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滑空スポーツ講習会2017 札幌 「ソアリング、そして、クロスカントリ-。ステップ アップを自...

滑空スポーツ講習会2017 札幌 「ソアリング、そして、クロスカントリ-。ステップ アップを自ら考えられるパイロットになるためには?」 / jsa safety seminar 2017 soaring crosscountry stepup

公益社団法人日本滑空協会
日時:2018月3月10日(土)14:15-17:15
場所:札幌 大通青木ビル貸会議室 7F
『ソアリング、そして、クロスカントリ-。ステップ アップを自ら考えられるパイロットになるためには?』
丸山 毅
https://www.japan-soaring.or.jp/2018-3-21/

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JSA seminar

March 10, 2018

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  1. 講師紹介 丸山 毅 46歳 (2018/2現在) 総飛行時間 3,200 時間 TEAM MARU

    パイロット ブログ Facebook http://maru-wgc.blogspot.jp/ https://www.facebook.com/teammaru サラリーマンパイロットのグライダー競技への挑戦 世界選手権 1999年, 2008年, 2014年 2018年 世界選手権へ向けて準備中 日本オラクル株式会社 エンジニア 2
  2. TEAM MARU 3つの目標 勝利 1 世界の トップ10 入り! 普及 2

    グライダー 認知アップ! 育成 3 グライダーを もっと楽しめ るように! トリプルミッションモデル 3
  3. 今日お話ししたいこと • ソアリング、そして、クロスカントリ- ステップアップを自ら考えられるパイロットに なるためには? • そのためには? – グライダーを楽しむ –

    スポーツの上達に必要なこととは? 1. 正しいイメージを持つこと 2. 反復練習 3. 心理的スキル – ソアリング技術、サーマルについて 7
  4. グライダーが楽しいときとは? (アンケートより) • • • • • • • •

    • • • • • • 新しい発見があるとき まだ初心者なので、飛ぶことの楽しさ以上については、未知の領域 です。 MGでロンナビに出掛けたとき(現在ピュアGの活動は休止中) 順調にクルージングできているとき。 予測したところにプラスがあった時や、コンバージェンスラインを クルーズするときなど。 好天時にサーマルをヒットし、遠くの山や海を見ながら飛んでいる とき。 上昇気流に出会ったときです。 上昇気流を見つけて上昇し、高度がとれて美しい景色がみられた 時。 より遠くに飛ぶことができた時。 目標地点に到達できた時 全周プラスに入ったとき、普段見れない景色が見れた時 空の状況をうまく読め、飛ぶことができた時 綺麗な景色の中をダイナミックにフライトしている時 10 MGですが長距離フライトで他の空港へフライインした時
  5. グライダーが楽しいときとは? • 上達が実感できた – 目標設定、成功体験 • 前向きに取り組めていた – 目標設定、自己肯定感(プラス思考) •

    自分で決める(判断する)ことができた – 自己決定力(自己選択) • 集中できていた – 「今、ここに集中」、フロー状態 • 良いイメージを持てた – セルフイメージ 12
  6. グライダーが楽しいときとは? (アンケートより) 目標設定 目標設定 • • 自己決定 成功体験 成功体験 •

    • • 成功体験 • 成功体験 成功体験 成功体験 目標設定 成功体験 成功体験 成功体験 自己決定 • • • • • • • • 新しい発見があるとき まだ初心者なので、飛ぶことの楽しさ以上については、未知の領域 です。 MGでロンナビに出掛けたとき(現在ピュアGの活動は休止中) 順調にクルージングできているとき。 予測したところにプラスがあった時や、コンバージェンスラインを クルーズするときなど。 好天時にサーマルをヒットし、遠くの山や海を見ながら飛んでいる とき。 上昇気流に出会ったときです。 上昇気流を見つけて上昇し、高度がとれて美しい景色がみられた時。 より遠くに飛ぶことができた時。 目標地点に到達できた時 全周プラスに入ったとき、普段見れない景色が見れた時 空の状況をうまく読め、飛ぶことができた時 綺麗な景色の中をダイナミックにフライトしている時 MGですが長距離フライトで他の空港へフライインした時 13
  7. グライダーが楽しくなかったときとは? (アンケートより) 項目 ソアリングできなかったとき(短時間で降 りてしまったとき) 予想が外れたとき 自分の思ったとおりに操縦出来なかったと き インストラクターに怒られたとき 成長を感じられないとき

