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AWS Summit のその先_GitLab で実現する Loop Engineering

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AWS Summit のその先_GitLab で実現する Loop Engineering

AI-DLC のその先にある「Loop Engineering」を GitLab で実装する方法を、デモを交えて解説。
AI エージェントを自律稼働させる「信頼モデル」3ステップ、ガードレールの作り方、
人間に残る3つの役割(ラベルを貼る・MR を読む・マージする)まで。
「GitLab × AWS で実現する AI 駆動 DevSecOps」セミナー登壇資料。

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issei.hamada

July 15, 2026

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Transcript

  1. AWS Summit 登壇の、その先 GitLab で実現する Loop Engineering 「GitLab × AWS

    で実現する AI 駆動 DevSecOps」 セミナー Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  2. イントロダクション 私はこれが、コーディングエージェントとの協働方法の未来になるかもしれないと考えています。 (しかし、まだ初期段階であり、私は懐疑的です。) Addy Osmani コーディングエージェントに指示を与えるべきではありません。 a director at Google

    Cloud AI エージェントに指示を与えるループを設計すべきです。 Peter Steinberger a developer of OpenClaw 私はもう Claude に指示を与えません。Claude に指示を与え、何をすべきかを判断するループ を実行しています。私の仕事はループを書くことです。 Boris Cherny Creator & Head of Claude Code Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  3. 自己紹介 Issei Hamada Sony Biz Networks Corporation ⚫ 開発本部 クラウド開発部

    クラウド開発課 マネージャー ⚫ 運用監視業務を経験後、現職にて上流工程に従事 • 設計構築、サービス企画、セミナー登壇 …… etc. ⚫ Japan AWS Ambassador / GitLab Champions ⚫ 好きな AWS サービスは、Kiro です Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  4. ソニービズネットワークス業務紹介 ◼ソニービズネットワークスとは?(略称: SBN) ◼ 主要サービス ⚫ NURO Biz: 法人向けインターネット回線 ⚫

    Assist AI Chatbot: FAQ ソリューション ⚫ Managed Cloud with AWS: クラウド事業 ◼ 生成 AI の導入と、伴走支援が得意です ◆ 設立 :2012年7月20日 ◆ 資本金 :6億円(資本準備金含む) ◆ 従業員数 :374名(2026年5月1日現在) ◆ 株主 :ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 100% ⚫ Kiro 導入支援 ⚫ AI エージェント導入支援 …… etc Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  5. Agenda 01 AI エージェントとの協調の先にあるもの 02 GitLab で Loop Engineering を実装する

    03 「信頼モデル」のステップを上げる為に 04 まとめ Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  6. AI エージェントとの協調の先にあるもの ⚫「AI エージェントに特定の指示を与えて、指示が終わるまで ループさせる事」 • 最小構成の例 「Loop」とは何か? crontab –e

    で、 */10 * * * * /path/to/sample.sh と設定 --#!/bin/bash claude -p "ログを確認して、エラーがあったら分析して報告して下さい。" • Claude が10分毎にログをチェックしてくれる為、ログ解析業務から解放される……!? Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  7. AI エージェントとの協調の先にあるもの ⚫「AI エージェントに特定の指示を与えて、指示が終わるまで ループさせる事」 • 最小構成の例 皆さんの心の声: crontab –e

    で、 */10 * * * * /path/to/sample.sh と設定 --#!/bin/bash claude -p "ログを確認して、エラーがあったら分析して報告して下さい。" 「Loop」とは何か? 「いやいやいや、AI の言う事を そのまま信じられる訳ないじゃん!」 • Claude が10分毎にログをチェックしてくれる為、ログ解析業務から解放される……!? Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  8. AI エージェントとの協調の先にあるもの ◼AI エージェントの「信頼モデル」: 自律稼働させる為に踏ませる 3ステップ Step1: 学習モード Step2: カテゴリ毎の権限移譲

    Step3: 完全自律稼働 エージェントの行動や判断、提案を人間が レビューし、問題がないかを確認する エージェントを信頼できるようになるにつれ、 リスクの低いタスクや特定のカテゴリーから順に、 自律的な実行権限を付与する 十分な信頼が構築された後、24時間年中 無休でバックグラウンドで動き続ける、真の 自律型エージェントとして稼働させる Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  9. AI エージェントとの協調の先にあるもの ◼Demo ⚫GitLab と Claude Code で開発する ⚫ユーザは GitLab

    だけを操作する • Claude Code を直接触らない • もちろんプロンプトも書かない Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  10. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼GitLab を使った Loop Engineering のアーキテクチャ例

