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Amazon Q Developer for GitHubとAmplify Hosting で...

Amazon Q Developer for GitHubとAmplify Hosting でサクッとデジタル名刺を作ってみた

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たけのこ

June 18, 2025
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  1. Amazon Q Developer for GitHub と AWS Amplify Hosting で

    サクッとデジタル名刺を作ってみた 2025/06/18(水) 第3回 AWS初心者LT会in札幌 宮崎 健太
  2. 話すこと/ 話さないこと 話すこと 話さないこと Amazon Q Developer for GitHubの概要 AWS

    Amplify Hostingの概要 デジタル名刺を作った流れと所感 ⾼度なAWS設定やインフラ構成 ⽣成AIの理論や技術的仕組み デジタル名刺の仕組みや詳細
  3. アジェンダ 1. デジタル名刺とは 2. Amazon Q Developer for GitHub と

    Amplify Hosting 3. デジタル名刺を作ってみた 4. 所感
  4. Amazon Q とは Amazon Q Amazon Q Developer Amazon Q

    Business AWS サービスに組み込まれたAmazon Q Amazon QuickSight Amazon Connect AWS Supply Chain AWSが提供する⽣成AIのアシスタント 生成AIによるコードの変換 生成AIによるコードのレビュー 生成AIによるコーディングの支援 AIエージェントによる包括的な支援 製品開発でも安心な専用の認証・認可 生成AIに社内ナレッジを活用可能 すぐに生成AIを使えるWebUIを利用可能
  5. 利用できる環境 Amazon Q Developer とは AWSが提供する開発者向けの⽣成AIのアシスタント Amazon Q Developer for

    GitHub GitHubからAmazon Q Developerの機能が利用できる Amazon Q Developer CLI コマンドラインからAmazon Q Developerの機能が利用できる Amazon Q Developer IDE VSCodeなどIDEからAmazon Q Developerの機能が利用できる ※上記以外にもTeamsやSlackと連携してAmazon Q Developerを使えるようです 利用できる機能 (IDEから使える機能を抜粋) AWSサービス マネージドコンソールやAmazon QuickSightからAmazon Q Developerの機能が利用できる チャット チャット形式でAIエージェントが利用できる (ChatGPTとかClaudeとかのチャットのイメージ) ドキュメント⽣成 ⽣成AIがコードを読んでドキュメントを⽣成してくれる コードレビュー ⽣成AIがコードを読んでセキュリティ観点でレビューをしてくれる ユニットテスト⽣成 ⽣成AIがコードを読んでユニットテストを⽣成してくれる
  6. Amazon Q Developer for GitHub とは GitHub Issue の作成 タスクや機能の要件を記述

    Amazon Q Developer が実装からPR 要件を理解し、コードを⽣成・PRまで実行 Amazon Q Developer がコードレビュー セキュリティ観点から自己レビュー&修正まで可能 Amazon Q DeveloperをGitHubから利用できる機能 できること Issueからコード実装 Issueの内容からコードを実装してプルリクエストまで行ってくれる プルリクエストから自動コードレビュー プルリクエストのコードを自動でレビューしてくれる プルリクエストへのコメントからコード修正 Amazon Q Developerが書いたコードに指摘すると修正してく れる 2025/6/18(水)時点でプレビュー機能です!! 開発の流れ
  7. AWS Amplify Hosting とは AWS Cloud 簡単にGitHubと連携して自動デプロイができる! 特定のブランチにプッシュされると自動でデプロイが実行が可能 簡単にS3 +

    CloudFrontでホスティングできる! AWSサービスの細かな設定を意識せず簡単にホスティングが可能 簡単にGUI上からWebアプリをデプロイできる! マネージドコンソール上からポチポチするだけで即デプロイが可能 簡単にWAFによるセキュリティ対策ができる! 最近、統合されたWAFによってセキュアなアプリが構築可能 AWS Amplifyがコードをいい感じにデプロイ・ホスティングしてくれる機能 イメージ図 GitHub S3 CloudFront WAF Amplify React User できること
  8. 開発の流れ 要件定義 担当 自分 設計 担当 ⽣成AI (GitHub Copilot Amazon

    QDeveloper) 開発 担当 ⽣成AI (Amazon Q Developer) 動作確認 担当 自分 デプロイ 担当 AmplifyHosting ※GitHubとAmazon Qを連携させる設定が必要です
  9. 開発の流れ 要件定義 担当 自分 設計 担当 ⽣成AI (GitHub Copilot Amazon

    QDeveloper) 開発 担当 ⽣成AI (Amazon Q Developer) 動作確認 担当 自分 デプロイ 担当 ※GitHubとAmazon Qを連携させる設定が必要です AmplifyHosting
  10. 要件定義 マークダウンに作りたいアプリの要件を書く! # 機能要件 - Webページでプロフィールを閲覧できること - プロフィールから下記を閲覧できること - アイコン画像

    - ユーザー名 - 簡単な自己紹介文 - 各ユーザページへのリンク - X (ソーシャルメディア) - Qiita# 非機能要件 - スマホ、PCで閲覧できること (レスポンシブ対応されていること) - Webページは、ReactとTypeScriptを使用して、実現すること - Webページは、AWS Amplify Hostingでホスティングすること
  11. 開発の流れ 要件定義 担当 自分 設計 担当 ⽣成AI (GitHub Copilot Amazon

