リモートチームでの働き方2017/04/13 技術勉強会 id:KGA
View Slide
KGA- 2015年5月入社- 担当サービス変遷- Pinga(KDDI様・ナターシャ様)→ カクヨム(KADOKAWA様)アプリ → 少年ジャンプルーキー、となりのヤングジャンプ、あしたのヤングジャンプ、少年ジャンプ+Web版 (集英社様)
はじめに- この2年間、東京側のチームのエンジニアはずっと1人- リモートチームでの働き方にだいぶ慣れてきたので心がけてきたことなどをご紹介- リモートに特化した話題じゃないことも含まれています- チームの規模や自分と相手のロールによっても変わることがありそう- あくまでも一例なので自分にあったやり方をするとよいと思います
心がけていること色々
存在感を出す- 基本的にテキストコミュニケーションかつ物理的に顔も見えない- 自分から存在感を出さないと忘れ去られてしまいかねない!
基本- 朝の挨拶- 冗談のようだけどリモートだといるのかいないのかわからない- 報連相- まじ大事- 普通の仕事でも言われているのだからリモートのチームという特殊な環境ではなおさら大事
何をやっているかこまめに共有- タスクで悩んでいることがあるときはチームのチャンネルに書く- #times_* に書かない(チームの規模にもよりそう)- 反応がなくても気にしない(ほしいならメンションする)- コードを書いている時は早目にプッシュして wip な PullRequest を作る- どのタスクをどこまでやっているかわかりやすい- 何をやっているかがわかって安心感がでる
なるべく様子を気にかける- 逆に、Slack や Github 上で数時間様子が伺えない場合は「調子どうですか?」とか雑に聞いたりしている- ハマって一人で悩んでいるかも?- 調子よくコード書いてるところに割り込んでしまう場合もあるけど、ハマっているのが放置されているよりはまし
不必要な情報のフィルタリングをしない- とりあえず持っている情報は全部出す- 齟齬のリスクをなるべくなくす- 何かやったら簡単でもいいので報告する- A「これやりました!」- B「それさっきぼくがやりました!」- 気を利かせたつもりで黙ってやるのはよくない- 基本的に情報は受け手が取捨選択したほうがよい- と思う- 大量の情報の処理が苦手なタイプもいるかもしれないので、そこは気にした方がいいかもしれない
反応はなるべく早くする- Slack の返信やレビューなどはなるべく早くする- 最近の流れとは逆行していそう?- 相手の仕事をなるべく止めない- いつでも素早く対応していると相手も素早く対応してくれる(かも)- 割り込みに強くなる- 割り込まれない時間を意識的に作るよりいいんじゃないかと思っている- (それでも本当に割り込まれたくない時は Slack 落としたりしてる)- リモートで働く開発者が行うとよいたった二つの習慣 -@kyanny's blog
遠慮しない- メンション送ることを躊躇しない- 仕事に関することではメンション避けはしない- 本当に通知を受けたくないなら受け手側が dnd するなり Slack 落としたりしているはず- 会話したくなったら口頭で話しかけるよりさらに軽い気持ちでハングアウトなどしませんかとたずねる- 話しかけていい状況かな?とか想像している時間は無駄- リモートで会話する心理的障壁をとにかく下げる- 個人的に、こういう考えをするようになってからは常時繋いだほうがやりやすいかもとは思わなくなった
遠慮しない- 口頭で話していそうな雰囲気を察知したら結論を聞く- ちゃんと報告してもらえることのほうが多いけどうっかり忘れられることもあったりする- 困っている側がちゃんと伝え続けると無意識に報告してもらえるようになる- たまに自分が直接関係ないことでも聞いたりする- 自分の立場や持っている情報でうまく口を挟めることがあるかもしれない- リモートでない場合に隣で口頭で話しているのが耳に入ってアドバイスするみたいなのはよくあると思う
その他雑多な話題- ハングアウトの画面共有でも意外とペア(プロ|オペ)できる- 画面指差したりはできないけど- Chromebox のマイクを囲む時はなるべく等距離で- 後ろにいる人の声が聞こえづらいというのはありがち- 声量よりもはっきり喋ることのほうが大事
まとめ
まとめ- 存在感を出そう- やっていることをこまめに共有する- 困っている、不安であるというのは積極的に発信すべき- 遠慮しない- 気を使いすぎて仕事が思うように進まないのは本末転倒だと思う- 思いやりが大事- “遠慮しない”とは書いたけど思いやりを持ちつつというのは大前提- 少人数側、多人数側それぞれで困ることやついやってしまいがちなことはあるが、インターネットの向こう側にもチームメイトがいるということを忘れてはならない。お互い歩み寄ろう