    EC2 instance contents GitLab.com */10 * * * * /path/to/agent.sh Plan agent: Issue に基づいて設計書を作成 plan go ラベルの付いた issue の存在確認 Issue Developr agent: 設計書に基づいて開発する loop ready loop change requested ラベルの付いた MR の存在確認 MR Reviewer agent: Release watcher: MR をレビューする loop need review パイプラインを監視する ラベルの付いた MR の存在確認 パイプラインのステータスを確認 パイプライン Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  11. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼GitLab を使った Loop Engineering のアーキテクチャ例

    EC2 instance contents GitLab.com */10 * * * * /path/to/agent.sh Plan agent: Issue に基づいて設計書を作成 plan go ラベルの付いた issue の存在確認 Issue Developr agent: 設計書に基づいて開発する loop ready loop change requested ラベルの付いた MR の存在確認 MR Reviewer agent: Release watcher: MR をレビューする loop need review パイプラインを監視する ラベルの付いた MR の存在確認 パイプラインのステータスを確認 パイプライン Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  12. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼GitLab を使った Loop Engineering のアーキテクチャ例

    EC2 instance contents GitLab.com */10 * * * * /path/to/agent.sh Plan agent: Issue に基づいて設計書を作成 plan go ラベルの付いた issue の存在確認 Issue Developr agent: 設計書に基づいて開発する loop ready loop change requested ラベルの付いた MR の存在確認 MR Reviewer agent: Release watcher: MR をレビューする loop need review パイプラインを監視する ラベルの付いた MR の存在確認 パイプラインのステータスを確認 パイプライン Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  13. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼GitLab を使った Loop Engineering のアーキテクチャ例

    EC2 instance contents GitLab.com */10 * * * * /path/to/agent.sh Plan agent: Issue に基づいて設計書を作成 plan go ラベルの付いた issue の存在確認 Issue Developr agent: 設計書に基づいて開発する loop ready loop change requested ラベルの付いた MR の存在確認 MR Reviewer agent: Release watcher: MR をレビューする loop need review パイプラインを監視する ラベルの付いた MR の存在確認 パイプラインのステータスを確認 パイプライン Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  14. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼GitLab を使った Loop Engineering のアーキテクチャ例

    EC2 instance contents GitLab.com */10 * * * * /path/to/agent.sh Plan agent: Issue に基づいて設計書を作成 plan go ラベルの付いた issue の存在確認 Issue Developr agent: 設計書に基づいて開発する loop ready loop change requested ラベルの付いた MR の存在確認 MR Reviewer agent: Release watcher: MR をレビューする loop need review パイプラインを監視する ラベルの付いた MR の存在確認 パイプラインのステータスを確認 パイプライン Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  15. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼Loop Engineering フロー ラベル貼り替え ラベル貼り替え

    plan go loop Plan agent: Spec + テスト作成 完了 ラベル貼り替え loop 問題なし 曖昧さあり start ラベル貼り替え plan question Plan agent: ユーザへ質問 Plan agent: Draft MR 作成 needs review Reviewer agent: MR をレビュー ラベル貼り替え ready Developer agent: MR に沿って開発 ラベル貼り替え loop change requested Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation 合格 不合格 Reviewer agent: 差し戻し loop approved Merge
  16. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼Loop Engineering フロー develop パイプライン

    prod パイプライン 成功 成功 Merge テスト ビルド デプロイ Merge デプロイ 失敗 失敗 Release Watcher: 修正用 MR を作成 ラベル付与 loop change requested Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation デプロイ完了
  17. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼工夫は「AI エージェントのガードレールの作り方」 ⚫全てのエージェントに、タイムアウトを設定する • 無限ループによるトークンのバーストを防ぐ

    ⚫エージェントは必ず Skills を呼び出し、手順に沿って Spec 駆動開発する • 開発手順を細かく指定する事で、暴走を防ぐ ⚫AWS 環境へのデプロイは、パイプラインで行う • エージェントには一切 AWS 認証情報を持たせない事で、本番環境への影響を防ぐ Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  18. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼人間の役割は3つ ① ラベルを貼る ② MR

    を読む Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation ③ マージする
  19. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼人間の役割は3つ ① ラベルを貼る ② MR

    を読む ③ マージする これくらいなら、PC の前に座っている必要すらない? Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  20. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼Tips: 簡単なトラブルなら、Duo で解決出来る ⚫スマホ版サイトからでも操作できる ⚫Issue/MR