    きっと上がれると思っていて上がれないと き 天候が予想より良くなかったとき 回答数 カテゴリー 10 成功体験 5 成功体験 4 目標設定 3 1 自己決定 成功体験 1 成功体験 1 外部要因 15
  8. グライダーが楽しくなかったときとは? 成功体験 • 上達しない、いつまでもできるよう にならない 目標設定 • 達成感がない、無くなった – 目標が無い、目標を設定してない、

    – 設定した目標を達成してしまって、次 にやりたいことが分からくなる 自己決定 • やらされ感 – 自分で決められない 16
  9. モチベーション(動機付け) • 内発的動機付け – 「楽しい!」 – 「それやりたい!」 • 外発的動機付け –

    「やりなさい!」 – 「やらなければならない」 – 「~ねばならぬ!」(勝たなければ。。) 17
  10. 1. 正しいイメージを持つ とは? • 間違ってイメージングしている場合が多い – 「自分が動かしているイメージ」と「グライダーの 実際の動き」は一致していない(事が多い) • イメージと動きの差分、を認識する、違いは?

    – 練習生自身 – インストラクター自身 • 「正しい動かし方」をプログラムする – (例:肩を中心に動かす) • 「動かし方」と「見え方(挙動)」のギャップ、 ラグを認識するトレーニングを行う 22
  11. 1. 正しいイメージを持つ ためには? • イメージを伝える際の前提を伝える – リラックスすること、リラックスしていない事による影響 – 例1:操縦桿の握り方 –

    例2:景色を「絵のように」見る – 例3:景色の「変化」を見る(動きを見れるのは周辺視野。視野が狭ま ると。。) • デモンストレーション – デモ、ポイントを強調するインストラクターの補足説明(言語化) • 問いかけ(練習生の認識の把握) – 操縦に対してどんなイメージを持ったか(持っていたか)? – 実際インストラクターの操縦はどうだったか?(どう感じた?認識し たか?) – どのような差があったか? 23
  12. ハンド・アイ・コーディネーション • 「視界的なシステムがインプットした情報を整理し、筋 肉の動きをコントロールするシグナルを出す」一連のプ ロセス • 「イメージ(このように動いているという思い込み)」 と「実際の動き」「動作までの時間」の差 – 視覚の認識のズレ

    – 動作指示シグナルの間違い、遅れ – これらのギャップを客観的に理解する • グライダー操縦 = 新しい運動機能をプログラム – 四肢の独立した動き – イメージトレーニング – シミュレーター利用で加速化?(動きのプログラミング) 24
  13. 2. 基本動作の習得(動作の刷り込み) 纏める力、説明する力(言語化、再現性) • スポーツ – 「感覚的」なもの – 「再現性」が重要 •

    再現性を高めるには? – 「根拠」、「理由」が必要 – 「感覚」に依存すると。。?上手く行かないときあり – 感覚を言語化する。新しい動きをプログラミングできる。 プログラミングできると考えずに動ける – 上手く行かないときの「自己振り返り」項目になる – ロジックの突き詰め→最後はフィーリング • シナプス(神経回路)がつながる(論理の突き詰めが前提) 29
  14. 2. 基本動作の習得(動作の刷り込み) イメージのプログラミング • 脳の構成 – 大脳旧皮質 – 大脳新皮質 動物的(反射的)な動き

    考えての動き • 認識→判断→行動 – 考えて動いていたら遅い • 大脳新皮質で作った新しいイメージ・動きを大脳 旧皮質にプログラミングする→反射的な動きに • 人間の体は3ヶ月で細胞レベルで入れ替わる • 練習では考えてやる。試合では考えずに動けるよ うに、体が動くように、感じたことをできるよう に 30
  15. 目標設定をしましょう 【明確な目標設定をしましょう】 客観的基準 (外部で起こる変化) 「結果目標」 ・資格の取得 ・大会での優勝 ・距離の達成 など 目標達成の過程で

