featured
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.3k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
281
13k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.3k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
223
9.7k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
81
9.1k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Docker and Python
trallard
44
3.4k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.1k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
134
9.3k
Transcript
mablを活用した自動化の複数人での取り組み
トピックス 1 自己紹介と会社紹介 2 メインターゲット 3 mablとは 4 取り組み時に決めたこと 5
実際取り入れてみてどうだったか 6 今後の展望
トピックス 1 自己紹介と会社紹介 2 メインターゲット 3 mablとは 4 取り組み時に決めたこと 5
実際取り入れてみてどうだったか 6 今後の展望
自己紹介 塩濱 優 / shiohama yu @hcmn_hama 2019年にhacomono入社 入社~2年間はプロダクト側の開発エンジニアとして 改善や新機能開発をしておりました。
現在はQAチーム全体の管理や自動化をメインで担当しています。 元々QAエンジニアは正社員私1人だったところから 現在では3名になり、 業務委託合わせると12名のチームになりました 🎉
会社紹介 店舗ビジネスの未来を変える 会員管理・予約・決済システム フィットネス・スクール向けのバーティカル SaaSとして、 日本の社会課題解決、業界マーケットサイズ拡大に挑戦しています。
トピックス 1 自己紹介と会社紹介 2 メインターゲット 3 mablとは 4 取り組み時に決めたこと 5
実際取り入れてみてどうだったか 6 今後の展望
メインターゲット これから自動化を開始しようとしている方 1人で自動化をしていたが複数名で取り組み開始したいと考えている方 ローコード自動化サービスを開始し始めたばかりの方
トピックス 1 自己紹介と会社紹介 2 メインターゲット 3 mablとは 4 取り組み時に決めたこと 5
実際取り入れてみてどうだったか 6 今後の展望
mablを活用した自動化の複数人での取り組み
mablとは ・E2Eテスト自動化ソリューション ・非エンジニアでも簡単にテストが作成できる ・また、エンジニアも使用しやすいUIで、変数管理も可能 複雑なケースにも対応しやすい ・CI/CDに結合して、 開発プロセスに組み込むこともできる
mablを活用した自動化の複数人での取り組み
トピックス 1 自己紹介と会社紹介 2 メインターゲット 3 mablとは 4 取り組み時に決めたこと 5
実際取り入れてみてどうだったか 6 今後の展望
取り組み時に決めたこと 複数人で実装していくということを視野に入れてガイドラインを作成する
ガイドライン① -コーディング規則 コーディング規則を定義し、 どのように実装されるべきかを定め 自動化していく上での「品質」「保守のしやすさ」の確保を大切にしました。
ガイドライン① -コーディング規則 コーディング規則 命名規則を定めていく
コーディング規則 flow どの工程(操作)を行うのか branch どこで作業をするか test どのシナリオのテストなのか
コーディング規則 branch どこで作業をするか (シナリオ分類)_(テストケースNo)_(パターンNo)_氏名 例) TJ01_01_A_hama
コーディング規則 test どのシナリオのテストなのか (シナリオ分類)_(テストケースNo)_(パターンNo)_テストケースタイトル(サブタイトル) 例) TJ01_01_A_会員登録導線(仮登録ステータスをSkipする)
コーディング規則 flow どの工程(操作)を行うのか test どのシナリオのテストなのか branch どこで作業をするか 何がどのシナリオに入っているのかを目視しやすいことを目的とした
コーディング規則 flow どの工程(操作)を行うのか Prefixをつける ページ内動作の場合、そのページでのみ実行可能なフローであることを明確化するため、 【サイト名】もしくは【サイト名/ページ名】を記載します。 例1) 【管理サイト】【予約サイト/マイページ】 例2) 【管理サイト/メンバー詳細/プラン/プラン一覧】
コーディング規則 flow どの工程(操作)を行うのか 名称は◦◦する, ◦◦かどうか確認するといったシンプルな形にする フロー名に含まれるページ名称 .. 「...」で括る フロー名に含まれるページ内文言 ..
"..."で括る 例) 【予約サイト/マイページ】「所持チケット」へ遷移する
コーディング規則 test どのシナリオのテストなのか branch どこで作業をするか flow作成の重複を防ぐことを目的とした flow どの工程(操作)を行うのか
コーディング規則 すでにどのflowが用意されているかを目視しやすくなりました
ガイドライン② -ルール 何を元に自動化の実装をしていくのか
ガイドライン② -ルール リグレッションテスト
リグレッションテストと自動化の関係性 テスト管理ツール Qase スプレッドシート マスタ情報 テストケース 自動化 ケース内容を実装 同じ状態を保つ 自動化済/未の状態を反映
ガイドライン②-ルール 自動化できないパターンのルール決め
ガイドライン②-ルール どうしても自動化できない/難しい手順やシナリオはある
ガイドライン②-ルール テストケース(スプレッドシート) テスト管理ツール(Qase) xxxの表示確認 ✅ [手動]xxxの表示確認 自動化できなかった部分だけを抜き出す
ガイドライン③ - レビューフロー レビューフローを定めました
ガイドライン③ - レビューフロー アサイン~実装 誰がどのケースを担当するかを管理 ブランチの作成 実装 レビュー~マージ レビュー依頼を出す コーディング規則のチェック
コンフリクトの解消
トピックス 1 自己紹介と会社紹介 2 メインターゲット 3 mablとは 4 取り組み時に決めたこと 5
実際取り入れてみてどうだったか 6 今後の展望
実際取り入れてみてどうだったか 良かった点
実際取り入れてみてどうだったか 良かった点 💮 ・ガイドラインがあることによって、スムーズにオンボーディングが進む ・誰が参加しても同じ状態を保ちながら、実装を増やしていける ・メンテナンスがしやすくなる ・エンジニア、非エンジニアともに同様の実装方法になる ・他に良い取り組み事例があった場合に、置き換えやすい
実際取り入れてみてどうだったか 改善したい点
実際取り入れてみてどうだったか 改善したい点 ・コーディング規則があるとはいえ、間違うことは誰にでもある。 一定のメンテナンス時間は確保したい。 ・機能のアップデートに合わせて期待値を変えないといけない場合がある 機能のキャッチアップを効率よくできる仕組みを用意が必要 ・テストの実行時間や自動化に対する分析も行っていきたい
トピックス 1 自己紹介と会社紹介 2 メインターゲット 3 mablとは 4 取り組み時に決めたこと 5
実際取り入れてみてどうだったか 6 今後の展望
今後の展望 ・目下は、リグレッションテストの自動化をしていくが、 機能リリース時に初めからmablで実装もしていきたい。 ・まだチャレンジできていない分野も進めていきたい。 (APIテストにも着手したい) ・一緒に自動化を推進してくださる方の採用頑張る
最後に もっと良い取り組み方あるよ!などなど何かあれば、 お気軽にTwitterでもご連絡ください @hcmn_hama