Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

プロダクト開発を支えるペースメーカー

 プロダクト開発を支えるペースメーカー

株式会社エンペイ、FastLabel株式会社、株式会社Leaner Technologies合同開催イベント
「【PMF手前のスタートアップ3社が語る】エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか」
の登壇資料です!

株式会社エンペイのプロダクト開発チームについてお話ししました。

イベントURL: https://leanertechnologies.connpass.com/event/288538/

ikuma-t

July 27, 2023
Tweet

More Decks by ikuma-t

Other Decks in Programming

Transcript

  1. プロダクト開発を支える
    ペースメーカー
    PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングは、どうグロースに貢献できるか?
    Ikuma Tadokoro
    Product本部 エンジニア
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  2. Ikuma Tadokoro
    ・ でエンジニアとかスクラムマスターとかやっています。
    koufuri+
    ・フロントエンドが好き。Web標準が好き。
    ・ERPパッケージコンサル → 2022年にエンジニアへ転向
    ネット上ではikuma-t
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  3. エンペイのプロダクト
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.
    こちらのチームの話

    View full-size slide

  4. 今日のテーマ
    プロダクト開発を支える

    ペースメーカー
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  5. Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.
    今日のテーマ:プロダクト開発を支えるペースメーカー
    ペースメーカー(陸上競技)
    • 高水準かつ均等なペースでレースや

    特定の選手を引っ張る役目
    • ペースメーカーを導入することにより、
    好記録が期待できる。
    ペースメーカーとは、
    の走者のこ€
    レース序盤でライバル

    選手を意識しすぎてペースを乱すことがなくなり

    ペースメーカー (陸上競技) - Wikipedia
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83

    %BC%E3%82%AB%E3%83%BC_(%E9%99%B8%E4%B8%8A%E7%AB%B6%E6%8A%80)
    引用元

    View full-size slide

  6. 「価値あるものを確実に、速く届けること」ができるようにするために、

    私たちが活用してきたペースメーカーの設計と効果についてお話しします。
    トークの内容
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  7. 目次
    É を支えるペースメーカー
    koufuri+
    1É ペースメーカーを見直す
    6É まとめ
    GÉ ペースメーカーの必要性
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  8. ペースメーカーの必要性
    1
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  9. 会のテーマ:PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか
    機能開発・リリース
    ユーザーインタビュー プロダクトマネジメント領域への染み出し
    ユーザーインサイトの分析
    システム障害の軽減
    運用コストの削減
    CI/CDフローの改善
    Developer eXperienceの向上
    技術負債の解消
    問い合わせ基盤の改善
    A/Bテスト
    KPI設定 Google Analytics
    経営戦略への理解
    デザインシステムの構築 SLO設定
    ROIを意識した施策設定
    カスタマーサクセス領域
    プロトタイピング
    アクセシビリティ改善
    自動テストの拡充
    リリースサイクルの高速化
    人数の少ないスタートアップでは、プロダクトに貢献できる範囲は多岐にわたる
    プロダクトのグロース
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.
    ディスカバリー
    デリバリー

    View full-size slide

  10. 会のテーマ:PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか
    機能開発・リリース
    ユーザーインタビュー プロダクトマネジメント領域への染み出し
    ユーザーインサイトの分析
    システム障害の軽減
    運用コストの削減
    CI/CDフローの改善
    Developer eXperienceの向上
    技術負債の解消
    問い合わせ基盤の改善
    A/Bテスト
    KPI設定 Google Analytics
    経営戦略への理解
    デザインシステムの構築 SLO設定
    ROIを意識した施策設定
    カスタマーサクセス領域
    プロトタイピング
    アクセシビリティ改善
    自動テストの拡充
    リリースサイクルの高速化
    人数の少ないスタートアップでは、プロダクトに貢献できる範囲は多岐にわたる
    プロダクトのグロース
    ディスカバリーへの意識も一般的に
    ディスカバリー
    デリバリー
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  11. 会のテーマ:PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか
    一方、ベースとなる開発力に問題がある状態でそれ以上のことはできない
    デュアルトラックアジャイルとの向き合い方 【資料公開】価値をすばやく届けるための改善
    https://speakerdeck.com/onk/2023-03-08-how-to-deal-with-dual-track-agile?slide=15 https://www.ryuzee.com/contents/blog/14579
    引用元 引用元
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  12. 会のテーマ:PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか
    一方、ベースとなる開発力に問題がある状態でそれ以上のことはできない
    デュアルトラックアジャイルとの向き合い方 【資料公開】価値をすばやく届けるための改善
    https://speakerdeck.com/onk/2023-03-08-how-to-deal-with-dual-track-agile?slide=15 https://www.ryuzee.com/contents/blog/14579
    引用元 引用元
    開発力も大前提として必要ということも一般的に
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  13. 会のテーマ:PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか
    その頃 では...
    koufuri+
    † 機能開発がスプリントを跨ぐことが日常茶飯事..d
    † 他の人がその機能を作っていることは知っているけど、どういう状況かわからん..d
    † デイリースクラムが進捗報告会に..d
    † 技術的にこれは使いづらいよね...というものが辛いよね...でおわり
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  14. 会のテーマ:PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか
    その頃 では...
    koufuri+
    ディスカバリーの前に、開発整えないと...
    j 機能開発がスプリントを跨ぐことが日常茶飯事..x
    j 他の人がその機能を作っていることは知っているけど、どういう状況かわからん..x
    j デイリースクラムが進捗報告会に..x
    j 技術的にこれは使いづらいよね...というものが辛いよね...でおわり
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  15. 会のテーマ:PMF手前のプロダクトで、エンジニアリングはどうグロースに貢献できるか
    価値を届けるための継続的な仕組み
    プロダクト開発のペースメーカー
    すなわち
    を整備してきた
    そのために
    エンジニアリングがまず担うべき役割「価値あるものを確実に、速く届けること」
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  16. koufuri+ を支えるペースメーカー
    2
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  17. koufuri+を支えるペースメーカー
    ラインナップ
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.
    スプリントゴール中心にリズムをつくる しっかりふりかえり & 次に向けて給水
    PostgreSQL
    スプリント
    スクラム開発
    タスクベースの確認
    技術課題棚卸会
    ファイブフィンガー テストはじまり

