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20220711ReviewWork01_Structured_for_review_purposes.pdf

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kitanosirokuma

July 11, 2022
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  1. レ ビ ュ ー 勉 強 会 資料 ワ ー

    ク 0 1 : レ ビ ュ ー 目 的 の 構 造 化 安達 賢二 1 2022.7.11(火) Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  2. 主査 中谷一樹 副主査 上 田 裕 之 アドバイザー 安達賢二 2

    ・知力:★★★ ・体力:★★★★★(♡) ・男気:★★★★★ (♡) ・突っ込み力:★★★★★ ・アイドル追っかけ度: ★★★★★★ ・Guitar力: ★★★★★ ・ファシリ力:★★★★★★★★★★★★ ※東北おじさんファシリの場合 ・知力:★★★★★★ ・体力:★★★ ・包容力:★★★★★★ ・突っ込み力:★★★★ ・二枚目力:★★★★★ ・おとーさん力: ★★★★ ・関西力:☆彡☆彡 ・お色気: ★★★★★★★★★★ ・知力:☆(^^;;; ・体力:★★★★★(雪かき時) ・更年期力: ★★★★★ ・SaPID力:☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡 ・俊敏性:☆ ・菓子パン力:★★★ ・コミュ力:☆ ・田舎者力: ★★★★★★★★★ SQiP Review Study Group Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved 今日の当番
  3. レビュー勉強会の運営(予定) • 隔月開催:2か月に1度は必ず開催。 余裕があれば1か月に1度開催。 • 開催日は第二月曜(8日~14日) を基本とする。 その日が休日の場合は翌営業日開催 例:7/11(月)→8/15(月)→10/11(火) ※8/15はお盆休みなので別日程になる可能性大

    • 第1回 7/11(月) 観点導出アプローチの全体像と目的構造化 • 第2回 8/19(金) ? • 第3回 10/11(火) ? 3 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  4. 以降のコンテンツ(現時点の予定) • 欠陥が放つ「兆候」を持ち寄るワーク(HDR法) • シン・欠陥検出テクニック(チョコトレ) • レビュー指摘の伝え方(RCS:コミュニケーション・スタイル別指摘伝達法) • 別モデル表現によるレビュー実践 •

    作成者コンテキストから観点導出ワーク • 利害関係者の関心事から観点導出ワーク • 対象成果物に求められることから観点導出ワーク • 成果物によくある欠陥から観点導出ワーク • プロダクトリスクから観点導出ワーク • 利用シナリオから観点導出ワーク 4 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  5. 一緒に運営してくれるメンバー募集 • メンバーとして実施いただくこと。 • 勉強会企画検討への参画 • 各勉強会開催準備 例1-connpassの立ち上げと公開 例2-miroワーク会場セッティング •

    メンバー特典 • 事前にレビュー関連手法のレクチャーを受けられる。 例:東北おじさんファシリの極意を直接指導してもらえる。 • 自らワークを実施する機会を持てる。 この機会を通じてレビュー技法をより深く理解できる。 5 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  6. 勉強会で行うこと 6 レビュー観点に基づく実践を 制限時間の中で部分体験する レビュー観点に基づく実践を 完遂するまで体験する Copyright © SQiP Review

    Study Group , All Rights Reserved
  7. 時間が来るまで実践/時間が来たら終了 その中でエッセスを獲得するためのワークです。 あらかじめご了承ください • 普段のレビューでは、レビュー対象すべてをレビューするのが当たり前ですが、本 日は時間が限られているため、 時間枠内で実践する →時間が来たら終了 →試行体験から得られたことをふりかえりに出力 →ふりかえり結果共有

    という流れで進めます。 7 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  8. アプローチ解説 8 Copyright © SQiP Review Study Group , All

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  9. よくあるレビューと提案するレビュー実践方法 よくあるレビューの状態 想定される結果 今回提案するレビュー実践方法 集合会議の際に初めて成果物を見なが ら思い付きでレビューを行う。 =全員類似の観点で成果物を先頭から 読んで指摘する。 □レビュー結果がレビューアの能力に依存する。 □同じ箇所を複数人で見るため指摘が重複す

