Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
old typeからのクラウドインフラ
Search
kanayannet
May 07, 2022
Programming
0
350
old typeからのクラウドインフラ
kanayannet
May 07, 2022
Tweet
Share
More Decks by kanayannet
See All by kanayannet
github copilot と 心理的安全性
kanayannet
0
130
FW と ライブラリ の考え方
kanayannet
0
180
TDDと今まで
kanayannet
0
500
個人開発 稼げなくてもいいアプリ
kanayannet
0
490
システムの堅牢性
kanayannet
0
260
Agile的学習方法
kanayannet
0
250
GUIをエンジニアが考える
kanayannet
0
220
http2http3
kanayannet
0
170
疎結合と認知
kanayannet
0
380
Other Decks in Programming
See All in Programming
SwiftUI移行のためのインプレッショントラッキング基盤の構築
kokihirokawa
0
150
バッチを作らなきゃとなったときに考えること
irof
2
530
Jasprが凄い話
hyshu
0
170
楽しく向き合う例外対応
okutsu
0
700
苦しいTiDBへの移行を乗り越えて快適な運用を目指す
leveragestech
0
1.1k
なぜイベント駆動が必要なのか - CQRS/ESで解く複雑系システムの課題 -
j5ik2o
14
4.7k
Honoのおもしろいミドルウェアをみてみよう
yusukebe
1
230
[JAWS DAYS 2025] 最近の DB の競合解決の仕組みが分かった気になってみた
maroon1st
0
130
Rubyで始める関数型ドメインモデリング
shogo_tksk
0
140
新宿駅構内を三人称視点で探索してみる
satoshi7190
2
120
PEPCは何を変えようとしていたのか
ken7253
3
270
Kotlinの開発でも AIをいい感じに使いたい / Making the Most of AI in Kotlin Development
kohii00
5
1.4k
Featured
See All Featured
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
Faster Mobile Websites
deanohume
306
31k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
10
520
Fireside Chat
paigeccino
34
3.2k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
160
15k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
9.1k
BBQ
matthewcrist
87
9.5k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
67
11k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
356
29k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
4
430
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
49k
Transcript
Old type からの Old type からの クラウドインフラ クラウドインフラ Gunma.web #45
Gunma.web #45 @kanayannet @kanayannet
近況報告 ( 前座 ) 近況報告 ( 前座 ) 今更ですが... Ruby
技術者認定試験 Gold 合格
Gold 聖闘士になりました。 Gold 聖闘士になりました。
今のネタが伝わった方は世代がバレ ry.. 今のネタが伝わった方は世代がバレ ry..
前座はここまで 前座はここまで
今日の Agenda 今日の Agenda 前提 オンプレの冗長化・高可用性 クラウド・インフラだとどう便利? それぞれの特徴(AWS) 大事なこと まとめ
前提 前提
前提 前提 今回、VPS とクラウドの違いを厳密にはやらないです。 VPS も同じような?括りで話します。
前提 前提 AWS, GCP, Heroku など絶対主義者ではないです。 場合によってはオンプレでも良いと思う。 オンプレでも冗長化・耐障害性を考慮できる web サービスは回る(365
日) ダウンタイムをどれだけ少なくできるか? 頭の使い所は多い
前提 前提 規模が大きくなるほど、オンプレの方が単純な費用は安い? 人を育てる費用は別途考える必要がある 楽天, Hatena, Pixiv さんはオンプレクラウドと言っている 費用が安いなど、どうしてもフルクラウドできない
オンプレの オンプレの 冗長化・高可用性 冗長化・高可用性
知ってますか?この仕組みを 知ってますか?この仕組みを
DRBD Pacemaker VRRP LVS
複数のサーバ間のHDD をリアルタイムに レプリケーション 死活監視 -> 何かをキックする 仮想IP L4 の 負荷分散装置
オンプレだとこれらを意識して オンプレだとこれらを意識して 365 日24 時間動き続ける仕組みを作る訳ですね。 発電機や無停電装置(UPS) 力率計算( 突入電流) etc...
人によってですが ... 人によってですが ... 覚えたい 純粋なコンピュータサイエンスへの興味 大変だ( 汗) 機械・ハードウェアの部分
当然ですが ... 当然ですが ...
育てる側に立つと ... 育てる側に立つと ... 引き継ぎかつ受け継がせる事は困難
これらを熟る人は尊敬できます 一方で中々できる人( 特に継続できる人) が 中々いない現状もある
クラウド・インフラだと クラウド・インフラだと どう便利? どう便利?
オンプレ高可用性の専門知識 オンプレ高可用性の専門知識 「それほど」要らないです。
「それほど」? 「それほど」? 敢えてこう表現しています。 「意識しなくて良い」とは違うよ 例 ec2 1 台 立てれば何もしなくて良い そんな訳ないよね。
高可用性 高可用性 何か障害があっても、システムの停止時間をなるべく少なく することを指す。
どうすれば維持できる? どうすれば維持できる?