    学ぶこと 「行動目標」 ・グライダー飛行技術 ・気象学 ・情報収集力 など 自己認識の変容 (内部で起こる変化) ・以前より自信がついた ・以前より優れている ・態度が変化する など 3要素を意識して具体的な目標を設定してみましょう 36
  16. ビジョンに向かう目標を 書いてみましょう 【期間別に目標設定しましょう】 長期 中期 短期 中期 短期 短期 短期

    ビ ジ ョ ン 【ポイント】 ・ビジョンに向かう連続性があること ・3要素を意識して具体的であること あなたのビジョンと目標をインストラクターと共有しましょう 37
  17. 目標に向かっていますか? 【目標の進捗をチェックしましょう】 P Action A 改善、見直し、 フィードバック Plan 戦略、計画、目標 D

    C Do 実施、運用、記録 Check 監視、点検、評価 ・最初に自分自身で評価・検証しましょう ・コーチ・インストラクターに客観的な意見・アドバイスを聞いてみましょう 設定した目標に向かって進んでいるか確認しましょう (手段が目的化しがち。目標達成プロセスは手段) 38
  18. 結果目標とパフォーマンス目標 • 結果目標 – 例 xx 優勝! xx 合格 –

    優勝できなかったら。。 – 高すぎる目標だったら。。 • パフォーマンス目標 – xx をやれるようにする(例 45度バンク旋回を速度 +5km/hで、バンク+-5度以内でできるようにする)。そ のためにには YY をする – 今日は YY が出来るようになったか、どうか?出来なかっ た理由は?次へのプランは? • 結果にとらわれすぎず、過程での「成長」に着目する 41
  19. 目標設定は SMART に • Specific • Measurable • Achievable 具体的に

    測定可能な 実現可能な – 「高い目標を掲げる?」 – 成功体験を重ねる • Realistic 現実的な – 半歩先、達成感、成功体験 • Time oriented 期限が明確である 42
  20. 目標設定 • ポジティブワードで目標を設定する – 例 「xx できるようにする」 – ネガティブワードでの目標→勧めません •

    例 「xx はしない」「低くならないようにする」 • 言葉に出すとそこに意識が行ってしまう • 長期・中期・短期の目標設定 – 一つ達成できたら新たな目標設定が出来る • 目標設定の定期的な見直し 43
  21. Soarist ユースキャンプ • Soaristとは – 若いグライダーパイロットにソアリングの楽しみを伝えるため に集まったチームです。 – ユースキャンプ(フライト会)や、Soarist Cafe(セミナー)

    を通してグライダーの本当の楽しさを共有したいと思っていま す。 • 私たちの目指す世界 – ユースパイロットが身近にソアリングを追求することができ、 空の魅力を共有できる仲間を増やせること。 – 操縦の上手い下手は関係なく、同じ空を真剣に飛ぶことで空が 持つ世界の深さと魅力を共有し合えること。 – そして、その魅力を次の世代へと繋げていくこと。 • 私たちのミッション – ユースパイロットを対象としたソアリングの実践の場と魅力を 伝える機会を作り、空の魅力を次の世代に伝えることが出来る ココロザシのあるユースパイロットを育てること。 46
  22. 例 ユースキャンプの目標設定 入 り 前 ・ビジョン・時期別目標・ユースキャンプの目標を書いてみましょう ・ユースキャンプの目標を達成するために必要な準備をしましょう ・初日に自分のビジョン・目標をインストラクターと共有しましょう ・毎朝「本日の目標」をシートに書きインストラクターと共有しましょう キ

