QA筋力ってなんnano

JaSST nano vol16

Transcript

1. QA筋力、なにそれ？ 非公認用語 QA活動はスポーツだ！
2. 筋肉について • アウターマッスル（ツールや技術で、主に強化する） ◦ トレーニング等で鍛える筋肉 ◦ 外側の見栄えに影響する。意識して動かす筋肉。 • インナーマッスル（生活習慣とか姿勢に影響を受けやすい） ◦ ホバーとか、トレーニングが難しい筋肉。加齢や生活習慣で劣化が進行しやすい ◦ 姿勢やバランスに影響したり、臓器などの意識せずに動いている筋肉。 • 速筋（鍛錬、負荷によって鍛えられる） ◦ 瞬発力。バグの発生条件を特定したり、 ◦ 白身。ピンポイントでレビュー指摘したり、テストでバグ見つけたり。燃える系。 • 遅筋（失敗体験。勘。） ◦ 持久力。テスト期間の内外で十分なテストに維持したり、 ◦ 赤身。メトリクスの最適化を思案したり。壊れて・再生する系。 今日の、お話はコレとコレ
3. QA活動する上でのインナーマッスル • コミュニケーション力 ◦ うまく機能している感があるとき ▪ プロジェクトメンバーとベクトルあってる感 ▪ 空気読んでるかも感 ◦ 問題ありそうな時 ▪ 響いてない感 ▪ 担当者不在感 • 交渉力（コミュニケーションの一部で、特に積極的な動き） ◦ できているとき ▪ 開発者が、すぐ対応してくれる感 ◦ できていないとき ▪ 巻き込めない感 インナーマッスルをマシにするには • Give and Take • お互い様 最初はGiveばっかりだけど、issueきっかけで、 開発担当者とコミュニケーションとれたり、開発環境つくるお手伝いして、仲間に入れてもらったり 仕様変更の変化点で先にバグ出しできて、 回帰テストは自動テストで、 テスト版リリース初日にテスト完了！ これって、フロントエンド？ バックエンド？ で、誰？ テスト用の携帯端末、QAで手配してなかった。 じゃあ、これ使えば。 QAの予算はQAで確保してね。
4. QA活動する上での遅筋 • 管理力 ◦ できているとき ▪ とくに管理らしいことをしなくても勝手に回っている感 ◦ できていないとき ▪ タイミングずれてる感 • 状況把握力（管理のきっかけになること） ◦ 把握できている ▪ バクっとしたイメージと実態が合致している ◦ 把握できていない ▪ 打つ手が空振りばかり 遅筋を維持するには • 管理をサボらないこと • 機能していないことに気づくこと 結構重たいバグが報告されたので、お客様とリリース内容 の優先順位の協議に入った。 これ、バグっぽいけど、今、報告する話なのか？ 最初に比べると、かなりマシになったかも いつもQAさんには助けられてるなぁ と言われる割 りには、いつも対応おそい 無茶なダイエットで、最初に減るのは脂肪ではなくて、筋肉です。 補強しにくくて、簡単に減ってしまう筋肉。
5. ツールや技法とか利用してムキムキになるのも良いのですが、 地味に継続するのもQAお仕事には大切。 筋肉は、裏切らない