Shopifyという世界規模で成長している会社で、SRE、Production Engineeringのプラクティスがどのように育ってきたか、二つの観点でお話しします。
一つ目は会社全体の歴史として。どういったタイミングでProduction Engineeringモデルが導入され、その中で現在私が所属するResiliencyというSREチームが何を担っているか。
二つ目は、一ソフトウェアエンジニアのキャリア展開として。会社が成長する際に、いかに「分野を超えた積極的なポジション替え」が組織と個人、双方の成長に役立つのかをお話しします。
会社が大きくなるにつれて役割分担と新陳代謝が進み、元々一つのチームがもっていた「システム全体の知識と知恵」が細分化されていきます。SREがそれに対するアンチテーゼだとすると、一個人はどのように振る舞うことでこれを上手に活かし、レベルアップできるのでしょうか。
新参者のSREですが、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。