Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
JAWS SONIC 2020 配信班の裏側
Search
Masanori Yamaguchi
October 22, 2020
Technology
0
280
JAWS SONIC 2020 配信班の裏側
https://jaws-ug.doorkeeper.jp/events/112432
Masanori Yamaguchi
October 22, 2020
Tweet
Share
More Decks by Masanori Yamaguchi
See All by Masanori Yamaguchi
re:Invent 2024 事前勉強会 / re:Invent 2024 stby
kinunori
2
790
なぜ私たちがThe Frugal Architectで在る必要があるのか/Why Do We Need to Be The Frugal Architect?
kinunori
1
91
Practical AWS Step Functions. Batch systems built with no code.
kinunori
1
120
JAWS-UG福岡 re:Inforce 2024 recap イベント/ re:Inforce 2024 recap by JAWS-UG FUKUOKA
kinunori
0
88
インプットだけじゃない、エンジニアの人生が変る「実践の場」としてのコミュニティ/ Communities as places of practice where engineers' lives are changed.
kinunori
0
130
6/13 re:Inforce 2024 世界最速 recapイベント JAWS-UG千葉支部/ re:Inforce 2024 recap
kinunori
0
35
AWS Application Composer の VS Code拡張 を触ってみた / AWS Application Composer with VS Code Tools
kinunori
0
62
フォージビジョン AWS re:Invent 2023 recapイベント / ForgeVision, AWS re:Invent 2023 recap
kinunori
0
120
JAWS-UG初心者支部 AWS re:Invent 2023 Dr.Werner VogelsキーノートをAWS初心者向けに振り返る
kinunori
0
38
Other Decks in Technology
See All in Technology
Taming you application's environments
salaboy
0
180
Oracle Cloud Infrastructureデータベース・クラウド:各バージョンのサポート期間
oracle4engineer
PRO
28
12k
BLADE: An Attempt to Automate Penetration Testing Using Autonomous AI Agents
bbrbbq
0
290
個人でもIAM Identity Centerを使おう!(アクセス管理編)
ryder472
3
180
フルカイテン株式会社 採用資料
fullkaiten
0
40k
Lambdaと地方とコミュニティ
miu_crescent
2
370
元旅行会社の情シス部員が教えるおすすめなre:Inventへの行き方 / What is the most efficient way to re:Invent
naospon
2
330
データプロダクトの定義からはじめる、データコントラクト駆動なデータ基盤
chanyou0311
2
280
EventHub Startup CTO of the year 2024 ピッチ資料
eventhub
0
110
OCI Security サービス 概要
oracle4engineer
PRO
0
6.5k
スクラム成熟度セルフチェックツールを作って得た学びとその活用法
coincheck_recruit
1
140
The Rise of LLMOps
asei
5
1.2k
Featured
See All Featured
Optimizing for Happiness
mojombo
376
70k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
31
6.3k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
27
840
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
32
1.5k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
175
9.4k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
126
18k
Scaling GitHub
holman
458
140k
RailsConf 2023
tenderlove
29
900
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
665
120k
What's new in Ruby 2.0
geeforr
343
31k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
93
16k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.2k
Transcript
- 配信の裏側、そのとき配信班は -
警視庁24時っぽく発表したかったのですが、 どちらかというとプロジェクトXのように なっちゃいました お詫び
配信班メンバー紹介 沼⼝ 繁(セミプロ) 三浦 ⼀樹(プロ) 北原 雅⼈(WSプロ) ⼩林 賢司(YouTuber) 尾⾕
紘平(元映画・テレビAD) ⼭⼝ 正徳(現場監督)
配信バックエンド構成 WorkSpaces MediaLive IVS S3(アーカイブ保管) メイン バックアップ
配信フロントエンド(アンケート) メイン IVS Cognito DynamoDB メタデータ送信 アンケート送信 結果取得
配信⽤フロントエンド
配信⽤フロントエンド https://github.com/jaws-sonic-2020/ivs-broadcast Special Thanks!! 菊池 条さん IVSこわくない。
発⾜〜開催前⽇まで
発⾜〜前⽇まで 発⾜ MTG MTG MTG MTG MTG MTG MTG 本番
本番 リハ リハ MTG回数︓7回 登壇者向けリハ︓2回
MediaLive & IVS構築 / フロントエンド開発 フロント開発⽇数︓実質2⽇程度 環境構築︓実質1⽇程度 検証 環境 本番
環境 プロト版 開発 Shifter 組み込み Shifter 組み込み アンケート 開発 オペレーションチェック 配信レイアウト作成 配信レイアウト作成︓2⽇程度
登壇者との調整 調整開始 やっぱり調整はギリギリまでかかる
タイムテーブル
タイムテーブル あれ︖ スピーカーの⼊れ替え どうするんだっけ︖
タイムテーブル セッション持ち時間は17分 ⼊れ替えは3分以内
タイムテーブル セッション持ち時間は17分 ⼊れ替えは3分以内 を約20時間繰り返す
⽤意したドキュメント
作成ドキュメント ・配信班 シフト表 ・JAWS SONIC 2020 配信に関する登壇者向け案内 ・OBS操作ガイド ・登壇者誘導オペレーション
作成ドキュメント
当⽇
配信班シフト(⼀部)
配信班ロケーション 三浦さん 尾⾕さん 北原さん ⼩林さん ⼭⼝ 沼⼝さん 菊池さん (配信障害時の待機)
スピーカー⼊れ替えフロー ・セッション40分前集合(Chime) ・登壇者誘導オペレーションに従って説明 ・セッション20分前にZoomへ移動案内 ・前のセッション終了 ・OBS配信切り替え(動画に切り替え) ・画⾯共有、カメラ、マイクチェック ・セッション開始〜終了までの流れを再説明 ・セッション情報更新 ・OBS配信切り替え(ジングル配信)
・キュー出し ・OBS配信切り替え(セッションに切り替え) 3分
配信しながら登壇する
盛り上げるためには予定も変わる 計画︓MIDNIGHT JAWS → Zoomで開催 当⽇(AM 1:00くらい) MIDNIGHT JAWSもそのままIVSで 配信したいんやけど。
返事はYesしか⾔わないでいいから。 俺たちの休憩(仮眠)時間・・・
24時間配信結果
結果 ・スピーカー当⽇⽋席 ︓ ゼロ ・タイムテーブルとのギャップ︓ オンタイム ・オペレーショントラブル ︓ ゼロ ・配信トラブル
︓ ゼロ ・体調不良者 ︓ ゼロ
スピーカーの皆様、 Web班、マーケ班、動画作成班 そして、視聴下さった皆様 ありがとうございました
すごいよ IVS 最⼤同時視聴者数︓ 370⼈(平均210〜220) 連続配信時間 ︓ 26時間45分
まとめ
まとめ ・MediaLive、IVSの構築は配信初⼼者でも出来る ・登壇者調整は時間がかかる余裕をもった計画が必要 ・(全てにおいて)相⼿は知っていると思ってはいけない ・⼿順書、オペレーションガイドは必須 ・オペレーションリハも必須 ・視聴者向けのテスト環境を⽤意するべきだった ・切り替え時間は3分が限界(3分がベスト) ・ロケーションが⼀緒だとめちゃくちゃ楽 ・24時間配信を4⼈で回すのはきつい