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All is FOSS4G (in GSI Maps)

Hidenori FUJIMURA
October 12, 2015
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All is FOSS4G (in GSI Maps)

FOSS4G 2015 Tokyo Keynote

Hidenori FUJIMURA

October 12, 2015
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Transcript

  1. Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism Geospatial Information Authority

    of Japan All is FOSS4G in GSI Maps 〜地理院地図のすべてがFOSS4Gになる〜 Hidenori FUJIMURA Geospatial Information Authority of Japan 1 2015-10-12 FOSS4G Tokyo @Komaba RC, U-Tokyo Slides available at speakerdeck.com/hfu
  2. 2つの経験を共有したい •  オープンソース+オープンデータ→オープンイノベーション –  10月1日〜2日 GitHub Universe –  「Changing Lives with

    Open Data」セッションでの発表 •  ベクトルタイル –  10月8日 FOSS4G 2015 Tokyo ハンズオン –  「ベクトルタイル利用サイトを作ろう」の講師 5
  3. ソフトウェアの fork, pull request and merge 12 fork 成功例: 被災前後比較サイトでの

    IE9以降対応 pull request merge ソフトウェアの分身を作る 分身の側で進めた改善を 分身元でも反映することを 求める 分身元の方で、 求められた反映を 実施する
  4. すべてが FOSS4G になる この先半年の開発の方向性 【サーバサイドをコンテナに入れてオープン化】 •  サーバサイド処理もオープンソースを条件にして 組み直し、GitHub から Dockerfile

    配布する 【地理院地図のスケーラビリティを強化】 •  膨大なレイヤ数に対応できるようJSを工夫 •  サーバサイド処理の削減を進行する 16
  5. 内部APIのコンテナ技術対応 地理院地図に付随的な、小さな内部API。だからこそ、 ポータビリティ高く Docker の上で動くようにする。 •  年内に開発を終える •  開発の成果物は、GitHub に置く

    •  ソフトウェアのライセンスはCC0を予定する •  開発するサービスは、HTTPS対応にする → 地理院地図サーバのポータビリティ向上 → 動的機能の分散化余地の拡大 18 地名検索 リバースジオコーダ 標高API カウンタ
  6. HTTPS配信対応!! (4月からタイル配信に導入) •  ユーザ・CDNキャッシュ間の通信に、HTTPだ けではなく HTTPS を使えるようにする。 – 世の中の動向に追従。ついに HTTPS サイトか

    らも地理院タイルを安心してご利用可能に。 •  一方、HTTP/2 は今年は断念し、ドメイン シャーディングを継続 – ドメインシャーディングは、従前通り試験公開扱い として地理院地図自らは積極的に利用 20 オリジン サーバ CDN ユーザ
  7. gsimaps 改良項目オーバービュー ①  layers.txt 動的読み込み ②  複数のココタイルへの対応 ③  ユーザインタフェース改良 ④ 

    GeoJSON ドラッグ&ドロップ ⑤  全状態のURLフラグメントへのリアルタイム反映 ⑥  「名前を付けて保存」の地理院地図との非連動化 ⑦  標高表示のクライアントサイド処理化 ⑧  3Dのクライアントサイド処理化 ⑨  PNG標高タイルの利用 ⑩  Microsoft Edge (Windows 10) 対応 <以下、リソース未割当(基本、来年度送り)> • layers.txtと「地理院タイル一覧」の統合 • ユーザインタフェース多言語化準備 • Leaflet 1.0 対応 24 今 年 度 中 対 応 予 定
  8. ①layers.txt 動的読み込み 地理院地図のレイヤ数は1,200を超えた ← 干渉SAR情報の充実 hfu$ ruby sl.rb | wc

    -l 1281 レイヤのメタ情報を、地理院地図の起動時にすべて読み込むので はなく、各レイヤグループを開く際に読み込めるようにする。     ↓ 地理院地図の起動を高速化 25 LayerGroup#src として仕様を作成済み
  9. Conclusion •  People who are really serious about geospatial information

    should make their own software. •  And people can more easily collaborate by social-coding open source software. 35 •  地理空間情報の当事者こそが、自分たちで ソフトウェアを作っていくべき。 •  オープンソースソフトウェアをソーシャルコー ディングする形で、より簡単にコラボしよう。