    リリースおわり
    デイリー その他
    メタレトロ
    ADR
    Gather ~おしおきべや~
    経過観察会 ふりかえりのふりかえり
    マンスリー 四半期
    FINAL
    FURIKAERI
    MMXXIII
    時間の都合で全部は紹介できません

    View full-size slide

  18. スプリントのペースメーカー
    スクラム
    D 2週間スプリントでのスクラムを採用(
    D ポイントとして必ずスプリントゴールを設定する(
    D スクラムイベントそれぞれが効果を発揮するための共通認)
    D 基本はこのスプリントゴールをペースメーカーに日々を調整していく。日レベルについては後述。
    今プロダクトにとって一番重要度の高い価値の継続的な提供
    作りたいペース
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  19. スプリントのペースメーカー
    技術課題棚卸会
    コードベースが複雑になっても一定の速度で開発できるようにする
    作りたいペース
    w コストを払って解消することで、将来それ以上のリターンを

    得られそうな技術課題を話し合w
    w MVP → PMFのフェーズであることや、B to Bかつ

    重い業界に向き合っていることから、意識的に負債を

    借入するケースがままあるので。
    w 運用方法:各自が気がついたレベルで貯めていき、

    スプリントごとに今改善しておきたいものを話す。
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  20. デイリーのペースメーカー
    ファイブフィンガー、タスクベースの確認
    B 人別に報告をするのではなく、PBIごとに状況を確認して調整する6
    B コラボレーションをしやすくする、話漏れを防止するのが目的。
    タスクベースの確認
    日ベースでスプリントゴールが達成できるかを検査する
    作りたいペース
    koufuri+ 開発チームのファイブフィンガー。

    控えめな人が多めなので、レンジも全体的に控えめ。
    Todo Doing Done
    タスク単位で確認
    タスク単位で確認
    ・「問題ありますか?」では出てこない「なんだかうまくいっていない」を確認。

    ・レンジはチームの性格に合わせ、問題があるときにアラートが出るようにする。
    ファイブフィンガー
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  21. マンスリーのペースメーカー
    経過観察会
    ) 月1で直近リリースした案件や各自ウォッチしたい

    内容をガヤガヤする会
    ) DesignDoc作成時に「成功基準」や「検証したい仮説」

    を決めており、実際にリリースしてどうだったかを確認
    ) がむしゃらに作っているわけではないけれど、スプリント中

    では気づかないポイントがある。それをふりかえる。
    届けたものが、本当に価値あるものだったかをふりかえる
    作りたいペース
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  22. 四半期のペースメーカー
    ふりかえりのふりかえり
    D 短期的な視点では、レトロスペクティブに「メタレトロ」欄を

    設けて、ふりかえり自体をチューニングしている。
    D 中期的な視点では、4半期のふりかえりを実k
    D 中身としては手法「アクションのフォローアップ」を利u
    D 自分たちが「これでいく」と決めた方針ができているのか、

    そうでないのか。やっているとして機能しているのか、もう

    役目を果たしたのかをチェックした。
    自分たちが目指している場所に正しく向かっているのか、メタ視点での定期的な見直し
    作りたいペース
    4半期のタイミングで実施された「FINAL FURIKAERI MMXXⅢ」

