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アウトプットを伴走するエンジニア育成のこれまでとこれから / Training enginee...
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hayao_k
May 15, 2023
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アウトプットを伴走するエンジニア育成のこれまでとこれから / Training engineers through the input and output learning cycle
JACO#12 Jagu’e’r デジタル・クラウド人材育成分科会での LT 資料です
hayao_k
May 15, 2023
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Transcript
© SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 株式会社セゾン情報システムズ 小杉 隼人 アウトプットを伴走するエンジニア育成の
これまでとこれから JACO Meet up #12 次世代のエンジニアを育てたい! 2023/5/15
2 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 About me ◼Cloud
Engineer @ 株式会社セゾン情報システムズ ◼事業部横断の技術支援と教育、Cloud CoE Lead などを担当 ◼Google Cloud Certified - Professional Cloud Architect ◼Jagu’e’r 分科会 2 回目の参加です!🔰 ◼Twitter: @hayaok3
3 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 本日お話させていただく内容 ◼ アウトプットを伴走するエンジニア育成とは
◼ これから取り組みたいと考えていること
© SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 アウトプットを伴走するエンジニア育成とは
5 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 取り組みを始めた経緯 Google Cloud
の 有識者を育てなさい 私: A 社 Top Engineer 上司: M 社 MVP 偉い人 !? !? ◼ すべてはここからはじまった ※イメージです
6 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 トップランナーの仲間を増やす ◼ 自分たちは
Google Cloud の専門家ではない • Professional Cloud Architect レベルの前提知識はあるが、実案件の経験はない • 内製研修や勉強会のスタイルでは知識も時間も体力も足りなかった ◼ 自分たちが取り組んできたことの共通点 • それはインプットとアウトプットを繰り返して成長してきたということ • その道しるべを示し、伴走することでトップランナーとなる仲間を増やすことはできる • 社内の Google Cloud 活用を一緒に引っ張ってくれる仲間を見つけようと考えた 勝手に育つ人を育てる もしくはそのスイッチが入る環境や機会を提供したい 育つ人は勝手に育つでしょ
7 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 どんなことをやっているのか ◼ インプットとアウトプットを通じて学習サイクルを回し、成長の自走を支援する
• 何か教育コンテンツを提供するのではなく、道しるべとなる 3 つの施策を提示し、伴走する • 技術を楽しみながらインプットとアウトプットを習慣づける • すそ野を広げるというよりは、社内のクラウド活用をけん引してくれる仲間を見つける活動 →少人数を対象にした育成 ◼ 3 つの施策 • 社外を知る • 技術研鑽 • 社内認知を広げる 情報を インプットする 疑問を持つ 調べてみる アウトプット する
8 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 道しるべとしている施策 目標は高く! Google
Cloud Partner Top Engineer への選出を目指す!! 社外を知る 技術研鑽 社内認知を広げる ・社外コミュニティへの参加 ・ Cloud Day 等のイベント参加 ・ Qiita での発信 ・登壇 ・業務で得た知見の深掘り ・新しい技術に触れる時間を作る ・資格取得 ・社内ポータル、Slack 等での発信 ・社内ナレッジサイトへの投稿 ・講師として勉強会の開催
9 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 社外を知る で重視していること ◼
積極的に外にでる • 業務で携わるもの以外の情報を浴びてほしい • コミュニティ、イベント参加で得られる学び、熱量、モチベーション向上を知ってほしい ◼ アウトプットをする • 自分のために記事を書く • 疑問に持ったことを実際に試す→記録に残すことでインプットとアウトプットの学習サイクルを回す • 登壇は準備~発表の過程で得られる登壇者自身の学びが大きい “人間の脳みそは管のようなところがあって、アウトプットがないとインプット がはかどらないところがあります。アウトプットするところを決めると、そのた めにインプットが自然とできたり、逆にインプットが多くなると自然とアウト プットしたくなるものです。” 採用のために技術ブログを書くわけじゃない。 https://newspicks.com/topics/dx/posts/26
10 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 技術研鑽 で重視していること ◼
実際に手を動かす • 気になった新サービスやアップデート、あるいは普段の業務では触らないサービスなどに触れる • 情報をインプットするだけではなく、疑問を持つ→試してみる→アウトプットのループにつなげる ◼ 業務時間内に学習時間を確保する • 月 30 時間程度の確保を参加条件として、上長と調整 • 目標のためには少なからず業務時間外の活動も必要になる点についても事前に伝える ◼ 資格取得 • クラウドサービスは扱う技術スタックの範囲がとても広いため、体系的に知らない機能やサービスを 効率よく勉強していくという観点でも認定資格の取得を奨励 • 実案件に取り組む際に、これまでの学習の点と点が線になる瞬間や、初速の向上といった効果も • 複数の資格を取得する = 新しい領域にチャレンジする姿勢 は評価されるべき
