Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
第57回FM関西
Search
Kumiko Kuwata
December 01, 2018
Programming
1
270
第57回FM関西
FileMakerでのCSV出力について色々やってみた事
Kumiko Kuwata
December 01, 2018
Tweet
Share
More Decks by Kumiko Kuwata
See All by Kumiko Kuwata
FM-Tokyo-20210417
kmco9356
0
130
FMkansai2018.pdf
kmco9356
0
320
Other Decks in Programming
See All in Programming
Rails Frontend Evolution: It Was a Setup All Along
skryukov
0
280
TypeScriptでDXを上げろ! Hono編
yusukebe
3
770
ソフトウェア品質を数字で捉える技術。事業成長を支えるシステム品質の マネジメント
takuya542
2
15k
Azure AI Foundryではじめてのマルチエージェントワークフロー
seosoft
0
200
なぜ「共通化」を考え、失敗を繰り返すのか
rinchoku
1
680
たった 1 枚の PHP ファイルで実装する MCP サーバ / MCP Server with Vanilla PHP
okashoi
1
300
チームで開発し事業を加速するための"良い"設計の考え方 @ サポーターズCoLab 2025-07-08
agatan
1
470
Startups on Rails in Past, Present and Future–Irina Nazarova, RailsConf 2025
irinanazarova
0
250
ふつうの技術スタックでアート作品を作ってみる
akira888
1
1.3k
リバースエンジニアリング新時代へ! GhidraとClaude DesktopをMCPで繋ぐ/findy202507
tkmru
3
970
20250708_JAWS_opscdk
takuyay0ne
2
130
AIともっと楽するE2Eテスト
myohei
8
3k
Featured
See All Featured
A Tale of Four Properties
chriscoyier
160
23k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.5k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
70
11k
Practical Orchestrator
shlominoach
189
11k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
667
120k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
750
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
26k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
47
9.6k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
3.9k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
25
1.7k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
138
34k
Transcript
CSV 出力の小話 CSV 出力の小話 2018.12.01 FMKANSAI 2018.12.01 FMKANSAI ZOOTIE KUWATA
ZOOTIE KUWATA
CSV 出力する場面がとにかく多いんです・・・ CSV 出力する場面がとにかく多いんです・・・ 1 行目のヘッダは好きな文字列入れて出したい 改行コードはCRLF にして出したい(LF はイヤ) ダブルクォーテーションつけたり消したり
不要な¶ は消したい
とにかく好きなよう とにかく好きなよう にエクスポートした にエクスポートした いんじゃい! いんじゃい!
CSV 出力の歴史 CSV 出力の歴史 ヘッダ用のレコード作成して1 番上にくるようソ ートして出力 フィールド名をヘッダの名称に合わせてmer 形式 で出力
ヘッダ行をXML ファイル化して出力 ヘッダ行とボディ部をまるごとグローバルフィ ールドに全部ぶち込んで出力しFM の外でコネコ ネ変換
ちょっと懐かし話 ちょっと懐かし話 変数名を計算式で指定できる関数 変数名を計算式で指定できる関数 2016 年、 2 年前の 12 月
FM 関西にて 2016 年、 2 年前の 12 月 FM 関西にて 竹内さんの発表で知りました 竹内さんの発表で知りました
来てみてよかった 来てみてよかった FM 関西! FM 関西! (やっててよかった公文式の感じで) (やっててよかった公文式の感じで)
関数で CSV 出力 関数で CSV 出力 ヘッダ行を変数で設定 CSV 出力するフィールドのリストを変数で設定 (レイアウトから取得)
フィールド内容をGetField で取得 変数名は 名 の形式で変数を定義 (SetVariable 関数) 変数をカンマでつないで1 行完成、次の行を¶ で 繋いでLoop ヘッダ行と内容をまとめてグローバルにセット してエクスポート
None
でも結局 FM の外でコネコネしてる でも結局 FM の外でコネコネしてる 主に、改行コードの変換のためだけに・・・ 主に、改行コードの変換のためだけに・・・ なんだかなぁ~ なんだかなぁ~
関数 (V16 から ) 関数 (V16 から ) 1 バージョン前の話ですが・・・
1 バージョン前の話ですが・・・ どうせなら DRY に どうせなら DRY に CSV エクスポート処理作りたい CSV エクスポート処理作りたい \誰かー!/ \誰かー!/
\こんなんありますけど~/ \こんなんありますけど~/ 「 CUSTOM FORMAT EXPORT 」 「 CUSTOM FORMAT
EXPORT 」 ジェネコム様のサンプル集を参考に ジェネコム様のサンプル集を参考に https://github.com/Genecom/FileMakerSampleSolution
DRY な CSV 出力 DRY な CSV 出力 ヘッダ行を変数で任意に指定 or
フィールドコメ ントの値を取得 出力するフィールド名リストから、レコード内 容を取得するための計算式を作成 レコード毎にEvaluate して、CSV データの内容を 変数にセット グローバルオブジェクトフィールドに格納 TextEncode してエクスポート
DRY を目指すほど、スクリプト引数が増えてきちゃ DRY を目指すほど、スクリプト引数が増えてきちゃ って大変なことになってきた って大変なことになってきた
スクリプト引数で KEY 渡しとオプション引数 スクリプト引数で KEY 渡しとオプション引数 詳しくは以下で・・・ 詳しくは以下で・・・ ◎◎ ▲▲
◎◎ ▲▲ ◎◎ ▲▲ ◎◎ ▲▲ こんな感じでスクリプト引数を渡して こんな感じでスクリプト引数を渡して 受け側で変数に分解してく 受け側で変数に分解してく https://qiita.com/manabuuuuun/items/21f9382386b8f95
まとめ まとめ 他ファイルに展開が簡単に(カスタム関数、ス クリプトのコピー、グローバルフィールドの定 義) 好きなヘッダ行を作れる、出力項目の順番変 更、入れ替えもラク スクリプト引数の渡し方も分かりやすく(副産 物) とはいえ、件数多いときは標準のんで(臨機応
変に)