Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
脳波を用いた嗜好マッチングシステム
Search
ほき
February 24, 2025
Technology
0
160
脳波を用いた嗜好マッチングシステム
第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東での発表資料です
https://kantocv.connpass.com/event/344139/
ほき
February 24, 2025
Tweet
Share
More Decks by ほき
See All by ほき
DeepSeek-R1: Incentivizing Reasoning Capability in LLMs via Reinforcement Learning
hokkey621
0
30
GeminiとUnityで実現するインタラクティブアート
hokkey621
0
1.1k
イベントを主催してわかった運営のノウハウ
hokkey621
0
57
Google AI “Gemini”を使ったチャットBot
hokkey621
0
54
Solution Challenge 2024 で作ったもの紹介
hokkey621
0
26
不器用な人のためのfish shell/fishshell-is-good-to-bungler
hokkey621
0
44
Other Decks in Technology
See All in Technology
依存パッケージの更新はコツコツが勝つコツ! / phpcon_nagoya2025
blue_goheimochi
3
170
データ資産をシームレスに伝達するためのイベント駆動型アーキテクチャ
kakehashi
PRO
2
600
CDKのコードを書く環境を作りました with Amazon Q
nobuhitomorioka
1
110
利用終了したドメイン名の最強終活〜観測環境を育てて、分析・供養している件〜 / The Ultimate End-of-Life Preparation for Discontinued Domain Names
nttcom
2
310
明日からできる!技術的負債の返済を加速するための実践ガイド~『ホットペッパービューティー』の事例をもとに~
recruitengineers
PRO
3
500
PHPカンファレンス名古屋-テックリードの経験から学んだ設計の教訓
hayatokudou
2
500
偏光画像処理ライブラリを作った話
elerac
1
120
分解して理解する Aspire
nenonaninu
2
490
2.5Dモデルのすべて
yu4u
2
930
AIエージェント元年
shukob
0
120
抽象化をするということ - 具体と抽象の往復を身につける / Abstraction and concretization
soudai
27
14k
ローカルLLMを活用したコード生成と、ローコード開発ツールへの応用
kazuhitoyokoi
0
130
Featured
See All Featured
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
Optimizing for Happiness
mojombo
376
70k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.4k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
83
5.4k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.1k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
40
2.5k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
How GitHub (no longer) Works
holman
314
140k
Done Done
chrislema
182
16k
Transcript
脳波を用いた 嗜好マッチングシステム
脳波から消費者の好みを知りたい • 消費者にとって商品を選ぶのは大変 • 生体信号を使って自動的に選択・推薦したい 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 4 大量の商品から,服を選ぶのが大 変で困っています.自分の好みを
言語化できないし,どうやって探 せばいいのかわからない. ※画像はすべてGrok3で生成
システム概要 脳波 AI 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 6 脳波 服画像 検出器を学習 好みの服を推薦
おすすめの服
好み検出器の学習方法 • 人が写った画像(ターゲット)に意識を向けさせる • 意識を向けた時,脳波には振幅変化が生じる • その振幅変化を検出器に学習させる 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 7
特定の画像で脳波には振幅変化が生じる 大量の画像を高速に逐次呈示 ターゲット画像
好みの商品を検出 • 商品の画像を逐次呈示したときの脳波を入力 • 学習させた検出器を使用 • 好みの商品を検出 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 8
AI おすすめの服
好みの商品や関連情報を提供 • 商品の検出結果を表示 • 選ばれた商品画像の関連情報を提供 • 好みの傾向 • おすすめのブランド •
関連商品など 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 9 おすすめの服 AI
システム概要 脳波 AI 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 10 脳波 服画像 検出器を学習 好みの服を推薦
おすすめの服
ここにCV技術を使用 脳波 AI 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 11 脳波 服画像 検出器を学習 好みの服を推薦
おすすめの服
VITONを用いた服画像データセット作成 • 呈示画像は自分のものにしたい • 着用モデルと自分の顔・体型は異なる • 相手の反応(恋人など)も調べたい • Virtual Try-On(VITON)技術を使って自分が着た画像を生成
第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 12
使用技術:Stable VITON 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 13 [Kim, CVPR, 2024]
こぼればなし これができたのはCV勉強会のおかげ 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 14 VITONという分野があって おすすめモデルはコレだよ 服の着せ替えをやってみた いんですけどどうすれば… 知らなかった!
やってみます!!
VLMを用いた関連情報のテキスト生成 • GPT-4oを用いて関連情報のテキスト生成 • 好みのジャンル • 好みの色 • 好みの素材 •
おすすめのスタイル など • 事前に用意したパターンではなく結果にあった テキストを生成可能 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 15
第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 16
まとめ • 脳波を用いた服の推薦システムを構築 • CV技術を活用して最適な画像・テキストを生成 • 今後の目標は大量のデータ収集・検出モデルの精度向上 第63回 コンピュータビジョン勉強会@関東 17