    QDeveloper) 開発 担当 ⽣成AI (Amazon Q Developer) 動作確認 担当 自分 デプロイ 担当 Amplify Hosting ※GitHubとAmazon Qを連携させる設定が必要です
  12. 設計 GitHub Copilot + GitHub MCP :要件定義から設計のIssueを作成! 「要件.md」を元に、デジタル名刺用の自己紹介ページの設計のIssueを1つ作成してください。 また作成するIssueは下記のルールに従うようにしてください。 -

    設計書はmdファイルとして、designフォルダに格納します。 - 出来るだけ詳細に設計するようにしてください。 - Issueは1000文字以内で作成してください。 - 文字数が限られているので、絵文字などは不要です。 - プルリクエストのターゲットは、devにしてください。 - Issueには必ず以下のラベルを指定してください - Amazon Q development agent ※ GitHub MCPは、AIエージェントがGitHubを操作するための拡張機能のようなものです
  13. 設計 Amazon Q Developer for GitHub:Issueから設計書を⽣成 & プルリク Amazon Q

    Developer君の作業が終わるまで待ちます… プルリクエストが⽣成されます 10分後
  14. 開発の流れ 要件定義 担当 自分 設計 担当 ⽣成AI (GitHub Copilot Amazon

    QDeveloper) 開発 担当 ⽣成AI (Amazon Q Developer) 動作確認 担当 自分 デプロイ 担当 ※GitHubとAmazon Qを連携させる設定が必要です AmplifyHosting
  15. 開発 GitHub Copilot + GitHub MCP :開発用のIssueを⽣成する デジタル名刺用の自己紹介ページの下記の実装のIssueを1つ作成してください。 - designフォルダの設計を元に実装します。

    - Amplify Hosting周りなどデプロイ周りは不要です。 また作成するIssueは下記のルールに従うようにしてください。 - Issueは1000文字以内で作成してください。 - 文字数が限られているので、絵文字などは不要です。 - プルリクエストのターゲットは、devにしてください。 - Issueには必ず以下のラベルを指定してください - Amazon Q development agent Point ① Issueのラベルに「Amazon Q development agent」を指定する必要がある ② Issueの文字数は最大1,000文字以内である必要がある
  16. 開発 Amazon Q Developer for GitHub:Issueからコードを⽣成 & プルリク Amazon Q

    Developer君の作業が終わるまで待ちます… プルリクエストが⽣成されます 10分後
  17. 開発 Amazon Q Developer for GitHub:自動的にコードレビュー 潜在的なクロスサイトスクリプティング(XSS)の 脆弱性が検出されました。 ユーザーが制御するデータが適切なサニタイ ズ処理なしに出力されているため、攻撃者が

    悪意のあるスクリプトを挿入できる可能性があ ります。 これは、セッションハイジャック、マルウェアの インストール、フィッシング攻撃につながる可能 性があります。ユーザー入力は、出力に含める 前に必ずサニタイズ処理を行い、コンテキスト に適したエンコード方式でエンコードしてくださ い。 詳細はこちら - https://cwe.mitre.org/data/definitions/79.html 初めから実装 すればいいじゃん…
  18. 開発の流れ 要件定義 担当 自分 設計 担当 ⽣成AI (GitHub Copilot Amazon

    QDeveloper) 開発 担当 ⽣成AI (Amazon Q Developer) 動作確認 担当 自分 デプロイ 担当 ※GitHubとAmazon Qを連携させる設定が必要です AmplifyHosting
  19. 開発の流れ 要件定義 担当 自分 設計 担当 ⽣成AI (GitHub Copilot Amazon

    QDeveloper) 開発 担当 ⽣成AI (Amazon Q Developer) 動作確認 担当 自分 デプロイ 担当 ※GitHubとAmazon Qを連携させる設定が必要です AmplifyHosting
  20. 所感 良かった点 GitHubにIssueとして履歴が残る ⽣成AIにコード書いてもらっていると、履歴から辿れなくなるので助かる! 場所を選ばず開発できる GitHub上で⽣成AIを呼んでくれるので、スマホからIssue作れば開発可能! 今後の展望 競合サービスのと比較をしたい Claude Code

    Actionで同じようにGitHubから開発可能!どっちがええんや… もう少し規模が大きいアプリも実装してみたい バックエンドも含め、どこまで⽣成AIやAmplifyだけで開発できるか試したい…. AmazonQDeveloperのベストなユースケースを探りたい AmazonQDeveloperはどの開発フェーズに向いてるのだろうか… 誰でも簡単CICDパイプライン構築 画面からポチポチするだけでCICDパイプラインが構築できちゃう! 総括 AmazonQDeveloper for GitHubのメリットは、どこでもIssueさえ作れば開発できるところでしょうか。 Amplify Hostingも画面操作だけでいい感じにデプロイしてくれるので大変助かりました! 特にAmazonQDeveloperは時代の流れを感じます… 進化も早いのでキャッチアップを進めたいと思います!
  21. 話は変わって Amazon Q Developer CLI でゲームを作って応募するとTシャツもらえる!! Amazon Q Developerが気になる方は触ってみよう! https://community.aws/content/2xIoduO0xhkhUApQpVUIqBFGmAc/build-games-

    with-amazon-q-cli-and-score-a-t-shirt 本当はTシャツ着てLTしたかったのですが、 到着が明日で間に合わず… 期限が6/30まで伸びました! まだチャンスがある!!