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【生成AI時代の資料作り革命】AIっぽさを消すために、あえてAIを使う

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June 08, 2026

 【生成AI時代の資料作り革命】AIっぽさを消すために、あえてAIを使う

生成AIを用いてスライド作成や資料作成をすることが日常になってきた昨今、AI臭を感じさせる資料が世の中に多く出回るようになりました。

今回はAIを用いながらも人間味を出しつつ、資料の作成を自動化させたい場合、どのような役割分担で人間とAIが走っていくのか。私が普段、カスタマイズして利用しているSkillsを例に説明しております。

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h.uriu

June 08, 2026

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Transcript

  1. 自己紹介 2023年にイーディーエーに入社 Flutterエンジニアとして従事 Haruki Uriu システム開発部 最近 ・AIエージェントの開発、落語 趣味 フットサル

    ・スポーツ観戦 興味 AI駆動開発でのPoC、特化型AIエージェントの構築 出身 福岡県出身 担当 モバイルアプリ開発 得意分野 Flutter、Claude Code ひとこと:「AI最近めちゃくちゃ使ってる!」って方、後で話を聞かせて下さい! 株式会社イーディーエー(EDA) Copyright EDA. Inc. 2
  2. 今日持ち帰ってほしいこと AI臭は、生成AIそのものではなく制作工程の粗さから出る STEP 1 STEP 2 STEP 3 理解 AIっぽさの正体を

    分ける 人とAIの担当を 作る md → Marp → PPTで なぜAI臭が出るか 不自然な配置・余白・フォントの崩れを見抜く 役割分担を決める 構成・文章は人、清書・装飾はAIに任せる 4工程で組み立てる テキスト→整形→画像→仕上げを順に通す ゴール:スライド資料を、md → Marp → 画像生成 → PowerPoint の4工程に分けて自分で作り直せるイメージが持てるようになる。 Copyright EDA. Inc. 3
  3. 「AIで作ったっぽい資料」は、なぜバレるのか 人間の介在不足が顕著に出てくる AIが出したままのスライド(例) 内容が薄い 「様々な」「重要です」など、当たり障りのない言葉。 ストーリ性がない 見出し‧図‧本文‧結びが別々の方向性を指しがち。 感情が伝わりづらい 人間が普段言わないような平均的な回答。 内容

    当たり障りのない言葉のまま ストーリー 見出し・図・本文・結びの関連性がバラバラ 無機質な言葉選び 登壇者の生の声が入っていない 違和感の正体:AIが全て悪いのではなく、判断‧接続‧仕上げを全てAIに任せている使い方の問題なのです。 Copyright EDA. Inc. 4
  4. AIっぽさの位置を整理する 登壇資料に必要なのは、人の判断とAIの整形の両方 人の判断 多 少 AI整形 少 多 仕上げで判断を戻す 狙う位置

    (右上) 人の判断を残し、AIで整える。 止まってはいけない位置 (右下) AI下書きを完成扱いしない。 最後に戻す 自分の言葉と問いを足す。 手作業 判断は濃いが時間がかかる AIっぽい 整っているが判断が薄い 登壇品質 人の判断 × AIの整形 狙う位置:AIに任せ切るのではなく、人の判断が残った「登壇品質」へ持っていく。 Copyright EDA. Inc. 5
  5. AIを避けるより、役割を分ける 素材と判断は人、整形と変換はAIに寄せる 人が決める 論点‧聞き手‧最後の一文。 AIが整える md→Marp変換、表‧図形のたたき台。 人が戻す 言い切り‧温度感‧違和感。 1. 構成

    構成は人が握る 2. 作成 整形と図解はAIに渡す 3. 調整 最後はPowerPointで人が戻す コツ:AIに「完成させる」ことを任せず、各工程の作業単位を任せる。 Copyright EDA. Inc. 6
  6. この資料を作った工程 md → Marp → 画像生成 → Claude in PowerPoint

    の順で進める 構成を固定し、各工程でレビューしてから次へ渡す 工程を固定 出力に振り回されない。 レビュー点を置く 構成‧図‧最終調整。 再利用する 次回も同じ流れで作る。 本日お見せするのは「AI臭を消すコツ」ではなく、「AI臭を消すための制作工程」になります。 Copyright EDA. Inc. 7
  7. Step 1:Markdownで構成を握る 最初に決めるのは文章ではなく、話の順番と到達点 聞き手 外部LT参加者。 到達点 制作工程を再現できる。 触れないこと やらないこと・今回触れないことを決めておく 先に決める

    目的、方向性、構成、順番 モックを作る アウトラインだけの説明スライド 確認 この資料のモック まず人が握る:何を話すかより先に、何を話さないかを決める。 Copyright EDA. Inc. 8
  8. Step 2:Marpで構造をスライドにする AIには、文章生成よりも整形‧変換を任せる 文章を増やすのではなく、構造をスライドへ渡す 構造 Header / Body / Bottomを固定。

    見た目 EDAロゴとフッターを維持。 出力 marp slides.md --pdf で目視確認。 Marpの役割:人の意図を、登壇で見せられるスライド構造へ変換する。 Copyright EDA. Inc. 9
  9. Step 4:PowerPoint上で人の言葉に戻す 最後の仕上げで、AIっぽい均質さを削る ✓ 言葉 自分が登壇で本当に言う表現になっているか ✓ デザイン (余白や配置) 下半分‧右下‧片側に偏っていないか

    ✓ 出力 PDF/PPTXで見切れや重なりがないか 最後に直す一文の例 Before AIを活用すると資料作成を効率化できます。 ▼ After AIに完成を任せるのではなく、構成‧変換‧図解‧仕上げに 分けると、AI臭を減らせます。 人が調整時に戻すもの:違和感、言い切り、登壇者本人の温度感。 Copyright EDA. Inc. 11
  10. AIで資料を作り込む際の注意点 事実確認と権利確認を徹底する 社内(制作側) 社外(登壇会場) 越えてはいけない線 確認を飛ばして出すのはNG 機密 顧客名‧数値は伏せ、制作ログは抽象化して見せる。 事実 AIが書いた数字‧固有名詞は原典に当たって確認。

    素材 生成画像‧ロゴの利用条件を出す前に確認。 ブランド ロゴ‧色‧Copyrightを崩さない 出力 PDF/PPTXで最終確認 素材の確認 AI利用は制作工程として説明 基本:AIを使ったことより、何を確認し、何を人が判断したかを示す。 Copyright EDA. Inc. 12
  11. まとめ AI臭を消すには、AIを避けるのではなく工程に分けて使う 次の資料でも同じ工程で 判断は人 論点‧順番‧最後の一文。ここを渡すとAI臭が出る。 整形はAI 変換‧表‧図形のたたき台。作業単位で任せる。 仕上げは人 言い切りと温度感を、登壇で本当に言う言葉へ戻す。 今日から

    次の資料で工程を1つだけ分けてみる 再利用 同じ工程をテンプレとして使い回す 注意点 機密‧事実‧素材は必ず人が確認 AIは完全な代筆者ではなく編集パートナーのイメージです。素材と判断は人、整形はAIというような区分けをして活用をする。 Copyright EDA. Inc. 13