    FFも16まで続いているので、このふりかえりも続くと思います。
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  23. koufuri+ 開発チームのペースメーカー
    異なる視点を持つペースメーカーを組み合わせて使うことで、より良く走れる!
    短期 長期
    量をこなせているか
    質を満たせているか
    タスクベース

    進捗確認
    ファイブ

    フィンガー スクラム

    開発
    スプリント

    ゴール
    経過観察会
    メタレトロ
    技術課題棚卸会
    ふりかえりの

    ふりかえり
    日々の開発はスプリントゴールを中心にまわる
    強制的に立ち止まることで、

    自分たちの進み方を適宜調整する
    ぐんと時間軸を変えて包括的にふりかえる
    がむしゃらに作っていないか、

    「チーム」の視点を「ユーザー」の視点に変える
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  24. ペースメーカーを見直す
    3
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  25. ペースメーカーを見直す
    やり方が合わなかったり、目標が変わった時はペースメーカーを見直す
    見直す時は、人のやり方に考えなしにすがる前に「自分たち」をよく観察する。
    ゾンビスクラムサバイバルガイド
    引用元
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  26. やり方が合わなかったり、目標が変わった時はペースメーカーを見直す
    koufuri+
    koufuri+
    開発チームの場合(見直しのタイミング)
    2022.06 2022.09
    2022.10
    2022.06
    MVP全力疾走期 MVPの勢いで走っている期 暗黒期 挽回期:PMFを目指す
    2023.01
    開発スタート プレリリース
    2023.04
    正式リリース
    2023.01
    一括インポート

    機能リリース
    他チームと(1人)

    メンバートレード&PO交代
    エンジニア

    4名体制
    新メンバー+1

    & 1人移籍
    2023.04
    1人移籍合計3人に。立ち上げ

    メンバーは1人以外全員移籍
    2023.06
    2023.03 2023.04
    FINAL FURIKAERI MMXXIIIを開催

    チームの改善を全員が認識
    肚の中をはきだす会

    シリーズ開催
    スクラムマスター

    移譲
    次のステージへ...
    大玉の機能が少なく、開発もスプリントをまたぎがち
    MVPの積み残しを解消、一部機能追加 チームで見直したプロセスをもとに生産性を改善
    3ヶ月でMVPリリース達成
    { プレリリースが完了して、「PMFを目指す」フェーズに移行’
    { しかしそれ以降も、基本的にMVPを作っていた頃の要領で開発を進めていた。
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  27. やり方が合わなかったり、目標が変わった時はペースメーカーを見直す
    「肚の中をはきだす会」(実際の見直し)
    ずっと「キモ」って間違えてたら(正しくはハラ)、「肝の中身を吐き出すと多分人は死ぬ気がします」とご指摘きたよ
    ˆ チームはどこを目指すのか、その理想に対して現状との乖離はどこかをすべて曝け出す会m
    ˆ 1回目はどっかの書籍から持ってきた理想像(「アウトカムが大事」とか)で話してしまい、曝け失敗m
    ˆ 2回目以降、ちゃんと開発できていない現状に向き合って、曝け出すことに成功。
    自分たちの開発プロセスをベースにして、

    普段モヤモヤを感じていることを暴露していく
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  28. 4まとめ
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  29. プロダクト開発を支えるペースメーカー
    まとめ
    G 当たり前だけど「 」が、エンジニアリングができる
    プロダクトへの貢献の1つ
    価値あるものを確実に、速く届けること
    G チームの取り組みを今回はあえて「 」として紹介したw
    € 維持すれば、辿り着きたい目標にいけることを期待させるものw
    € 複数の視点のペースメーカーを組み合わせる。組み合わせることで観点の抜け漏れをなく
    し、開発部分に集中できるようにするw
    € うまくいっている取り組みも「良い取り組み」で終わらせるのではなく、目標に近づける
    のか、自分たちはどこにいるのかという視点で定期的に改善したい。
    ペースメーカー
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  30. PR
    おしらせ
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  31. エンペイのプロダクト・事業を一緒につくっていきたい!

    エンペイチョットキニナル!
    募集中の職種 カジュアル面談
    https://open.talentio.com/r/1/c/enpay/homes/4067 https://youtrust.jp/recruitment_posts/3297b08189c9b2befe77449e8ff06762
    エンペイ面接応募ページ / 株式会社エンペイ カジュアル面談(YOUTRUST)
    特にエンジニア、BizDev、セールス積極採用中です!
    ...と思っていただいた方へ!
    私と話したくない人は他の人とも話せます!
    開発組織も絶賛強化中です!
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide

  32. ありがとうございました!
    Copyright © 2023 enpay. All rights reserved.

    View full-size slide