    内の不明点を自然言語で質問でき、 理解を深められる ⚫Duo 自身がコードも書けるので、不具合発生時 に Duo で対応も出来る Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  21. GitLab で Loop Engineering を実装する ◼Step 3 実現までの課題 マージの自動化 テスト戦略の策定

    Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation フィードバックループを 作る
  22. GitLab で Loop Engineering を実装する Step 3 実現までの課題 マージの自動化 ⚫マージには全体の設計や、ビジネス要件による判断が必要

    ⚫自動化する為には、開発より更に上流の視点が必要 • Claude Fable 5 を使えるようになったら、ビジネス視点を持った 専門エージェントを作成して検証予定 Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  23. GitLab で Loop Engineering を実装する Step 3 実現までの課題 テスト戦略の策定 ⚫エージェントに、常に最適なテストを書かせられるようにする

    • 今後エージェントは人間に追いつけない速度でコードを生成する ようになる • 結果的に、エージェントが書いたコードの正しさを確認する方法 として、テスト設計が非常に重要になる – (極論) テストの結果が期待したものであれば、中間処理で何を やっていても問題はない – 脆弱性やパフォーマンスの問題は、他のエージェントによるレビュー や改善活動で潰せる Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  24. GitLab で Loop Engineering を実装する Step 3 実現までの課題 フィードバックループを 作る

    ⚫ループで得られるフィードバックを還元するプロセスを作る • エージェントが回る度にメトリクスを収集し、メトリクスを元にループを 改善する – 例: Skills のフロー、エージェントのプロンプトを修正する – 例: システム利用者のログを分析し、改善 issue を上げさせる • これによって、「線形」だったエージェントの効果を、「指数関数」的に 得られるようになる Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  25. GitLab で Loop Engineering を実装する 人間は AI エージェントが正しく動けるよう、「ハーネス」を作成する。 AI エージェントは自律的に動作し、開発を進める。

    AI 駆動開発基盤は、この世界観を実現する為に必要なピースだった。 Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  26. 「信頼モデル」のステップを上げる為に ステップを上げる為の、3つの 取り組み Spec 駆動開発を 取り入れる ⚫最初に仕様書を作って、仕様書を元に開発を進めさせる、 という手法 ⚫このステップを AgentSkills

    として実装する事で、エージェント の開発フローを制御できる ⚫各社、まずは各々の文化に合った Spec 駆動開発フローを 検討する事が大切 Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  27. 「信頼モデル」のステップを上げる為に ステップを上げる為の、3つの 取り組み ⚫AI エージェントをドライバーにする時点で、コードの精度を担保 テスト駆動開発を 徹底する 出来るのはテストのみ • テストの内容

    = コードの精度 として直結する ⚫エージェントによるテストケース改ざんについても合わせて対策 する ⚫まずは、どうやったらエージェントに上手くテストを書かせる事が 出来るのか、対象システムに最適なテストケースとは何なのか を検討するべき Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  28. 「信頼モデル」のステップを上げる為に ステップを上げる為の、3つの 取り組み 最初に CI/CD パイプラインを用意する ⚫AI エージェントに本番環境を触らせずにすむよう、コーディング とデプロイ作業を分離する •

    エージェントの暴走による本番環境操作防止の為、エージェントには 可能な限り認証情報を持たせるべきではない • ローカルテストは、エージェントに docker-compose で環境を作らせ て実施、実リソースでのテストはパイプライン上で、のように工夫する • サーバレスアーキテクチャだと AWS サービスのエミュレートは難しいが、 AWS Blocks のようなサービスも登場しているので、今後に期待、、、 Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  29. 「信頼モデル」のステップを上げる為に ◼ステップを上げる為の、3つの取り組み Spec 駆動開発を 取り入れる テスト駆動開発を 徹底する 最初に CI/CD パイプラインを用意する

    まずはこの3つに取り組んで頂き、 「信頼モデル」でエージェントを評価してみて下さい。 Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation
  30. まとめ ◼AI-DLC が最終的にたどり着くのは、AI エージェントによる完全自律稼働 ⚫現在、それに近い技術は Loop Engineering ⚫これまで登場した AI-DLC の技術は、この世界観を実現する為のピースだった

    ◼AI エージェントを自律稼働させる為に、「信頼モデル」という考え方で評価する ⚫段階的に委任して、準備が出来たところから自動化していく ◼「信頼モデル」のステップを上げる為に、まずは以下の3つに取り組む事がオススメ ⚫Spec 駆動開発 / テスト駆動開発 / CI/CD パイプラインの整備 Copyright 2026 Sony Biz Networks Corporation