    ャ ン プ 中 ・今日の振り返りをシートに書きましょう。 達成度や得られた事・理由、得られなかった理由を振り返りましょう。 ・キャンプ目標達成の進捗をチェックしましょう 何割できているか、できていないところは何か、何故か確認しましょう ・インストラクターにも共有し評価・アドバイスをもらいましょう。 ・キャンプでの目標達成度を自分で評価しましょう。 修 了 後 ・インストラクターにも評価してもらいましょう。 ・次の目標を立てましょう。時期別目標も必要に応じて見直しましょう。 47
  23. 目標達成のために 【ライフバランスをチェックしましょう】 ①身の回りの環境 持ち物は整理整頓されていますか? 自分の部屋は気に入っていますか? 気分良く生活していますか? ②経済・仕事・学校 貯金はありますか? 支払いが滞っているものはありませんか? 仕事・学校は充実していますか?

    ③健康 不調になるときのサインを知っていますか? 悩み事はありませんか? リラックスする方法を身につけていますか? ④人間関係 家族とうまくいっていますか? 親友はいますか? 自分の考えを周りの人に伝えていますか? 強固な基盤を持っていればいるほど効率的に目標達成できます 48
  24. Day_( 月 日)の目 標 氏名 【本日の目標】 目標に対する達成度 % 【達成したこと】 【達成できた要因】

    【未達部分】 【未達になった要因】 【次につなげたいこと】 【感じたこと】 【インストラクターのコメント】インストラクター名 50
  25. 丸山の目標設定 例 • トリプルミッションモデル – 勝利 • 世界選手権でのチャレンジ – 普及

    • グライダーをもっと知ってもらう – 育成 • 競技から得られるノウハウのフィードバックする ことにより、グライダーをもっと多くの人が楽し めるようにする 51
  26. 丸山の目標設定 例 • 2018年世界選手権総合10位以内 – 10位を達成するには? • 得点率 90 %

    – 得点率を達成するには? • 2017年 プレ大会での慣熟 • 高速コンディション弱点克服のため、コーチとのナミビア同 乗トレーニング(高速コンディショントレーニング) • 2018年LX cup、チェコ選手権でのトレーニング • 現状 – 2017年プレ大会 位! オーストラリア代表を抑えて総合8 • 目標を立てることが結果につながる 52
  27. 目標設定が上手く行かない例 • 与えられた目標 – 自分が本当にやりたいことになっていない • 高すぎる目標 – どう頑張っても届かない、やる気を失う、負け癖 •

    結果目標のみ、過程を考えてない • やりすぎ(バーンアウト) • 目標設定は自分で実施したがフォロー、アドバイ スしてもらえない – 目標の提出が目的化(手段の目的化) 53
  28. A. 自ら楽しんで上達するための目標設定 まとめ • あなたのビジョンは? • 長期、中期、短期目標をたてましょう • 目標に対してやることを具体的に考えましょう •

    さらに具体的に深掘り、細分化してみましょう – 目標設定はSMART に! • 定期的に振り返りましょう – 上手く行っていればさらに先へ – 上手く行ってないときは原因を考えて再設定 – アドバイスを受けましょう • 上記を常に自分に問いかけましょう! 54
  29. 緊張とパフォーマンス • 緊張状態 – ストレス – 集中力を高めるため視野を狭める → 視野 狭窄(トンネルビジョン)

    • 俯瞰する力は周辺視野でみている – 血流は大脳旧皮質に(動物的な部分) • 考える部分(大脳新皮質)への血流を減らす • 論理的思考が出来なくなる(反射的行動へ) • パフォーマンスが出せなくなる 56
  30. 緊張しないためには、 緊張してしまったときは • 想定しておく(想定外を作らない) • 判断基準を決めておく(根拠を持つ) • シンプルに考える • いま、ここに集中する

    • 忘れる(良い意味であきらめる、気にしない) • 心を整理する(例:「プレッシャー」を「応援」に変 える) • リラクゼーション(呼吸法) 59
  31. リラクゼーション • 自律神経 – 循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整 – 交感神経 – 副交感神経 –

