Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
リモートチームでの働き方 / Work with remote team
Search
kga
April 14, 2017
Programming
1
16k
リモートチームでの働き方 / Work with remote team
kga
April 14, 2017
Tweet
Share
More Decks by kga
See All by kga
京都・東京からなるリモートチームで 円滑に働くために考えてきたこと / Minami Aoyama Night #3 #manight3
kga
0
540
アプリケーションエンジニアからみたはてなのインフラの話 / Hatena Engineer Seminar #6
kga
1
11k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Flutter with Dart MCP: All You Need - 박제창 2025 I/O Extended Busan
itsmedreamwalker
0
140
Oracle Database Technology Night 92 Database Connection control FAN-AC
oracle4engineer
PRO
1
410
Design Foundational Data Engineering Observability
sucitw
3
160
1から理解するWeb Push
dora1998
7
1.7k
アプリの "かわいい" を支えるアニメーションツールRiveについて
uetyo
0
200
Azure SRE Agentで運用は楽になるのか?
kkamegawa
0
1.5k
フロントエンドのmonorepo化と責務分離のリアーキテクト
kajitack
2
160
Putting The Genie in the Bottle - A Crash Course on running LLMs on Android
iurysza
0
110
TanStack DB ~状態管理の新しい考え方~
bmthd
2
480
MCPでVibe Working。そして、結局はContext Eng(略)/ Working with Vibe on MCP And Context Eng
rkaga
5
1.9k
CSC305 Summer Lecture 12
javiergs
PRO
0
130
ECS初心者の仲間 – TUIツール「e1s」の紹介
keidarcy
0
150
Featured
See All Featured
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
140
7.1k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
70
11k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
462
33k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
910
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
77
5.9k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
302
21k
Building an army of robots
kneath
306
46k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
224
9.9k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
810
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
184
22k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.5k
Transcript
リモートチームでの働き方 2017/04/13 技術勉強会 id:KGA
KGA - 2015年5月入社 - 担当サービス変遷 - Pinga(KDDI様・ナターシャ様)→ カクヨム(KADOKAWA様)アプリ → 少年ジャンプ
ルーキー、となりのヤングジャンプ、あしたのヤングジャンプ、少年ジャンプ +Web版 (集英社様)
はじめに - この2年間、東京側のチームのエンジニアはずっと1人 - リモートチームでの働き方にだいぶ慣れてきたので心がけて きたことなどをご紹介 - リモートに特化した話題じゃないことも含まれています - チームの規模や自分と相手のロールによっても変わることがありそう
- あくまでも一例なので自分にあったやり方をするとよいと思います
心がけていること色々
存在感を出す - 基本的にテキストコミュニケーションかつ物理的に顔も見えな い - 自分から存在感を出さないと忘れ去られてしまいかねない!
基本 - 朝の挨拶 - 冗談のようだけどリモートだといるのかいないのかわからない - 報連相 - まじ大事 -
普通の仕事でも言われているのだからリモートのチームという特殊な環境では なおさら大事
何をやっているかこまめに共有 - タスクで悩んでいることがあるときはチームのチャンネルに書 く - #times_* に書かない(チームの規模にもよりそう) - 反応がなくても気にしない(ほしいならメンションする) -
コードを書いている時は早目にプッシュして wip な Pull Request を作る - どのタスクをどこまでやっているかわかりやすい - 何をやっているかがわかって安心感がでる
なるべく様子を気にかける - 逆に、Slack や Github 上で数時間様子が伺えない場合は「調 子どうですか?」とか雑に聞いたりしている - ハマって一人で悩んでいるかも? -
調子よくコード書いてるところに割り込んでしまう場合もあるけど、ハマっている のが放置されているよりはまし
不必要な情報のフィルタリングをしない - とりあえず持っている情報は全部出す - 齟齬のリスクをなるべくなくす - 何かやったら簡単でもいいので報告する - A「これやりました!」 -
B「それさっきぼくがやりました!」 - 気を利かせたつもりで黙ってやるのはよくない - 基本的に情報は受け手が取捨選択したほうがよい - と思う - 大量の情報の処理が苦手なタイプもいるかもしれないので、そこは気にした方 がいいかもしれない
反応はなるべく早くする - Slack の返信やレビューなどはなるべく早くする - 最近の流れとは逆行していそう? - 相手の仕事をなるべく止めない - いつでも素早く対応していると相手も素早く対応してくれる(かも)
- 割り込みに強くなる - 割り込まれない時間を意識的に作るよりいいんじゃないかと思っている - (それでも本当に割り込まれたくない時は Slack 落としたりしてる) - リモートで働く開発者が行うとよいたった二つの習慣 - @kyanny's blog
遠慮しない - メンション送ることを躊躇しない - 仕事に関することではメンション避けはしない - 本当に通知を受けたくないなら受け手側が dnd するなり Slack
落としたりして いるはず - 会話したくなったら口頭で話しかけるよりさらに軽い気持ちで ハングアウトなどしませんかとたずねる - 話しかけていい状況かな?とか想像している時間は無駄 - リモートで会話する心理的障壁をとにかく下げる - 個人的に、こういう考えをするようになってからは常時繋いだほうがやりやすい かもとは思わなくなった
遠慮しない - 口頭で話していそうな雰囲気を察知したら結論を聞く - ちゃんと報告してもらえることのほうが多いけどうっかり忘れられることもあった りする - 困っている側がちゃんと伝え続けると無意識に報告してもらえるようになる - たまに自分が直接関係ないことでも聞いたりする
- 自分の立場や持っている情報でうまく口を挟めることがあるかもしれない - リモートでない場合に隣で口頭で話しているのが耳に入ってアドバイスす るみたいなのはよくあると思う
その他雑多な話題 - ハングアウトの画面共有でも意外とペア(プロ|オペ)できる - 画面指差したりはできないけど - Chromebox のマイクを囲む時はなるべく等距離で - 後ろにいる人の声が聞こえづらいというのはありがち
- 声量よりもはっきり喋ることのほうが大事
まとめ
まとめ - 存在感を出そう - やっていることをこまめに共有する - 困っている、不安であるというのは積極的に発信すべき - 遠慮しない -
気を使いすぎて仕事が思うように進まないのは本末転倒だと思う - 思いやりが大事 - “遠慮しない”とは書いたけど思いやりを持ちつつというのは大前提 - 少人数側、多人数側それぞれで困ることやついやってしまいがちなことはある が、インターネットの向こう側にもチームメイトがいるということを忘れてはなら ない。お互い歩み寄ろう