AWSを活用した ドローンIoTソリューション

SORACOM Discovery 2023

イベントURL: https://discovery.soracom.jp/2023/session/?session-speaker=648b161894b5efb6e3a6691c

Transcript

1. SORACOM Discovery 2023 2023/07/06 アイレット株式会社 アジャイル事業部 本間 崇平 AWSを活用した ドローンIoTソリューション
2. 会社紹介
3. 会社紹介 3 アイレット株式会社
4. 会社概要 4 社名 会社URL 所在地 設立 資本金 代表取締役会長 代表取締役社長 従業員数 事業内容 主要株主 アイレット株式会社 https://www.iret.co.jp/ 〒105-6307 東京都港区虎ノ門 1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー 7F 2003 年 10 月 15 日 7,000 万円 齋藤 将平 岩永 充正 854 名（2022 年 4月末時点） IT コンサルティング、システム開発、シス テム保守・運用、サーバーハウジング・ホ スティング、デザイン KDDI株式会社
5. 会社紹介 5 そんなアイレットから 本日参りました、私こと
6. 本間 崇平 自己紹介 アイレット株式会社 アジャイル事業部 Shuhei Honma 2018年アイレット入社(平成最後の新卒) AWS歴5年 Web・IoTのサーバーサイドエンジニア よく使うAWS: Amplify, Lambda, DynamoDBなどのサーレス郡 2022,2023受賞
7. お品書き
8. 1. IoTの需要と課題 2. AWSとIoTの速効性 3. 加速させる開発手法 4. AWS IoTについて 5. AWS IoT Coreを利用したドローンの実例 6. まとめ お品書き
9. IoTの需要と課題
10. なぜ今この話をしなければならないのか 出典：令和3年　情報通信白書 世界のIoTデバイス数の推移及び予測 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd105220.html 産業用途、 コンシューマー 領域では、2023年に は2016年の3−4倍の 市場となる見込 3-4倍
11. ・導入すべきシステムやサービスが分からない IoTへの導入時によくある課題 IoT導入は今後さらに増加するが、懸念事項などあったりする ・使いこなす人材が少ない
12. そこで今回 どのようにIoT開発の効率化を図ってきたかを IoTの需要と課題 事例を含めて、ご紹介します！
13. AWSとIoTの速効性
14. AWSとIoTの速効性 What is AWS？ AWS（Amazon Web Services） 従来のオンプレミスでサーバー立ててサービスを稼働させるより マネージドサービスを提供するAWSを利用することで アマゾンウェブサービスは、世界で最も包括的に採用されている クラウドプラットフォーム ・導入コスト削減　　・スケーリング　　・運用保守 など ビジネススピードを加速させることが可能
15. AWSとIoTの速効性 簡単に説明すると すぐにでも! サービス開始可能
16. AWSとIoTの速効性 モノをクラウドへ接続するため サーバー開発が必要不可欠 IoTソリューションを行う上で
17. AWSとIoTの速効性 ということで
18. 加速させる開発手法
19. その1 スクラム開発の利点
20. AWSとIoTの速効性 What is Scrum？ スクラム開発 サービス/プロダクト開発スピードを高め、変化に柔軟さが特徴の手法 ・軌道修正が早い、顧客も巻き込む　　・問題がおきても迅速に対応 など開発遅延を払拭させることが可能 従来のウォーターフォールで開発を進めるより チーム一丸となって短期間での開発・品質を向上させる 導入することで
21. スクラム開発の利点
22. スクラム開発の利点 さらにスクラム開発と共に 加速させる開発手法
23. その2 サーバーレス開発の利点
24. AWSとIoTの速効性 What is Serverless？ サーバーレス開発 サーバー管理を意識しない。運用保守作業からの脱却。 機能開発/サービス提供に注力できる ・サーバー管理や運用などのコスト削減 ・開発生産性・アジリティ向上 など開発スピードを加速させることが可能 従来の物理サーバーやEC2のアンマネージドより クラウドサービスが提供するマネージドサービスを使い倒す 導入メリット
25. サーバーレス開発の利点 25 オンプレ (物理サーバー) アプリ Webサーバー OS ハードウェア Fargate (コンテナ) EC2 (仮想サーバー) Lambda (サービス) サーバーレスアーキテクチャの度合い ✔ 高品質 ✔ 開発工数少 ✔ 管理コスト少 ✔ 実質利用料減 　(従量課金) Hypervisor ハードウェア コンテナ マネージャ OS Webサーバー アプリ アプリ Webサーバー Hypervisor ハードウェア コンテナ マネージャ OS アプリ Webサーバー OS Hypervisor ハードウェア AWSが管理する領域 ユーザーが管理する領域
26. 加速させる開発手法 実際にドローン開発で 導入した結果
27. 加速させる開発手法 ドローンIoTでのスクラム開発・サーバーレス開発の導入後 スクラム開発 サーバーレス開発 など ・スクラム開始から約2年強で多様な機能の拡充 ・優先度高いスコープで機能開発が進む ・Lambdaを主軸としたモダンなサーバーレス開発で 　対応（EC2比ベースで利用料の削減） ・サーバーレスコンピューティングLambdaを利用することで 　開発に専念できる
28. 加速させる開発手法 これらすべて導入し開発してきた ドローンソリューションのご紹介 （サーバー編）
29. AWS IoTについて
30. AWS IoTについて AWS IoTの仕組み
31. AWS IoTについて AWS IoT Coreについて
32. AWS IoTについて AWS IoT Coreの利点 フルマネージドシステム スケール、迅速対応、コスト削減
33. AWS IoTについて AWS IoT Coreで対応しているプロトコル • MQTT (Message Queuing and Telemetry Transport) 
 • MQTT over WSS (Websockets Secure) 
 • HTTPS (Hypertext Transfer Protocol - Secure) 
 • LoRaWAN (Long Range Wide Area Network) ドローンの場合 • ドローンでは毎秒メッセージを送信するためMQTT通信で行っている 
 • クライアントアプリでは機能によってHTTPSではなくMQTT通信を採用 