    自分の意思でコントロールする事が難しい • 緊張→交感神経優位 • 緊張を緩めるには?→副交感神経を高める – 呼吸法 のみが副交感神経の働きを高める • 瞑想、マインドフルネス 60
  32. 心的イメージ • 心的イメージの優劣がパフォーマンスの差を 生み出している – フロリダ州立大学 エリクソン博士 • 心的イメージとは、 –

    アスリートがパフォーマンスに必要な瞬間のある べき姿や体の位置や動きを思い描くイメージのこ と – 「スポーツにおける心的イメージの違い」とは、 どんな動きをすれば最高のパフォーマンスを発揮 できるかを「どれだけ鮮明にかつ立体的にイメー ジできるか」の違い https://www.facebook.com/SPORTSforWIN/ 62
  33. 心的イメージを高めるためのステップ ① 何が課題なのか具体的にする ↓ ② どうやって克服するか練習方法を考える ↓ ③ 努力して継続する ↓

    フィードバック ④ 実践で試してみる ↓ ⑤ 分析する ↓ ⑥ 練習方法の見直し ↓ ⑦ 再挑戦 https://www.facebook.com/SPORTSforWIN/ 63
  34. フィードバック 心的イメージを高める • 外からのフィードバックと内からの フィードバックがあることを認識するこ とが重要 • 外からのフィードバック – コーチなど他者から受けるもの

    • 内からのフィードバック – 自分自身で自問自答しながら感じていくもの – 自己理解につながる https://www.facebook.com/SPORTSforWI 64
  35. 「今、ここ」に集中する • 例 – 風が強いなあ。。 – 今日はトップが低いなあ。。 – この先低くなったらどうしよう。。 –

    上がれなかったら。。 • 過去、未来にとらわれていることに「気 がつく」 • コントロールできるのは「今」 69
  36. 自分のコントロールできる事へ集中する • コントロールできないこと – 天気 – 他人 • コントロールできること –

    自分の行動 – 自分の習慣 – 自分の都合 – 自分の体調 • 「他人は変えられない、自分は変えられる」 • コントロールできないことに思いを巡らせても結果は 変わらない。コントロールできることに集中する • 「自分でコントロールできる人生を歩もう!」 70
  37. フレーミング理論(プラス思考) • プラス思考 –例 コップの水を見たときに • 半分しかない • 半分もある –

    グライダーでは • 600m しかない、もう着陸だ。。 • 600m もある、まだまだサーマルが探せる! • あなたはどちら? 72
  38. 反応的な人 主体的な人 • 反応的な人 – 「風強いなー、上昇気流がまとまらない よ。。」 – 「うわー、横風強いよ。。」 •

    主体的な人 – 「西風、やった!ウエーブじゃん!」 – 「風吹けばサーマルトリガーなるじゃん!」 73
  39. 意思の力 自己決定力(自己肯定感) • 強い – 自分のためにやる(内発的モチベーション) • 中くらい – 国のため、金メダルのため、学校のため

    • 弱い – (親、先輩、コーチ)に言われてやる(外発 的モチベーション) • 自分で決める = 自分を信じられる = 自己 肯定 = 自律性(自己決定理論の1要素) 75
  40. セルフトーク • 独り言 – 「よっしゃー!」 – 「僕なんか。。」「もうダメだ」 • どちらが良いと思いますか? •

    自分のタイプを知る。ネガティブワード をポジティブワードに! – 「ダメだったらどうしよう」→「まだまだや れる!」 77
  41. 楽しい気持ちを維持・向上するための 心理的スキル まとめ A) 目標設定 – 自らやりたいことに取り組むための道標 – 緊張するのは当たり前、緊張したときの対処、緊張しなくなる ための準備

    B) リラクゼーション C) イメージ・ビジュアライゼーション – 心的イメージを高めるための振り返り(内的フィードバック)、 チェックリストの利用 D) 集中力 – いま、ここ。自分のコントロールできることに集中 – フレーミング、主体的になろう、自己肯定力 – ポジティブワード – プレパフォーマンスルーチン E) プラス思考(ポジティブシンキング) F) セルフトーク G) 心理的準備 80
  42. ソアリングのために必要なこと • ソアリング = 見えない空気の上方へ の流れの中に自分の位置を維持する • そのために必要なことは? – 1.