11 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 参考: DevOps 文化における学習文化の重要性
Cloud アーキテクチャ センター > DevOps の能力 > DevOps 文化: 学習文化 https://cloud.google.com/architecture/devops/devops-culture-learning-culture
12 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 社内認知を広げる で重視していること ◼
仲間を増やす • 活動トピックやイベント参加報告などを通し、メンバー自身で学びの楽しさや熱量を発信する • 育成メンバー以外のひとが「自分も参加したい」と思えるようなきっかけづくり、後押し ◼ 部門を超えたつながりにつながる • Slack や社内ナレッジサイトによく情報を投稿してくれてる人 • Google Cloud についてならこの人にまず相談してみよう • ビアバッシュなどのオフラインイベントで話しかけてみよう
13 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 メンターが支援していること ◼ 定例会
• メンバー + メンター全員で週 1 の開催 • 1 週間の間に取り組んだインプット & アウトプットの状況や今後の予定などをお互いに共有 • 技術トレンドを意識的にインプットする習慣づけのため、気になった Web 記事紹介の時間をとる ◼ 1 on 1 • 月 1 ペースで実施 • 雑談や個別のお悩み相談、キャリア相談など ◼ クラウド LT 大会 • 外部登壇の心理的なハードルは高い • 人事部門と共同で社内・社外の方々に向けた LT 大会を企画、実施
14 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 メンターが支援していること クラウドLT 大会
自社主催イベントだと気軽に参加してくれる人が多い LT にハマってしまうメンバーも 定例会 1 週間の取り組みや資格取得予定などを箇条書きしてお互いに共有 →活動は個人だが、同じ目標を目指す仲間がいることでモチベ維持
15 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 チーム内で資格をとっていこう クラウドネイティブを勉強していこう という空気ができている
参加メンバーの声 インプット&アウトプットして いた内容を業務に生かせた 業務以外の情報にアンテナを張っ ておくことの重要性を知った チーム内でナレッジを共有するように なって文化が変わってきた インフラだけじゃなくアプリ周り にも目がいくようになった 業務と関係なく技術の話をできる時間 があるのは単純に技術者として楽しい
16 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 ◼ 業務の波 •
業務ピーク時はどうしても活動時間を確保できないことがある • ある程度、学習サイクルが回ってくると「アウトプットしたいのに時間がとれない」が モチベーションの低下要因に • 必要に応じてメンバーの上長も交えて会話 ◼ 3 つの施策はあくまで道しるべ • 業務ピークで報告量が少なくなり、申し訳ない気持ちになってしまう →活動は楽しめているが、自分は辞退した方がよいのではと悩んでしまう • 施策はノルマではないので、自分が楽しいと思える活動を中心に取り組む →人とのコミュニケーションが好きな人は、社外勉強会に登壇して、懇親会に参加してみたり ◼ 悩み相談のためにも 1 on 1 は超重要 もちろん悩みも
© SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 これから取り組みたいと考えていること
18 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 今期からの取り組み ◼ クラウドエンジニア間の技術交流
• Google Cloud 以外でも同様の取り組み実施しており、壁を作らず交流機会を作っていきたい • ハッカソン、資格勉強もくもく会、TGIF など開催を企画中 →ハッカソンは共通のテーマ/縛り を設けて各クラウドでチームを組んで開発をする TODO アプリのようなシンプルなテーマでも触ったことがないサービスを必ずいれるなど ◼ 社外交流 • 登壇機会の提供 + 会社間交流を目的として他社と共催の LT 大会や勉強会も企画中 • もし興味を持っていただける企業様がいらっしゃればお声がけください!
19 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 Summary ◼ インプットとアウトプットを通じて学習サイクルを回し、成長の自走を支援
• メンバー同士で切磋琢磨しつつ、技術を楽しみながら成長できるような環境を提供 • すそ野を広げるというよりは、社内のクラウド活用を一緒に引っ張ってくれる仲間を見つける活動 • メンバーの取り組みがチームや部門に波及していくことで結果的にすそ野は広がっている ◼ 業務時間中の学習時間の確保が重要 • 学習はチームメンバーが関心と当事者意識を持ち続けることの一助になる • 学習を重要視する組織文化が社員のスキル強化、新しい技術へのモチベーションにもつながっていく
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© SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 Appendix
22 © SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. 2023 参考リンク ◼ Qiita
Organizations • https://qiita.com/organizations/saison_information_systems ◼ アウトプットを伴走するクラウドエンジニア育成をはじめた話 • https://qiita.com/hayao_k/items/d9707c62a95ee46ee80c ◼ 採用のために技術ブログを書くわけじゃない。 • https://newspicks.com/topics/dx/posts/26 ◼ Cloud アーキテクチャ センター > DevOps の能力 > DevOps 文化: 学習文化 • https://cloud.google.com/architecture/devops/devops-culture-learning-culture