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雰囲気でコンテナ使っている 全ての人が読むべき 「コンテナ技術入門」の紹介

雰囲気でコンテナ使っている 全ての人が読むべき 「コンテナ技術入門」の紹介

コンテナを根っこから理解するのに最適なテキスト「コンテナ技術入門」の紹介です。

濱田孝治

July 05, 2019
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Transcript

  1. 11 コンテナを⽀える要素技術 • Namespace → カーネルリソースの隔離 • cgroup → リソース制限

    • Capability → 権限制限 • chrootとpivot_root → 権限制限 • OverlayFS → ファイルシステムの階層化 • Network Namespace → ネットワークの隔離
  2. 14 実⾏環境の⽤意⽅法 • Vagrant (ubuntu) • 記事における動作確認環境 • Vagrantfileが記載されているのでそれを実⾏ •

    AWS(EC2) • Ubuntu Server(18.04)あたりのAMIから起動 • その他、Ubuntuならそのまま動きそう
  3. 15 実⾏環境の⽤意⽅法 sudo apt-get update sudo apt-get install apt-transport-https ca-certificates

    curl software-properties-common jq curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo apt-key add - sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://download.docker.com/linux/ubuntu $(lsb_release -cs) stable" sudo apt-get update sudo apt-get install -y docker-ce sudo apt-get install -y cgdb sudo apt-get install -y cgroup-tools sudo apt-get install -y uuid-runtime sudo apt-get install -y tree sudo apt-get install -y iputils-ping だいたい、これぐらいやれば動く
  4. 17 「コンテナを作る」 <事前準備> • cgroupでリソース(CPUとメモリ)制限 • Namespaceでリソース隔離 • コンテナ内で「yes >/dev/null」

    <動作確認> • 別シェルでps(プロセス)確認 • topコマンドで利⽤時間確認 コンテナのなかでなに をどうやっても、CPU 利⽤率があがらん︕︕
  5. 18 「OverlayFS」 <事前準備> • サンプルのDockerfile確認 • LAYER1の作成(既存イメージの展開) • LAYER2の作成(LAYER1にcurlを埋め 込み)

    <動作確認> • LAYER1と2をOverlayFSでコンテナイ メージ作成 イメージのレイヤーっ てこれかよ︕
  6. 19 「ネットワークリソースの隔離」 <事前準備> • ネットワークブリッジ作成 • Network Namespace作成 • vethペアを作成、ネットワークブ

    リッジに追加 • デフォルトゲートウェイ設定 <動作確認> • ブリッジとNamespaceのの疎通確認 ネットワークリソース が隔離されるなんて なんかもう凄い︕
  7. 21 「コンテナ技術⼊⾨」やって感じたこと • しんどい • (⼈によるが)知らないコマンドが多すぎる • 都度調べてると、いくらでも時間が溶けていく • Dockerを最低限知ってないと楽しくない

    • Docker知らない状態でやると、⾯⽩くない • 結構な時間がかかる • あれこれ調べながらだと、最低6時間はかかる • ざざーっと⼀度最後まで通してやってみるのもオススメ