34. AWS IoTについて MQTTについて メッセージブローカー Publish/Subscribeモデルに基づく軽量なメッセージプロトコル ネットワークが不安定な場所で動作するため、軽量であるのが特徴
35. ドローンでの実例
36. 1 Policy
37. 1 Policy AWS IoT CoreのPolicyとは?
38. 1 Policy 何が良いのか簡単に説明すると 複数のモノに対してセキュアに Publish/Subscribeが制御可能
39. 1 Policy 例えばドローンだとこんなことがあった ドローンとアプリの Publish/Subscribeを 企業ごとで制限したい
40. 1 Policy ドローンでのソリューション
41. 2 FleetProvisioning
42. 2 FleetProvisioning FleetProvisioningとは？
43. 2 FleetProvisioning 何が良いのか簡単に説明すると 動的にAWS IoTへ接続する 証明書の払い出しが可能
44. 2 FleetProvisioning 例えばドローンだとこんなことがあった ドローンが増えるごとに 手動で証明書を払い出さずにしたい
45. 2 FleetProvisioningドローンでのソリューション
46. ここで ブレイクタイム!!
47. 番外編 映像配信
48. 番外編 映像配信 ドローンIoTにおける映像配信システムもAWSで実現 SRT配信システム 映像配信システムも全てAWSを活用し実現 ・低遅延・高映像品質なリアルタイム配信 ・映像ストリームの暗号化しSecureに
49. 番外編 映像配信 MediaConnect・MediaLiveの活用
50. 実際のフライト映像を 御覧ください
52. 3 RoleAlias
53. 3 RoleAlias ロールエイリアスとは？
54. 3 RoleAlias 何が良いのか簡単に説明すると 証明書をもとに AWSサービスへの操作が可能
55. 3 RoleAlias 例えばドローンだとこんなことがあった ドローンで撮影した画像を ストレージへアップロードしたい
56. 3 RoleAlias ドローンでのソリューション
57. 4 RuleActions
58. 4 RuleActions 他にも様々なサービスも提供しているので詳しくはドキュメント参考 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/iot/latest/developerguide/iot-rule-actions.html RuleActionsとは？
59. 4 RuleActions 何が良いのか簡単に説明すると Topicを利用した アクション操作が可能
60. 4 RuleActions 例えばドローンだとこんなことがあった Publishされたログを 長期保存したい
61. 4 RuleActions ドローンでのソリューション ログ保存&出力
62. 4 RuleActions 続いてこんなことがあった ドローンの状態に応じて コマンドをPublishしたい
63. 4 RuleActions ドローンでのソリューション ドローン状態検知
64. 4 RuleActions さらにこんなことがあった ドローンでフライトさせた 実績を生成したい
65. 4 RuleActions ドローンでのソリューション フライト実績生成
66. まとめ
67. まとめ IoTソリューションはAWSを活用！！ スクラム開発・サーバーレス開発が 相性良い！！
68. スクラム開発によって、都度改善を図り サービス品質を高めていく まとめ 01 サーバーレス導入によって開発作業に集中可能 AWSには豊富なマネージドサービスがあるため、 導入コストも減り素早くIoTソリューションが 始められる 02 03
69. IoTやるなら今しかない まとめ
70. Let’s Enjoy IoT Life!! まとめ
71. END