    重力変化を感じること • サーマルの感じ取り方) – 2. 空気の流れのイメージをもつ • サーマルの構造の理解(正しいイメージ) 86
  43. センタリング 基本理論 (1) 旋回センターの移動 • ①強い方にのばす • ②弱い方ではバンクを入れて早く回る • ③旋回の中心をなるべく早くリフトの方

    向に持っていく(上記①②の組合わせ) • 逆に強いところでバンクを入れる場合も (はじかれるような強い場合) • バンクを変えるとどれくらいセンターが 移動するの? クロスカントリーソアリング by ヘルムート・88
  44. センタリング 基本理論 (2) バンクと速度と旋回にかかる時間 速 度 旋回時間 秒 秒 kts

    (km/h バンク 度 . は 1 8 倍 ) 一般的なサーマル旋回時間は 16– 29 秒 最小・最大で1.9倍の違い (速度 90 km/h、バンク30 – 45度) 89
  45. センタリング 基本理論 (3) バンクと速度と旋回直径 m 速 度 旋回直径 m kts

    (km/h バンク 度 . は 1 8 倍 ) 一般的なサーマル旋回直径は 135-234 m 最小・最大で1.8倍の違い (速度 90 km/h、バンク30 – 45度) 90
  46. センタリング 基本理論 (4) 旋回半径と沈下率 旋回半径 m バンク - 0.5 m/s

    沈 - 1.0 下 率 - 1.5 - 2.0 速度一定でバンクを変えた場合の旋回半径と沈下率のカーブ バンクを入れすぎる(45度以上)と沈下率は急激に増える 92
  47. 機械バリオの指示の遅れ • 一般的に3秒の遅れ(機種による) –例 旋回1周 24秒 → 45 度の遅れ +1

    バリオ 最大値 +2 +3 – バリオをみて回ったら次第にずれていく – サーマルの形はまちまち。「何秒待つ」はナンセ ンス 96
  48. 上昇気流の強さ( = G変化)を感じるために は? • 前提 – 人間は加速度の変化しか感じられない • 直線滑空中

    – G変化を感じられる = リラックスした状態 = 筋肉に緊張 をかけない = スティックを握りしめない – →上昇気流を探す事が出来る • ロールイン・ロールアウト時 – G変化をかけない旋回をする(人工的なGを作らない) • 初等教育段階から「スティックを握りしめない」「滑ら さない旋回」を心がける 98
  49. 実際のセンタリングのポイント (1) 回るタイミング • 加速度一定 = 等速度 = コ ア

    – A : 最大G – A – B : G減少 – B : 0G(等速度運動) 重力変化 • 加速度変化を感じる、加速 度が減ってきたら(等速度 になったら)回り始める (回るでは無い!) 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 100
  50. 実際のセンタリングのポイント (2) 回り続けるべきか? 重力変化 • 傾けられた方に回りはじめる • 傾けられる継続的エネルギーを感 じる(傾けられるエネルギーが強 い

    = コアに近い)。突発的エネル ギーでは無い! • 旋回継続:ロールイン中に押し返 され続けるGをスティックから感 じ続けられる(コアの可能性高 い) • 旋回中止:回り始めてGが減って いく感じがしたら、ターンをやめ て伸ばす(コアの可能性低い) • 人工的なGを発生させてしまうと リフトの強さが分からなくなる (滑り、荒いロールインなど) 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 101
  51. 実際のセンタリングのポイント (3) • ケース② – センターからかなり外れて いる場合 – 傾けられるエネルギーが弱 い

    – 早い段階で上方の加速度が 一定になる – まずは煽られた方に振って みる(回れるほど強い感じ がしないとき) – その後はケース①と同じ • ケース③ – センターを通ったとき – 強い加速度、でもどちらに も傾かない – どっちでもよいから回る 市川展「スカイスポーツ」 1993/02 102
  52. センタリングに関するイメージの間違い • 上昇気流に当たったら回る? – No ! – 「回れ」ではなく、「まず探れ」 – 「プラスエリア」は思っている以上に広い、

