Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

SaPIDによる業務・事業開発事例(図書館システム)

 SaPIDによる業務・事業開発事例(図書館システム)

2021/12/9・15・21に開催した「現状分析→価値開発→仕様化&テスト設計の展開事例解説(3回シリーズ)」の2回目で解説した資料です。
→To-Beに向けた要求の整理と要件化<SaPID×RDRA>のうちSaPID部分
https://sapidcasestudy.connpass.com/event/229689/

D354c49e7ca0d262a8860a2827e0f659?s=128

kitanosirokuma

December 16, 2021
Tweet

More Decks by kitanosirokuma

Other Decks in Business

Transcript

  1. 現状分析→価値開発→仕様化 &テスト設計の展開事例解説 (3回シリーズ) Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol,

    All Rights Reserved 1 □SaPIDによるTo-be業務・事業開発
  2. 現状分析→価値開発→仕様化&テスト設計の展開事例 当資料のSCOPE • 1回目:12/9(木) 課題の把握とAs-Isの可視化<SaPID×RDRA> https://sapidcasestudy.connpass.com/event/229458/ • 2回目:12/15(水) To-Beに向けた要求の整理と要件化<SaPID×RDRA> https://sapidcasestudy.connpass.com/event/229689/

    • 3回目:12/21(火)<仕様化×テスト設計> 要件から仕様への落とし込みとテスト設計 https://sapidcasestudy.connpass.com/event/229694/ 2 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All Rights Reserved 当資料のSCOPE
  3. SaPIDによるTo-be業務・事業開発 3 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All

    Rights Reserved
  4. 対応方針検討 図書館職員のワークライ フバランス&やりがいの 獲得によるQOLの向上 新システムにより 成し遂げたいこと 利用者・関係者にとって 魅力的な図書館サービス 提供 図書館システム

    の利便性向上 図書館は利用しに くく手間がかかる 職員は最低限の作業をこ なすだけ、市民は古い本 を借りるだけになってい る 職員も大変で、手間や経費ばかりかかるわりに、 古い本を借りるだけの価値しか感じられないた め利用者が減少し、みんながうれしくない施設 <図書館の存在意義は?> 現状の要約 As-is現状要約→Toーbe対応方針検討 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol , All Rights Reserved 4 SaPIDの基本ポリシー 三方よし 地域・関係者がみなうれしい 「学びの拠点」 利用者と公費割当てが減少 図書館職員の給与が安い ワーキングプア状態 →退職者が後を絶たない 今日はどんな楽しいコンテンツがあるのかな?
  5. 図書館運営 (事業) 図書館運営(業務) 新図書館 システム 市役所 ITベンダー 新図書館モデル図(想定) 新書手配・識別 乳幼児

    子育て支援 生涯学習 支援 児童・青年期 教育的支援 Book Start/ 読み聞かせ 読書習慣形成 支援 自分史作成/個人 学習・発信支援 図書/視聴覚情報 貸出・閲覧管理 蔵書管理 地域特色づくり・ 課題解決支援 郷土史調査/ アーカイブ 書籍装丁修復 配架書架整理 各種問合せ対応 定型事務処理 【守りの運営】 企画・提案運営 【攻めの運営】 85%→30% 15%→70% ①事務処理効率化で全運営 工数に占める割合を変える “運営工数は変えずに”提供価値を最大化したい Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All Rights Reserved 5 地域・関係者が みなうれしい 「学びの拠点」 ②価値・魅力度を高める企画・ 提案運営に尽力する
  6. ポイントカードが大 量にあり、貸出・返 却時に会員カードが ない場合がある 別出しの貸出票をなくすと 返却日がわからなくなる 図書館に行かないと借りる 書籍があるのかわからない コロナ禍で利用 者との接触や多

    くの人が触った 図書からの感染 に不安あり 別作業中に貸出・返却対 応が頻繁に発生する マスク・手袋の 付け外し、返却 図書の消毒等対 策が必要 貸出・返却時 に待たされる ことも多い 図書館が遠くて移動が大変 イベント開催時等は 駐車場満車のことも 手間がかかる 利用しにくい 図書館 図書の貸出・返却 は窓口担当者がい ないとできない 定時で終 わらない 退職者増 割当公費 の削減 図書整理、新書購入・登 録・利用者Q&A、event企画 運営等大量のタスクに手間 がかかっている 非正規雇用者 を増やす 図書館職員の 作業負荷大 不安定な 図書館運営 図書館職員= ワーキングプア 図書館の 利用者減少 As-is 業務・事業状況→ITシステムを含めた価値連鎖 職員 コロナ 利用者 摘要 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol , All Rights Reserved 6 図書館 必要最小限の 実務のみ実施 業務価値小 =やりがい・ 給与少 C 問合せ増 古い本や情報を 借りるだけの魅 力がない図書館 B 残業代・交通費な し等経費を切り詰 めざるをえない A 人の入れ替わ りが激しい B 非正規率70%超 話題の書籍や地域情 報拡充に十分なお金 を割当てできない A C 旧来受付方 式:職員がい ないと書籍貸 出・返却手続 き不可能 図書貸出状況 は図書館に来 ないとわから ない 会員登録・ カード発行と 持参が必須 図書情報登 録はすべて 手入力 既存ITシステム の特徴 Before
  7. 既存ITシステム の特徴 定時で終 わらない 退職者増 割当公費 の削減 非正規雇用者 を増やす 図書館職員の

