Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
RedashのAPI活用事例 / Use cases of Redash API
Search
inodra
July 10, 2018
Technology
3
6.2k
RedashのAPI活用事例 / Use cases of Redash API
Redash Meetup 3.0.0 の発表資料です。
inodra
July 10, 2018
Tweet
Share
Other Decks in Technology
See All in Technology
フロントエンド設計にモブ設計を導入してみた / 20241212_cloudsign_TechFrontMeetup
bengo4com
0
1.9k
権威ドキュメントで振り返る2024 #年忘れセキュリティ2024
hirotomotaguchi
2
730
私なりのAIのご紹介 [2024年版]
qt_luigi
1
120
Amazon VPC Lattice 最新アップデート紹介 - PrivateLink も似たようなアップデートあったけど違いとは
bigmuramura
0
190
どちらを使う?GitHub or Azure DevOps Ver. 24H2
kkamegawa
0
630
LINE Developersプロダクト(LIFF/LINE Login)におけるフロントエンド開発
lycorptech_jp
PRO
0
120
継続的にアウトカムを生み出し ビジネスにつなげる、 戦略と運営に対するタイミーのQUEST(探求)
zigorou
0
510
Amazon Kendra GenAI Index 登場でどう変わる? 評価から学ぶ最適なRAG構成
naoki_0531
0
100
DevOps視点でAWS re:invent2024の新サービス・アプデを振り返ってみた
oshanqq
0
180
Wvlet: A New Flow-Style Query Language For Functional Data Modeling and Interactive Data Analysis - Trino Summit 2024
xerial
1
110
5分でわかるDuckDB
chanyou0311
10
3.2k
【re:Invent 2024 アプデ】 Prompt Routing の紹介
champ
0
140
Featured
See All Featured
Navigating Team Friction
lara
183
15k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
175
9.4k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
48
2.2k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
5
440
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
507
140k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
270
27k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
59
3.6k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
9k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
28
4.3k
BBQ
matthewcrist
85
9.4k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Transcript
RedashのAPI活用事例 株式会社ココラブル 井上竜輝
自己紹介 ◆ 井上竜輝 ◆ 株式会社ココラブル所属 ◆ 広告APIを利用した広告運用の業務効率や自動化の ツール開発が主な業務 ◆ Redash歴
1年
アジェンダ ◆ RedashのAPIで出来ること ◆ RedashのAPI活用事例(2つほど) ◆ まとめ
RedashのAPIで出来ること
RedashのAPIで出来ること ◆ Redashで操作出来るほとんどのことはAPIで出来る ◆ クエリの実行や結果の取得 ◆ グループやユーザ操作 ◆ アラート情報の取得 ◆
その他色々
例1: Redashのクエリを取得する ◆ 各クエリのIDや名前、クエリ内容、作成者などのクエリ情報を一括で 取得することができる ◆ /api/queries/1?api_key=APIキー のようにクエリIDを渡して一つの クエリのみを取得することも可能
None
例2: RedashのクエリID10の結果を取得する ◆ クエリ内容、結果を取得することができる ◆ results.csv と渡せばCSV形式での取得も可能
None
ドキュメント ◆ API認証や使用例について記載 ◆ https://redash.io/help/user-guide/integrations-and-api ◆ 使用例としてスプレッドシートでの使用方法やSlackBotでの投稿に触れている ◆ サンプル数は少なめ ◆
エンドポイント ◆ redash/handlers/api.py ◆ 一番信用できて情報が多いのでここを見ると良さそう ◆ 詳細は各エンドポイントの実装を確認
RedashのAPI活用事例
事例その1
背景と課題 ◆ 背景 ◆ 広告運用者はRedashをデータソースとして使っている ◆ Excelでデータ落として加工してレポート作成をしている ◆ 課題 ◆
パラメータを変えた複数のクエリ結果をエクスポートするのが手間 ◆ 同じ作業の繰り返しが見受けられる
アプローチ -クエリ結果を取得してスプレッドシートやSlack出力- ◆ 1. Redashのクエリ結果をAPIで取得する ◆ 2. 取得したクエリ結果を必要なカラムのみ抽出または加工 ◆ 3.
そのデータをスプレッドシートまたはSlackへ出力
使用した主なライブラリ ※実装はPythonです ◆ pandas ◆ redash-dynamic-query ◆ pandash ◆ google-api-python-client
◆ python-slackclient
事例その2
背景と課題 ◆ 背景 ◆ 既存クエリの改修が頻繁に発生する ◆ 複数人でRedashを運用している ◆ 課題 ◆
いつどのような変更をしたのか見れないことが何気に不便
アプローチ -クエリを取得してバックアップや差分管理を行う- ◆ 1. RedashのクエリをAPIで取得する ◆ 2. 取得したクエリ内容をファイルに書き出しGit管理 ※ また、書き出したファイルに対して「DBのどのテーブルを使っているか」
など、スクリプトを組むことでクエリの解析が容易にできる
使用した主なライブラリ ◆ redashman
まとめ
APIを活用することで… ◆ Redashのデータと連携したツール開発が容易に実現可能 ◆ データの持ち方はRedashに任せ、複雑なデータ加工や分析はPandasなどで好きに出来る ◆ Redashで解決されるデータ抽出などの業務を、さらにAPIによって自動化することで、 業務改善や効率化を進めることができる ◆ Redashを運用する上で発生する課題も、APIを活用することで解決できる