    るなど費用対効果が低くなりがち。 □成果物の後半がスカスカの結果になることも。 □事前に対象を配布し、概要把握して観点 設定+観点割当て。 □個別レビュー実践、終了後に集合し、読み 手による解釈共有・議論・結論と進める。 レビューの成果を有識者の参加に頼っ てしまう。 □非有識者は何もできないと諦め、自ら見ようと しなくなる。(誰かが見るだろう) □有識者の都合でレビュー待ちになる。(進捗遅 延などに繋がる) □同上 □適切なレビュー技法を選択して活用する。 大量(頁数)成果物を一度のレビューで すべて見る。 □長時間となるため成果物の後半は集中力が落 ち、薄い確認になりがち。見落としが多くなる。 □成果物の質が悪いと、修復できずに通過してし まう可能性大。 □意図的に対象と観点を分割して実施する。 □1回あたり30分~45分で実施する。 □作成過程で随時レビューを実施する。 対象物だけを見てレビューを行う。 □記述されていることだけに反応する=書かれて いないことに指摘できない。見逃しが増える。 □レビュー対象に関係情報を付与し、その内 容・状態から兆候→仮説→欠陥→観点へ。 □プロダクトリスクや関係者の関心事等から 観点を設定し、確認する。 9 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  10. 典型的なレビューの状態 10 ジャイアン独演会・あら捜し・ 横道逸脱・人格否定・いざこざ レビュー会議で 初めてレビュー対象 を配付 有識者がいないと軽微 で、表面的な指摘ばかり 書かれていることに反応し、

    気が付いたことを指摘 多忙につき レビューを省略 見逃した欠陥が あとになって爆発 レビューの効果が 実感できない 効果 モチベダウン Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  11. よくあるアドホックレビューの典型的な特徴 (例) 成果物の前半部分での指摘数が多く、後半部分ほど 指摘数が少なくなる。 →理由:先頭から読んで指摘することで、時間切れとなり後 ろ側に未確認領域が存在する。 記述内容に対する指摘が多く、記述がないことに対する 指摘が少ない。 複数のレビューアが同じ指摘が提示される。 →探索領域・観点→指摘の重複

    11 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  12. レビュー観点設定~狙い撃ちレビューのイメージ 12 あらかじめ対象 の内容や構造、 記述レベル等を ざっと把握する レビュー目的や制約条件 に応じて必要な観点を洗 い出し、どのように確認 するかを事前に整理する

    観点をそれぞれ のレビューアに 割当て それぞれのレビューアが 観点に沿って確認 観点A 観点B 観点C レビュー結果を評価し、 目的達成できているか 等をふりかえる(以降 のレビューに繋げる) Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  13. レビュー結果評価[拡張] とふりかえりによるレビュー改 善検討 レビューアプローチの全体像 13 Goal1【レビュー目的】 大きな影響があるリスクを可能な限 り特定 Context レビュー対象

    =要求仕様書 Strategy1 システムリスク Goal11 類似システムの過 去トラから特定 Goal12 システムの特徴 から発生事象 を推論 Strategy2 成果物のリスク Goal22 関係Phase への影響 Goal21 成果物に求めら れることへの合致 度合い Goal13 利用者背景と 利用から発生 事象を推論 Goal23 作成者状況 による欠陥 作り込み (A1)作成 者コンテキスト アプローチ (A2)利害 関係者の関心 事アプローチ (A3)対象成 果物に求められ ることアプローチ (A5)-2プロ ダクトリスクアプ ローチ (A5)-3プロ ダクトリスクアプ ローチ (A5)-1プロダク トリスクアプローチ (A6)利用シナ リオアプローチ (A5) 観点群 (A1) 観点群 (A3) 観点群 (A2) 観点群 (A5) 観点群 (A5・A6) 観点群 レビュー観点導出技法 としての部品化と目的構造 化表記への割り付けによるレ ビュー観点導出 [技法バリエーション充実] レビュー目的を基軸とした 目的構造化表記の採用 [拡張] レビュー観点に基づく レビュー実施 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 評価&ふりかえり レビュー 評価結果 ふりかえり 結果 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved 集合レビュー会 レビュー 結果 集合レビュー会での建設的 議論による結果共有 目的構造と観点導出過 程があるため、結果を ベースにした検討過程 の良し悪し判断が容易 で改善が進みやすい 目的構造と観点導出過程がある ため、その内容確認とノウハウ の蓄積と活用が容易になる
  14. よくあるレビューアプローチ 14 Goal1【レビュー目的】 大きな影響があるリスクを可能な限 り特定 Context レビュー対象 =要求仕様書 Strategy1 システムリスク