    作業負荷大 不安定な 図書館運営 図書館職員= ワーキングプア 図書館の 利用者減少 To-be 業務・事業の青写真→ITシステムを含めた価値連鎖 職員 コロナ 利用者 摘要 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol , All Rights Reserved 7 図書館 必要最小限の 実務のみ実施 業務価値小 =やりがい・ 給与少 C 古い本や情報を 借りるだけの魅 力がない図書館 B 残業代・交通費な し等経費を切り詰 めざるをえない A 人の入れ替わ りが激しい B 非正規率70%超 話題の書籍や地域情 報拡充に十分なお金 を割当てできない A C 手間がかから ない利用しや すい図書館 図書館利 用者増 公費割当 て増 高価値提供へ の資金割当て 適正な正規 雇用者数 受付が不在でも貸出・返却 できる 会員カード持参なしでも 利用できる どこからでも図書 状況やイベント情 報が確認できる 問合せは最 小限で済む 事務作業工 数低減 退職者減 安定した 図書館運営 かかった経 費はちゃん と支払う 別作業中の貸出・返却 対応がない さまざまなタスクを 効率的に実践 事務処理以外 のタスクも実 施できる 定時退社 業務価値・ やりがい高 憧れの職種 魅力的コンテ ンツによる良 質な体験がで きる図書館 職員が定着 旧来受付方 式:職員がい ないと書籍貸 出・返却手続 き不可能 図書貸出状況 は図書館に来 ないとわから ない 会員登録・ カード発行と 持参が必須 図書情報登 録はすべて 手入力 新図書館 システム 新ITシステム After
  8. 手間がかかる 利用しにくい 図書館 定時で終 わらない 退職者増 割当公費 の削減 非正規雇用者 を増やす

    図書館職員の 作業負荷大 不安定な 図書館運営 図書館職員= ワーキングプア 図書館の 利用者減少 職員 コロナ 利用者 摘要 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol , All Rights Reserved 8 図書館 必要最小限の 実務のみ実施 業務価値小 =やりがい・ 給与少 C 古い本や情報を 借りるだけの魅 力がない図書館 B 残業代・交通費な し等経費を切り詰 めざるをえない A 人の入れ替わ りが激しい B 非正規率70%超 話題の書籍や地域情 報拡充に十分なお金 を割当てできない A C 会員は会員カード でもスマホ登録で も可能に Webで図書館シス テムにアクセスし、 各種図書の貸出状 況、人気ランキン グ参照や予約、書 籍リクエストがで きる セルフレジ方式で 無人でも貸出・返 却可能に 新ITシステム の機能(想定) To-be 業務・事業の青写真→ITシステムを含めた価値連鎖 手間がかから ない利用しや すい図書館 図書館利 用者増 公費割当 て増 高価値提供へ の資金割当て 適正な正規 雇用者数 受付が不在でも貸出・返却 できる 会員カード持参なしでも 利用できる どこからでも図書 状況やイベント情 報が確認できる 問合せは最 小限で済む 事務作業工 数低減 退職者減 安定した 図書館運営 かかった経 費はちゃん と支払う 別作業中の貸出・返却 対応がない さまざまなタスクを 効率的に実践 事務処理以外 のタスクも実 施できる 定時退社 業務価値・ やりがい高 憧れの職種 魅力的コンテ ンツによる良 質な体験がで きる図書館 職員が定着 OPTION 館内にAI学習機能 付きQ&A機能搭載 After システムによる蔵 書管理支援
  9. 外部関係組織との連携による 提供価値最大化と経費圧縮(想定) 9 乳幼児 子育て支援 生涯学習 支援 児童・青年期 教育的支援 Book

    Start/ 読み聞かせ 読書習慣形成 支援 自分史作成/個人 学習・発信支援 図書/視聴覚情報 貸出・閲覧管理 蔵書管理 地域特色づくり・ 課題解決支援 郷土史調査/ アーカイブ 書籍装丁修復 配架書架整理 新書手配・識別 各種問合せ対応 市立小・中・高校 図書館 中古本販売チェーン 市保健センター 市図書館分室 市営郷土資料館 歴史研究関連大学 市役所生涯学習部門 □新書の一部を新古本で代替する(経費圧縮) □市民持ち込み図書の重複分を中古本として引取依頼 (リターンを運営資金に充てる) □分室や企業図書管理運営の一部を代行する (運営代行) □学校図書運営の一部を引き取る(運営代行) □Book Start運営を引き取る(運営代行) □運営の一部を引き取る(運営代行) 施策と効果(想定) 図書館サービスメニュー 外部関係組織 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All Rights Reserved □市民の図書持ち込みを積極受入 企業(大量図書所有)
  10. 図書館運営 (事業) 図書館運営 (業務) 新図書館 システム 市役所 ITベンダー 新図書館モデル図(想定) 乳幼児

