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プロダクトの一番の理解者を目指してQAが取り組んでいること 〜現場・マネジメント各視点のプラク...

プロダクトの一番の理解者を目指してQAが取り組んでいること 〜現場・マネジメント各視点のプラクティス〜

プロダクト成長を支えるQA組織立ち上げの取り組みと課題

株式会社hacomono
望月真仁

hacomono Inc.

March 13, 2025
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Transcript

  1. 2 自己紹介 ◾ 名前
 望月 真仁(もちづき まさひと)
 
 ◾ 所属


    株式会社hacomono
 2024/09入社
 CTO室・QA部
 
 ◾ 好き
 マーベル映画 / モンスターハンター

  2. 6 2025.03 hacomono QAのこれまで 2020.09 2021.12 2022.06 2023.11 2024.02 第三者検証参入

    業務委託2名 開発作成のテスト整理から QAチームはまだない E2E自動テスト開始 mablを本格的に利用 体制拡大と専属化 Shift-leftの推進 インプロセス型のQAに QAチーム誕生 正社員1名 + 業務委託3名 SETチーム誕生 SETエンジニア2名 2019.03 hacomonoリリース 新たな課題へ挑戦 (20) (50) (90) (100) (120)
  3. 7 hacomono QAの現在 内部品質 現在hacomono QAが直面している課題とその取り組み内容をご紹介 リグレッションテスト インシデント • 手を入れたコードと全く関係ないところで不具合発生

    • この機能に手を入れるの怖いよね • だがしかし個人の感覚値ベースでしか会話できない • 機能網羅的な設計でプロダクト成長に比例してボリューム増 • 手動・自動が混在 • 意図が不明なテストケースなどメンテナンス性が良くない • 類似インシデントが別の箇所で発生 (例えばパフォーマンス ) • 再発防止策が棚上げ状態のまま • ポストモーテムの精度にばらつきがある
  4. 8 内部品質と向き合う まずは既に取得できている メトリクスを活用 メトリクスベースで開発者と会 話 内部品質とは?の認識合わせ 今回カバレッジが下 がっているのってど んな背景ですか?

    いやー、実はこの実 装がこうなってて結 果こうなったんです よ あーそれは大変だ、 じゃあ今回はこの辺 りのテストを厚めに した方が良さそうで すね 軌道に乗ったらメトリクスを拡充 数値を上げたくなるが、まずは自分た ちがコントロールできることから Test coverage Code smells
  5. 9 リグレッションテストの再構築 機能網羅から出荷判定へ 効率化と再設計 オールインワンプロダクト故の辛み CUJをどこまで掘り下げるか? 総合フィットネスジ ムの運用 24時間ジムの運用 スイミングスクール

    の運用 リリース頻度アップします E2Eに限らずテストの信頼性 を上げたいね IoTデバイスのテストどうする 皆さんの取り組み・知見を ぜひ教えてください🙏 違い 違い mablをPlaywrightに移行 Maintenan ceability Flaky Observabil ity 全員がPlaywrightに習熟しているわけ ではないのでフォローし合い テスト基盤(環境・データ)を ちゃんと管理したい
  6. 10 型化やナレッジ共有など組織としてのポ ストモーテム力の強化を図る インシデントとの関わり インシデント対応 ポストモーテム プロセスへのフィードバック テストベース この機能は以前こんなインシ デントが発生したのか、今回こ

    ういった視点を取り入れてみ よう 要件 設計 インシデント記 録 インシデント コマンダー ハドル参加 調査・再現確認 チャンネル参加 キャッチアップ 松 竹 梅 New! インシデント・ポストモーテムのデータ を一元管理
  7. 12 今後に向けたマネジメント課題 等級基準 QAマネジメントとして取り組んでいる&今後やりたいことをご紹介 エンジニアスキル AI • QAの成果を評価するのは難しい • リリース後しばらくしてから問題が発生するといったケース

    • 今回は素晴らしい成果であったが次回も再現でき得るのか • hacomono QAはhacomonoプロダクト一番の理解者となる • 現状は内部観点の理解が弱い • QA領域だけではなくエンジニアとしてのスキルアップ • QA業務にAIを適用するのはもちろん • AIを活用した新たな開発プロセスへの対応 (AIによるコード生成 など)