AWS での例 AWS での例 負荷分散 ELB 負荷分散する対象のサーバはprivate なネットワーク環境が欲 しい VPC
落ちた時に切り替わるように CloudWatch アラーム(ec2) ECS( コンテナ系) の自動復旧 負荷増えて足りなくなった Auto Scaling レプリケーションやダウンをほぼしない系の仕組
RDS, S3, etc...
あれ? あれ? 気づいた人いますか?
DRBD Pacemaker VRRP LVS
日本語化リプレイ 日本語化リプレイ 複数のサーバ間のHDD をリアルタイムに レプリケーション 死活監視 -> 何かをキックする 仮想IP L4
の負荷分散装置
多少にニュアンスや範囲や解釈の違い 多少にニュアンスや範囲や解釈の違い はあるが ... はあるが ...
意識の仕方が変わっただけ 意識の仕方が変わっただけ
ただし ... 重要 ただし ... 重要
ハード系 ハード系 OS(Linux 系) とハード機器の相性考えなくて良い middle ware の構築と↑ とのバランスを考えなくて良い ましてや発電機なんてもってのほか
冬場は加湿も必要なのよ 冬場は加湿も必要なのよ
静電気トラップ 静電気トラップ
本編に戻ります m(__)m 本編に戻ります m(__)m
それぞれの特徴 (AWS) それぞれの特徴 (AWS)
Lambda Lambda
Lambda Lambda イベントの種類が豊富 S3, API Gateway, CloudWatch ...etc 使う用途が「これだ!」と解りきっているものは定義しやす い
例: S3 に写真をアップしたら、縮小版サムネイルも自動作 成 キックされる回数が読めてるとやり易い 無料枠に入る? リクエスト回数 && メモリ の従量課金
逆に ... 逆に ... まだ要求される仕様がまとまりきってない時はやりずらいか な? 結果: キックされる回数、実行時間、メモリともに食いやす い とんでもない請求額
これだったら ec2 の daemon 起動の方が良かった..etc
EC2 EC2
EC2 EC2 自由度が高い OS と スペックを選んで中身は自分( 達) で組み上げる VPS 相当
-> 違いがあるとすれば、他の cloud service と連携 しやすい部分かな? 落ちた時のデータの保証的なものはvps は自己責任がほと んどですが... 実際はRAID 構成を組んでるなど「保証はないけど欠損は目 立たない」かな?
EC2 EC2 どんな時に使うと便利そう?
EC2 EC2 色々模索中の場合 色々模索中の場合 要求仕様すらよく解ってない時 とりあえず進めながら形にしながら... 解らない部分を解るようにしながら
不確実性のコーン 不確実性のコーン by itmedia: https://blogs.itmedia.co.jp/hideshibamoto/2013/01/post-7a0e.html
形にしないと 形にしないと エンジニア以外の人には伝わらないよね? あるある話 この前提で色んなcloud サービスを組み込んでしまうと... over spec だったり そのcloud
サービスに「縛られたり」 考え方 設計思想 IF
ECS ECS 実行環境をDockerfile で表現できる ec2 ほどの自由度はないかも? だが、リリース前には「言葉で定義可能」なものになるは ず つまり Dockerfile
に出来るよね? 何をもって「落ちた」とするか?が明確
以下の例 以下の例 Dockerfile ./entrypoint.sh # ..... ENTRYPOINT ["./entrypoint.sh"] # ....
bundle exec rails s -e production
rails が落ちたらコンテナ落ちた rails が落ちたらコンテナ落ちた と見なすことが容易に可能 ECS は自動でコンテナを再立ち上げ出来る
大事なこと 大事なこと
cloud だからって ... cloud だからって ... 高可用性、耐障害性を意識しなくて良いわけじ 高可用性、耐障害性を意識しなくて良いわけじ ゃない ゃない
ところで ところで
これって何? これって何? 高可用性 耐障害性
今日初めて知った 今日初めて知った という方は、是非お持ち帰りいただければと...
なぜか? なぜか? 覚えるってなに? 覚えるってなに?
知識として知っているだけ 「既に試して」身につけている状態
全然違う 全然違う
自分で調べて 自分で実行して 自分で検証して Try and Error 繰り返して...
まとめ まとめ Cloud インフラは確かに効果はある ハード面、設備面は気にしなくて良い 全く冗長化、高可用性、耐障害性を気にしなくて良いわけじ ゃない 適切な構成( アーキテクチャ) は必要
初めからがっつりと cloud アーキテクト組みすぎると... 後が大変( な場合もある) 不確実なものとの向き合い方 -> 重要
何が適切か?進めながら「最適解」を探す旅 Try and Error 反復練習し手応えを掴む感覚に近いかも?
あくまで自分の経験談ですが あくまで自分の経験談ですが
画像は著作権の都合上 画像は著作権の都合上 資料公開時には ...ry 資料公開時には ...ry
ご清聴 ご清聴 ありがとうございました! ありがとうございました!