    Goal11 類似システムの過 去トラから特定 Goal12 システムの特徴 から発生事象 を推論 Strategy2 成果物のリスク Goal22 関係Phase への影響 Goal21 成果物に求めら れることへの合致 度合い Goal13 利用者背景と 利用から発生 事象を推論 Goal23 作成者状況 による欠陥 作り込み (A1)作成 者コンテキスト アプローチ (A2)利害 関係者の関心 事アプローチ (A3)対象成 果物に求められ ることアプローチ (A5)-2プロ ダクトリスクアプ ローチ (A5)-3プロ ダクトリスクアプ ローチ (A5)-1プロダク トリスクアプローチ (A6)利用シナ リオアプローチ (A5) 観点群 (A1) 観点群 (A3) 観点群 (A2) 観点群 (A5) 観点群 (A5・A6) 観点群 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 実施 レビュー 結果 レビュー 評価&ふりかえり レビュー 評価結果 ふりかえり 結果 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved 集合レビュー会 レビュー 結果 ここをすべてレビューア の頭の中だけで暗黙的に 実施する/あるいは形式 的・固定的なチェックリ スト等で済ませている 結果評価もふりかえりも行わない →レビューはいつも同じやり方に 結果的に レビューの成果が 有識者の参加有無に 頼る状態に
  15. このアプローチの対象領域 15 業務知識による レビューノウハウ 例1:物流系システム 例2:特定のITシステム 業務知識によらない レビューノウハウ レビュー会で指摘を しやすくする場づくり

    例:ファシリテーション レビューで 確実に指摘をする ためのノウハウ レビュー目的構造化~観点導出 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  16. 当アプローチによる典型的な結果 16 2012~2020年に実施した全ワークショップ (11社30チーム)実績から算出 レビュー観点設計による典型的な指摘変化の例 △=アドホックレビュー指摘 •=観点設計レビュー指摘 Copyright © Software

    Quasol@HBA , All Rights Reserved
  17. △改善前(Before) •改善後(After) レビュー 結果 計 検 出 効 果 効果大

    ハード変更必要 計測器故障 5 0 ↓ 40 効果中 沸点記述 整合性 デフォルト エラー後復帰× 3 69 ↓ 18 効果小 誤記 仕向け表記なし ロック押下仕様 長押し仕様 1 9 ↓ 7 計 78→65 指摘件数: △14 → •11 17 効果が獲得できなかった事例 Copyright © Software Quasol@HBA , All Rights Reserved
  18. 観点に基づくレビューワーク 18 Copyright © SQiP Review Study Group , All

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  19. ワークの全体像と今日のワーク 19 サブゴールへのレビュー観点導出手法割り付け レビュー観点導出 レビュー結果サマリ・評価 レビューの背景・目的・対象・制約条件等の共有 ワークスタート レビュー目的達成のためのアプローチ概要設計 レビュー実施 チーム評価結果考察~ふりかえり

    Work1 Work2 Work3 Work4 Work5 Work6 前提条件 共有 15分間 25分間 15分間 20分間 15分間 20分間 2分間 休憩 ★ Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  20. レビュー対象物 • 交通費精算システム要求仕様(案) 20 P1.背景説明 P2.システム概要説明 P3.交通費精算一覧 P4.交通費精算明細 P5.交通費承認一覧 P6.交通費精算書出力

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  21. システム開発フェーズと現在 21 要求定義 方式設計 詳細設計 実装・UT 統合テスト 機能テスト システムテスト 受入テスト

    運用テスト 要求 仕様書案 Review いまココ ↓ Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  22. 今回のレビューの背景、ニーズ、制約事項 対象成果物「〇〇要求仕様書」に対する初めてのレビュー。 対象物の記述構成、記述レベルなどは事前に把握済み。 レビューの準備に使える時間は1時間程度。 「レビュー実施」に使える時間は15分間。 人的リソース、時間が限られているので、当レビューを通じて大きな 影響があるリスクを可能な限り特定したい。 ※「リスク」とは“悪い影響を与える問題となる可能性”を指します。 22 Copyright