    子育て支援 生涯学習 支援 児童・青年期 教育的支援 Book Start/ 読み聞かせ 読書習慣形成 支援 自分史作成/個人 学習・発信支援 図書/視聴覚情報 貸出・閲覧管理 蔵書管理 地域特色づくり・ 課題解決支援 郷土史調査/ アーカイブ 書籍装丁修復 配架書架整理 新書手配・識別 各種問合せ対応 市立小・中・高校 図書館 中古本販売チェーン 市保健センター 市図書館分室 市営郷土資料館 歴史研究関連大学 市役所生涯学習部門 定型事務処理 【守りの運営】 企画・提案運営 【攻めの運営】 魅力ある情報や体験が次々に発信される楽しい図書館 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All Rights Reserved 地域・関係者が みなうれしい 「学びの拠点」
  11. システム導入による効果獲得シナリオ 新図書館 システム 導入 これまでの 事務処理を 省力化 価値・魅力度 を高める企 画・提案運営

    を充実させる 提供価値 最大化 外部組織の同 様な事務処理 の代行を行う 公費 割当増 職員の 給与増 職員のやり がい獲得 工数 機能 職員の QOL向上 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All Rights Reserved “運営工数は変えずに”提供価値を最大化→関係者みな幸せ 図書館の 評価向上
  12. 12 利用状況網羅性 リスク回避性 満足性 有効性 (タスク)効率性 課題解決・目標達成 少ない手間・資源・お金 コスパ良 ニーズ満足

    リスク回避・緩和 状況網羅 図書館 システム 実利用 •家族で生活・夫婦・独身・独り身 •年齢層:10歳未満10代20代30代40代50代60代70代80代90代100代 •所持するデバイス:ガラケー/スマホ(iOS/Android)/所有していない •使用ブラウザー:IE, Chrome, Safari, Firefox, Opera, Microsoft Edge等 •自宅からの移動手段:自家用車, バス, 電車, 自転車, 連絡バス, 徒歩等 個人情報流出・借りたい書籍がない 等利用による実害を回避する 利用して用途を果たす 手数・費用が少ない・ 期待通り手続きできる これいいね! To-be 図書館利用時のクオリティ~リスク回避 Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All Rights Reserved
  13. 13 To-be 図書館運営リスク分析(思わぬ落とし穴は?) リスク 構成要素 疎外事象 発生要因 健康への 悪影響 ・不快な体験や健康

    被害 ・手続きが大変 ・寒い、暑い、乾燥 した、多湿の館内 ・図書の汚破損 ・喫煙者、感染者等の利用 ・手間のかかる使い勝手の 悪いシステム ・過剰な冷暖房/冷暖房設 備の不備 経済的損 失 ・個人情報流出 ・手続き時間が長い ・待ち時間が多い ・図書の汚破損 ・見知らぬ連絡や書 簡 ・セキュリティ対策不備 ・運営体制不備/手間のか かる使い勝手の悪いシステ ム ・利用者の不注意 環境への 悪影響 - - 目的達成 疎外 ・借りたい図書がな い/見つからない ・借りた図書が読め ない ・調べたいことがわ からない ・図書の汚破損、盗難 ・図書占有・返却遅延 ・配架ミス・館内利用者に よる返却間違い等 ・職員多忙/専門職員がい ない ・図書購入の遅滞 使用性が悪い システム 図書購入 遅滞 職員多忙 館内利用者返 却間違い 配架ミス 図書占有/ 返却遅延 図書の 汚破損 図書盗難 専門職員 がいない 運営体制 不備 利用者の 不注意 喫煙者・感 染者の利用 過剰な 冷暖房や冷暖房 設備の不備 健康被害 セキュリティ 対策不備 個人情報 流出 借りたい 図書がない 見つからない 待ち時間 が多い 手続き時 間が長い 寒い/暑い/ 不適切な湿 度の館内 手続き手数 が多い 借りた図書 が読めない 質問や調べたい ことへの答えが わからない レスポンス が悪い 見知らぬ 連絡や書簡 書架整理 不足 システム 関連要因 負の体験 摘要 図書館要因 参考:図書館におけるリスクマネージメンントガイドブック -トラブルや災害に備えて https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/houkoku /1294193.htm 操作が わから ない Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol, All Rights Reserved
  14. 現状分析→価値開発→仕様化 &テスト設計の展開事例解説 (3回シリーズ) Copyright © Kenji Adachi / Software Quasol,

    All Rights Reserved 14 □SaPIDによるTo-be業務・事業開発 END