Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
TDDと今まで
Search
kanayannet
March 09, 2024
Programming
0
430
TDDと今まで
kanayannet
March 09, 2024
Tweet
Share
More Decks by kanayannet
See All by kanayannet
github copilot と 心理的安全性
kanayannet
0
94
FW と ライブラリ の考え方
kanayannet
0
160
個人開発 稼げなくてもいいアプリ
kanayannet
0
460
システムの堅牢性
kanayannet
0
230
Agile的学習方法
kanayannet
0
220
GUIをエンジニアが考える
kanayannet
0
200
http2http3
kanayannet
0
140
old typeからのクラウドインフラ
kanayannet
0
340
疎結合と認知
kanayannet
0
360
Other Decks in Programming
See All in Programming
As an Engineers, let's build the CRM system via LINE Official Account 2.0
clonn
1
670
17年周年のWebアプリケーションにTanStack Queryを導入する / Implementing TanStack Query in a 17th Anniversary Web Application
saitolume
0
250
急成長期の品質とスピードを両立するフロントエンド技術基盤
soarteclab
0
920
103 Early Hints
sugi_0000
1
220
Scalaから始めるOpenFeature入門 / Scalaわいわい勉強会 #4
arthur1
1
300
ブラウザ単体でmp4書き出すまで - muddy-web - 2024-12
yue4u
2
460
CSC509 Lecture 14
javiergs
PRO
0
130
競技プログラミングへのお誘い@阪大BOOSTセミナー
kotamanegi
0
350
Haze - Real time background blurring
chrisbanes
1
500
KubeCon + CloudNativeCon NA 2024 Overviewat Kubernetes Meetup Tokyo #68 / amsy810_k8sjp68
masayaaoyama
0
240
menu基盤チームによるGoogle Cloudの活用事例~Application Integration, Cloud Tasks編~
yoshifumi_ishikura
0
110
The Efficiency Paradox and How to Save Yourself and the World
hollycummins
1
440
Featured
See All Featured
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
5
440
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
330
21k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Docker and Python
trallard
41
3.1k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
53
5k
Navigating Team Friction
lara
183
15k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
169
14k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
111
49k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
520
39k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
48
2.2k
Transcript
TDD と 今まで Gunma.web #52 @kanayannet
大前提 この資料は後ほど公開します メモらなくてもOK twitter で賑やかし歓迎 #gunmaweb
アジェンダ 1. どこで知った? 2. その後どうした? 3. 仕事にどう繋げた? 4. どうっだった? 5.
今はどうしてる? 6. まとめ
どこで知った? 2010 RubyKaigi in Tsukuba アジャイル開発 手法の一つとして知る https://rubykaigi.org/2010/ja/events/23/ https://www.slideshare.net/nawoto/head-first-ordinary- system-development
Rspec BDD という単語も知る
やってみないと 解らないね
感想 進めるとともに頭がスッキリしてきた感ある とはいえ他の人どうやってるんだろ?
その後どうした?
TDDBC TDD Boot Camp という存在を知る 参加してみたかったが...tokyo はあっという間に満員 隣の NSEG( 長野県)
がやってくださったので参加 TDDBC 長野0.1
どんな内容? 自販機のアルゴリズムの課題
千円札と硬貨を投入することができる(1 円玉5 円玉は使 えない。Exception を投げる) それ以外を投入された場合、Exception を投げる 現在投入されている合計金額を算出できる
ID1 コーラ5 本120 円を在庫として保持する お金を投入すると、現在購入できるID を算出する 購入できるID を指定して、ジュースを買うとコーラの在 庫が減る 現在の売上金額が算出される
現在の在庫数が算出される 在庫切れを考慮する
千円札5 枚、硬貨はそれぞれ10 枚保持する ジュースが1 つ購入されるとお釣りとして、お金が減算 される お釣りが足らなくて購入できない状態を考慮する 現在のお釣り用のお金が算出される
ID2 レッドブル 5 本 200 円 を追加 ID3 水 5
本 100 円を追加
前提が整った感 他の人がどうやってるか?見れた Ruby C# PHP JS
案外他の人も一緒 お互いどうやってるの?質問したり見させてもらったり 何かの技術、出始めあるある話
仕事にどう繋げた?
TDD に向かない組織 (NSEG TDD の発表より ) プログラム設計, 実装, 単体テストの担当が別 単体テストでバグ検出率を求められる
幸いかな? 一人が任される環境 クロスチェックしてもらうことも可 ある意味ハードだがある意味やりやすい
いつやるか?
心構え 他社さん( 勉強会で出会った人たち) も手探り感MAX でや ってるんだから 自分もこれでいんじゃない? 最早、パーフェクトを求めない
とりあえず、やってみる Ruby Rspec Perl prove use Test::More
他の人がやらない時 目の前で見せる どのくらい細かくテストケースを整えるのか? どのくらい細かくライブラリ関数切るのか? どのくらいのスピード感で進むのか?
どうだった?
最重要 どのくらいのスピード感で進むのか? TDD やってない人と比較して
やっぱ結果が出ないとね やってる人がいい結果を出す 興味を持つキッカケに 特に同じチームだと顕著に出る
何をテストするか? 自覚している事が重要 何のために、どのテストをするのか? 意外と疎かにしがち ここが整わないと...
間違ったゴールを 目指してしまう
あるある話 TDD = 自動テスト TDD = テストフレームワーク
違う
TDD TDD = テストを事前に書く テストを事前に書く = テスト内容を事前に決める テストフレームワーク苦手なら debug コードでもいいん
じゃない? なれた後に テストフレームワークを使うでも
あるある話 2 テストを先に決めていたら実装するまで時間がかかるよ 遅くなるんじゃない?
そんな事はない 順番の問題なだけ
WHY?
最後に動作確認してもらうよね? どんな案件でも一人で終わることはない
つまり 後にやるか?先にやるか?の違い
先にやる際の利点 テスト内容 = 要求内容 = ゴール これがハッキリ見えるの大きい テスト内容の時点で依頼者・関係者( 非エンジニア) に
確認できる
ライブラリ関数の粒 テストケースが整うと自然と決まってくる感ある テスト時の役割ごとに関数切る事が基本 これって...DDD の感覚に似てくるかも? 用語を決めて -> 関数名に繋がる -> ユビキタス言語
業務で使う役割ごとに切ってコードに -> ドメインオブ ジェクト
結果 同じチーム内外で情報が共有される 同じものを見ながら進む事重要 考慮漏れを発見しやすくなる
今はどうしてる?
新入社員に広めてます
重要 指示ではなく体験してもらう 命令は意味がない 同じものを見れるようにする 「仕方ないTDD やるか」は意味がない
感覚は DEBUG? 「テスト」と名前を聞くと... 実行結果の精度を求めがちだが 実際の本質は違う 理解度の確認 画面に出力しながら...
重要 感覚の話をします。 いきなりパーフェクトな回答は求めない 理解度の確認します 質問によるチェックテスト 効果も話します 人間の脳の記憶のされ方について 反復練習の重要さ
まとめ
体感しないと価値が解りずらい 精度は求めない -> やってみる事大事 精度よりも Debug -> 探索する感覚 理屈で理解するより反復練習( 手を動かす)
した方が理解 できるよ 正しいゴール = 正しいテストケース = 先に書けば? = TDD
ご清聴 ありがとう ございました