    「上がれるプラス」は結構狭い • xx 秒経ったら伸ばす ばす? ? xx度回ったら伸 – No ! – 理論としては理解しておく – 機械的なものでは無い、感じることが重要 103
  53. 実際のセンタリングのポイント まとめ • ロールイン時に「エルロンに伝わるリフトが押し返 す上昇気流のエネルギー」の「強さ」、「継続性」 を意識 – リフトの強さは?(押し返す強さから判断) – プラスのエリアの大きさは?(継続性から判断)

    – 上記2点から「回って良いプラスなのか?」を決定 – 上記2点が無ければ「ダメなプラス」と判断してロールア ウト(近くに存在するはず) • センタリング時のバンクを入れる、バンクを緩める 操作の際に「人工的なGをかけない(人工的な加速 度を作らない)でスムーズに加速度的にロールイ ン・ロールアウトさせる」ことにより、リフトの強 さ、継続性をロールイン・ロールアウト時に感じる ことが出来る(センタリングで一番大事なこと) 104
  54. サーマルの生成 • 暖められた空気が 地面から上昇 • 傘型 • 低いところは狭い、 高いところは広い •

    周りは沈下 • 底部では吸い込ま れる Tom Bradbury Sailplane & Gliding よ り 107
  55. サーマルの構造 サーマル頂上: 逆転層の存在(異なる気団、風速変化、 風向変化) ウインドシア、乱気流(水道の蛇口を逆 さまにして水を出しているイメージ) 逆転層をすこし上ろうとする b. 上昇帯のエリアは思っている以 上にかなり広い。弱いリフト帯では

    上がらない d. サーマル周辺には下降気流 C. 下降気流には「ガタガタ」とした揺れ a. コアのサイズは上から下まで一 定 a. 上がるためにはコアに留まること が必要 下層は上層よりリフトエリアが狭い サーマル周辺の大気は吸い込まれる 周囲の地面の風向・風速が変化する 丸伊満 風を聴け 108
  56. 上昇気流に遭遇したときの バリオメーターの指示 A) 上昇気流手前の沈下 B) 上昇気流手前の乱流 でプラスを示す C) 乱流を過ぎてまたマ イナスに

    D) プラス帯に入ってく る、指示の遅れがあ るのでまだ0 E) 遅れた指示でバリオ がプラスを実際より も大きく示す F) 実際の上昇率になる Sky full of heat by Sebastian 109
  57. たこ足サーマル • 地表面~2000ftくらいま で(地形の影響) • 2000ft以上でまとまる ケースが多い • 隣のリフトでまわってい るといつの間にか同じコ

    アになる • 空中衝突の危険性 – お互いに旋回中心をそろ える必要がある Tom Bradbury Sailplane & Gliding よ り 111
  58. まとめ • 自らグライダーを上達するには楽しむこと。学 び続ける。変化する。スポーツの上達に必要な メソッドを活用する。 • スポーツの上達に必要なこととは? 1. 正しいイメージを持つ 2.

    基本動作の習得(動作の刷り込み) 3. 心理的スキル(心の持ち方) • ソアリング技術、サーマルについて – 1. 重力変化を感じること – 2. 空気の流れのイメージをもつ 115
  59. 楽しい気持ちを維持・向上するための 心理的スキル まとめ(再掲) A) 目標設定 – 自らやりたいことに取り組むための道標 – 緊張するのは当たり前、緊張したときの対処、緊張しなくなる ための準備

    B) リラクゼーション C) イメージ・ビジュアライゼーション – 心的イメージを高めるための振り返り(内的フィードバック)、 チェックリストの利用 D) 集中力 – いま、ここ。自分のコントロールできることに集中 – フレーミング、主体的になろう、自己肯定力 – ポジティブワード – プレパフォーマンスルーチン E) プラス思考(ポジティブシンキング) F) セルフトーク G) 心理的準備 116