R E C A L L / 縦 P R E C I S I O N 1.0 ROC .50 .50 llacer .75 noisicerp .75 .25 .25 0 0 .25 .50 recall .75 1.0 precision の分母が両クラスをまたぐので、不備率に強く影響される 使い分け 陽性が珍しく空振りが問題 → PR。環境をまたいでモデルの素の能力を比 べる → ROC。 曲線を見る 曲線 — 横 空振り率 / 縦 R E C A L L 1.0 0 0 .25 .50 空振り率 .75 1.0 両軸ともクラス内で分母が閉じるので、不備率を変えても動かない(2本が完全に 重なる) 必ず確認すること PR 曲線の基準線は不備率の水平線。precision 0.4 は、不備率30%なら 凡庸、1%なら40倍の改善です。 15 / 37
設計の本体はこの選択です。 型 A. 期待コスト最小化 B. 予算制約付き C. 暫定 A が使えるなら A 成立条件 見逃しと空振りのコスト比が言える 使えるレビュー工数に上限がある どちらも言えない 必要なのはコストの絶対額ではなく比だけ。しかも比を10倍見誤っても最 適点は2〜3倍しかずれません。桁が合っていれば十分です。 意思決定 決めるもの 閾値 予算内での recall — 主指標 期待コスト、校正 recall@予算、順位 F1 / Fβ C を選んだら、そう明言する F1 は「見逃しと空振りが同コスト」という主張であって、中立ではありませ ん。「まだコストを考えていません」という表明だと理解しておく。 20 / 37
型 B — 予算制約付き 上位 k 件をどう選ぶか コスト比を聞き出すコツ NO Q2. 見逃しと空振りの コスト比が言えるか YES 型 A — 期待コスト NO 閾値を計算で出す 型 C — 暫定 後で A か B に移す 実務では B がいちばん多い 意思決定 抽象的に「いくらですか」と聞くと止まります。共通の単位に翻訳する。 「空振り1件の確認に何分?」→ 空振りコスト 「見逃し1件の事後対応に何分?」→ 見逃しコスト 型 B が合意しやすい理由 「レビュワーは1日2時間しか使えない」「1件3分以内」といった制約は、抽象的なコス ト比よりはるかに合意が取りやすい。 21 / 37
2023 この資料とほぼ同じ範囲を、日本語で体系的に扱っています Japkowicz & Shah, Evaluating Learning Algorithms, Cambridge, 2011 意思決定としての分類 Provost & Fawcett, Data Science for Business, O'Reilly, 2013(邦訳『戦略的 データサイエンス入門』)第7〜8章 Fawcett, "An Introduction to ROC Analysis", 2006 曲線と校正 Davis & Goadrich (2006) / Saito & Rehmsmeier (2015) Guo et al. (2017) "On Calibration of Modern Neural Networks" まとめ 一致率・アノテーション Artstein & Poesio (2008) "Inter-Coder Agreement for Computational Linguistics" Pustejovsky & Stubbs, Natural Language Annotation for ML, 2012 Kahneman et al., Noise, 2021(邦訳『NOISE』) 測定の妥当性 / L L M J U D G E の実務 Jacobs & Wallach (2021) "Measurement and Fairness" Shankar et al. (2024) "Who Validates the Validators?" Hamel Husain のブログ(hamel.dev/notes/llm/evals/) 37 / 37