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  23. ワーク実践 23 Copyright © SQiP Review Study Group , All

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  24. レビュー目的の洗い出しと分析 •みなさんが普段実施している“個々のレビューの目 的”は何でしょうか?思いつくまま付箋に書いて出し てみましょう。 参考:「目的」は、~のため、狙い、実施結果、終了時の状態を指すなど、 いろいろな見方が可能な言葉です。 24 問題や不備を 除去する よりよい解を

    導く 承認される 状態にする 一度のレビューに複 数の目的が存在し ていませんか? Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  25. レビュー目的の整理と分類→関係性分析 •それぞれの“個々のレビューの目的”の内容を共有 (必要なら補記)しましょう。 •同じ意味を持つものを寄せて括るなど分類してくだ さい。 •それぞれの要素間に関係性がないかを分析し、矢 印で結ぶなど関係性を明らかにしてみましょう。 25 Copyright ©

    SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  26. 結局どのレビュー目的が多い?(投票) •(あらためて)みなさんが実施する“個々のレ ビューの目的”はどれでしょうか? •一人あたり③点・②点・①点を持ち、最も多いもの に③点、次に多いものに②点、その次に多いものに ①点を付与してください。 26 問題や不備を 除去する よりよい解を

    導く 承認される 状態にする ③ ② ① Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  27. ワークのふりかえり 27 学んだこと ワークの感想 いつもの方法と の違い/適用へ のアイデア 持ち帰るもの 今回のワークをふりかえり、結果を共有しましょう! 気づいたこと

    /感じたこと Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  28. Goal1【レビュー目的】 レビュー対象に大きな 影響があるリスクがあ れば可能な限り特定 Context レビュー対象 =要求仕様書 Strategy1 システムリスク を明らかにする

    Goal11 類似システム の過去トラか ら特定 Goal12 システムの特 徴から発生事 象を推論 Strategy2 成果物のリスク を明らかにする Strategy3 ?? Goal22 関係Phase への影響 28 レビュー目的達成のためのアプローチ概要設計 目的(Goal1)→目的達成に必要な事項(Strategy)→必要事項の内訳(subGoal) Goal13 ?? Goal21 成果物に求め られることへ の合致度合い Goal23 ?? 目的 何が揃えば目的が 達成できるのか? 具体的に何が わかればよいのか? Why What How to 20分間 多段階になる 可能性があ るので注意! Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  29. ワークのふりかえり 29 学んだこと ワークの感想 いつもの方法と の違い/適用へ のアイデア 持ち帰るもの 今回のワークをふりかえり、結果を共有しましょう! 気づいたこと

    /感じたこと Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved
  30. 目的~観点構造化は重要だが簡単ではない 構造化・モデル化にはノウハウがある • 観点設定ではトップダウン/ボトムアップの両面アプローチと MECEであることが求められる。 30 必須項目記入 漏れの検出 これが必 要だよね

    要は何の 機能? 入力ミス検出 機能 他のミス検出に は何がある? 入力ミス 検知かな 受付不可文 字の検出 えっと・・ 日付、時間範 囲外の検出 それから・・ 入力ミス検 出機能 必須項目記入 漏れの検出 受付不可文 字の検出 日付、時間範 囲外の検出 Copyright © SQiP Review Study Group , All Rights Reserved 参考:テスト観点に基づくテスト開発方法論VSTePの概要 https://www.slideshare.net/YasuharuNishi/vs-te-p130510
  31. 今日うまくいかなかったり時間がかかったとしても 何度も実践して体得する類のノウハウなので要注意 • 以下の推論はおそらく誤りです。 今日うまくいかなかった→このあともずっとうまくいかない すごく時間がかかった→このあとも同じく時間がかかる • たしかに簡単にできるようになる類のノウハウではありません。 • しかし、実践→失敗→見直しを繰り返すことで体得できます。

    • 体得すると・・・短い時間でずばりと適切な解を出せるようになり ます。 ※このことが経験的にできるようになった方=“有識者” 31 Copyright © Software Quasol@HBA , All Rights Reserved
  32. お疲れさまでした 32 Copyright © Software Quasol@HBA , All Rights Reserved