Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AWSアーキテクチャ図をスマートに描く方法をいろいろ試してみた
Search
kiku3_2024
June 29, 2024
Technology
0
970
AWSアーキテクチャ図をスマートに描く方法をいろいろ試してみた
JAWS-UG名古屋 × Media-JAWS@中京テレビ
kiku3_2024
June 29, 2024
Tweet
Share
Other Decks in Technology
See All in Technology
履歴 on Rails: Bitemporal Data Modelで実現する履歴管理/history-on-rails-with-bitemporal-data-model
hypermkt
0
1.8k
about #74462 go/token#FileSet
tomtwinkle
1
260
あなたのWebサービスはAIに自動テストしてもらえる?アクセシビリティツリーで読み解く、AIの『視点』
yusukeiwaki
1
3.4k
「技術負債にならない・間違えない」 権限管理の設計と実装
naro143
31
9.6k
【新卒研修資料】LLM・生成AI研修 / Large Language Model・Generative AI
brainpadpr
21
14k
Tomorrow graphlib, Let us use everybody
hayaosuzuki
0
140
kaigi_on_rails_2025_設計.pdf
nay3
8
4.1k
What is BigQuery?
aizack_harks
0
120
BtoBプロダクト開発の深層
16bitidol
0
140
ZennとCloud Runの歩み - プロダクト開発に全集中できる相棒になるまで
wadayusuke
5
630
サプライチェーン攻撃に学ぶModuleの仕組みと セキュリティ対策
kuro_kurorrr
3
790
AIを導⼊しても、 開発⽣産性は"爆増"していない なぜ?
kinosuke01
4
3.6k
Featured
See All Featured
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
71
11k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
15
1.7k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
890
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
224
9.9k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.6k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
525
40k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.5k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
61k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.6k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
40k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Transcript
JAWS-UG中部 LT AWSアーキテクチャ図をスマートに描 く方法をいろいろ試してみた 菊池 修平 @kiku3_2024 2024/6/27 JAWS-UG中部 2024/06/27
1
自己紹介 菊池修平 愛知県在住 仕事:クライアント企業のクラウド活用・技術支援 2024 Japan AWS All Certifications Engineers
JAWS-UG中部 2024/06/27 2
皆さん、AWSアーキテクチャ図を描いてますか? 私は特に指定がなければパワーポイントやdraw.ioを使うことが多い JAWS-UG中部 2024/06/27 3
アーキテクチャ図とは 出典:AWS公式 アーキテクチャダイアグラム作成とは アーキテクチャ図は、ソフトウェアシステムコンポーネントの視 覚的表現を作成するプロセスです。ソフトウェアシステムでは、 アーキテクチャという用語は、さまざまな機能、その実装、およ び相互のインタラクションをいいます。 ソフトウェアは本質的に 抽象的であるため、アーキテクチャ図はシステム内におけるさま ざまなデータの動きを視覚的に示します。また、ソフトウェアが
周囲の環境とどのようにインタラクションするかについても明ら かにします。 “ “ JAWS-UG中部 2024/06/27 4
アーキテクチャ図の主なユースケース 構成検討 アイデア共有 提案書作成 設計ドキュメント作成 JAWS-UG中部 2024/06/27 5
アーキテクチャ図の描き方に唯一の正解はない 何を表現したいか・伝えたいかによって適した表現は違う -> まずは目的を明確にすることが重要 JAWS-UG中部 2024/06/27 6
参考:AWSアーキテクチャ図のガイドライン AWS公式アイコンセットのパワーポイントがあり、そのなかにアーキ テクチャ図作成のガイドラインが載っています JAWS-UG中部 2024/06/27 7
アーキテクチャ図作成に使えるツール例 パワーポイント draw.io PlantUML Mermaid Diagrams Eraser AI JAWS-UG中部 2024/06/27
8
各ツールで作図してみる 生成AI(Claude3.5 Sonet)のサポートも得ながら作成してみる サンプルシステムイメージ ユーザーからのリクエストをもとに生成AIで画像生成して、Slackで送 るシステム JAWS-UG中部 2024/06/27 9
draw.io 手軽に作図できる AWS Cloud AWS Lambda Amazon S3 Amazon Cognito
Amazon API Gateway Amazon Bedrock Amazon DynamoDB Slack User us-east-1 Authenticate API Request Trigger Store Metadata Store Image アイコンも豊富にあり、割と新しい ちなみにdraw.ioのVScode拡張機能のアイコンは少し古い JAWS-UG中部 2024/06/27 10
PlantUML UML図作成用のテキストベースツール アイコンは割と新しい レイアウトが思ったように配置できなかった JAWS-UG中部 2024/06/27 11
Mermaid テキストベースの作図ツール AWSアイコンセットがないので、それっぽく見せるためには似たよ うな色と形で工夫が必要 参考:テキストから図が生成できるMermaidでAWS構成図をつくる JAWS-UG中部 2024/06/27 12
Diagrams Pythonのコードで図を生成 AWSアイコンセットが古い(2022年)ので、Bedrockがなかった JAWS-UG中部 2024/06/27 13
Eraser AI 生成AIを使って自然言語(プロンプト)での作図もできるツール 図をCode化することも可能 JAWS-UG中部 2024/06/27 14
各ツールで作ってみた所感 Eraser AIは自然言語で指示できて画像がすぐ生成されるので、かな り楽だった チームで議論しながらアーキテクチャを考えるときに良いと思う PlantUMLとDiagramsは生成AIとやりとりすることで、割と早く使 える図ができた 生成AIが提示してくるアイコンURLは間違ってることが多かった 生成されたコードを実行したり視覚化する手間がある Mermaidは私が不慣れなこともあり一番苦戦した
JAWS-UG中部 2024/06/27 15
まとめ アーキテクチャ図で何を伝えたいか目的を明確化したうえで、その 目的にあった表現を選択する 生成AIと協業することを意識してツールを選択する アーキテクチャを考えるのは楽しい JAWS-UG中部 2024/06/27 16
発表は以上です ありがとうございました JAWS-UG中部 2024/06/27 17