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Segment Anything Modelを利用して 農作物のセグメンテーションを行ってみた

Segment Anything Modelを利用して 農作物のセグメンテーションを行ってみた

2024年7月10日に開催された大阪駆動開発様主催のオンライン勉強会イベント「AIミーティング 」にて発表を行いました。

イベントページ
connpass: https://osaka-driven-dev.connpass.com/event/322269/

発表動画
https://youtu.be/p3YHxVrDXKI

Kenta Itakura

July 11, 2024
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Transcript

  1. 様々な深層学習モデルの利活用が進んでいる 1 バックパック型スキャナー  自然言語処理 • 文章を入力とする • チャットボットなど 

    画像解析 • 画像を入力とする • 画像分類や、物体検出などのタスク • 応用例: 果樹園内の果実の量を推定 • アルゴリズムの例: YOLOシリーズ 参考: Itakura, K., Narita, Y., Noaki, S., & Hosoi, F. (2021). Automatic pear and apple detection by videos using deep learning and a Kalman filter. Osa Continuum, 4(5), 1688-1695. • サービスの例: ChatGPTなど
  2. セグメンテーションモデル [a] ScanX2.0  MaskR-CNNやDeepLabv3など様々なモデルがある 画像出典:Mask R-CNN (He et al,

    2017) URL:https://arxiv.org/abs/1703.06870  2023年にMetaがSegmentAnythingを公開: 様々な物体をセグメンテーション可能
  3. SAMの実行方法 [a] ScanX2.0  Webで行うことができる  自分でコードを動かすことも可能 • Githubからコードをダウンロードする •

    カスタマイズして柔軟に利用したい場合もある https://github.com/facebookresearch/segment-anything • https://segment-anything.com/demo# にアクセスして簡単に試すことができる • Pythonだけでなく、MATLABなどの別の言語 で利用可能な場合もある