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モブワークを進化させていった話

katzumi
October 09, 2023

 モブワークを進化させていった話

リモートワークになる前からモブワークを実践していって、コロナ禍を経て進化させていった話

katzumi

October 09, 2023
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Transcript

  1. 13 / 22 フルリモート期(2020年4月〜2021年12月) 引き続きzoomで繋いでモブプログラミングをしていました この当時は時間制限がなくてzoomは神でした 音声もzoom越し経由。カメラOFF進行 すでに見知った顔なのでそんなに不安感なし 開発未経験の新人もモブワークに参加した モブタイマーをSlack

    bot化した 最初はデスクトップアプリで行っていたけれどタイマーを押せなかったり、気づかなかったり、テンポが良 くなかったので改善しました フルリモートになっても仕事のスタイルは変わらず
  2. 17 / 22 チームビルディング期(2022年7月〜2022年12月) 大分足回りが揃ってきた 不安だったメンバーの受け入れもモブで1ヶ月程度で立ち上げれる手応えがあった 複雑な業務知識を独自ドメインで定義して、特化型フレームワークで実装できるようになった 具体的な実装イメージは各メンバーの共通認識としてもてるようになった ある意味定型業務化したものはソロ活動で実装するようになった 複雑なフレームワーク自体もモブで実装するようになった。

    モブタイマーで交代制で実装するのではなく、LiveShareやCodeWithMeといった共同プログラミングで行 うようになった。 各メンバーのドメイン知識が溜まり、ドライバーやナビゲーターといった分担ではなく、全員がドライバー で実装するようになった。 各メンバーの得意不得意があるなかで、ゴリッとと実装する人、サポートする 人といったメンバーの特性を活かして進められるようになってきた チームメンバーが一気に6名体制に
  3. 18 / 22 モブワークの振り返り 合う合わないは結構人次第 疲れるのは確か。過集中になりがちなので、ブレークタイム重要 → モブタイマーの活用 複雑系の仕組みは多くの目が必要なのでマッチしていた そもそも一人で挑むには心が折れる。法律の条文を読み進めるのが難しい。書籍が出ているぐらい 個人解

    釈すると危険。業務が回らない自体になりかねない 雑談が重要。ナビゲーションやツッコミがないと、理解が浅いまま進んでしまったり、最大のメリットであ る多くの目を活かすことができない 20%ルール(非モブ作業で自由に使える時間)があるのも重要 改善系を意識して行うようになる。非効率な開発を行うと、人数分のコストがかかる 多様な人が扱うので、わかりやすさ優先な設計になる